鎌ケ谷市社会福祉協議会では中学校の制服を回収し、必要な人に無償で提供する制服リユース(再利用)事業を2016年に開始しました。
公開 2022/12/23(最終更新 2022/12/22)
ハマミエ
鎌ケ谷出身&在住のフリーライター。趣味はドライブと食べ歩き。温泉とコーヒーとウクレレが好き。生まれ育った鎌ケ谷の知られざる(?)魅力を発信して地元を元気にしていきたいと思っています。https://lit.link/hamaemi
記事一覧へメッセージカードでつなぐ感謝の心
鎌ケ谷市内の中学校の制服は約3万5千円、体操服や通学かばんなども含めると総額8万円近くかかります。
入学時の保護者の負担軽減とともに、物を大切にする気持ちを育みたいと同事業はスタートしました。
「制服という物のやり取りだけではなく、譲った人・譲られた人双方の気持ちがつながるようにメッセージカードを書いてもらっています」と話すのは同会スタッフの佐々木真理さん。
制服を譲った人からは、「たくさん思い出を作ってください」「楽しい中学校生活を」などの応援メッセージがあり、受け取った人からは「大事に使います」「制服ありがとうございます」などの感謝の言葉の数々。
社会福祉協議会の掲示板で、利用者同士の心の交流が生まれていました。
あなたの制服が誰かの思い出に
当事業の対象は鎌ケ谷市内の中学校の男女の制服のみです。
寄付する制服は、上下いずれか片方でも可。
ボタンやスカーフなどの付属品はなくてもOK。
クリーニングまたは洗濯して、同会に持参します(傷みが激しい物は預かれません)。
譲り受けたい人は、事前に電話で問い合わせの上、同会で受け取ります(1回に1人1セットまでが上限)。
利用者数は年々増加し、昨年は約200世帯に制服が譲られました。
現在は、学ランの在庫が品薄といいます。
家に制服が眠っている人は、次の世代にバトンタッチしませんか?
問い合わせ
鎌ケ谷市社会福祉協議会(8:30~17:00)
電話/047-444-2231
住所/千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-6-1総合福祉保健センター5階
ホームページ/https://www.kamagayashakyo.com/service/reuse