印西市を知らない人にも分かりやすいよう「外からの視点」として宇宙人が登場。

奇想天外なキャラクターを通して、何でも受け入れるおおらかな市民性を表現しています。

アニメ「印西あるある物語」
主人公の西住印(右)とアルアル星人

公開 2022/03/21(最終更新 2022/03/18)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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印西市の魅力とは

2018年に制作したPR動画「印度じゃないよ、印西市」をはじめ、19年「印西バランス」、21年「印西妄想落語」とユニークでインパクトある作品で市の魅力を発信し続けてきた印西市が、このたび「印西『あるある』4コマ漫画」を原作とした本格派アニメ作品を公開しました。

アニメ「印西あるある物語」
印西市のプロモーション特設サイトの中で好評だった「印西『あ るある』4コマ漫画」(全11話)の一コマ

19年より始まった同市のプロジェクト「MAKE INZAI ORIGINAL」は、「『印西らしさ』とはなんだろう?」を考えるプロジェクトで、市民と共に「印西らしい」モノ・コトを作り、新たな魅力として発信することで、本市への移住・定住・交流の促進を目的としています。

プロジェクトの一環として、これまでに制作してきたPR動画は、どれもユーチューブで9万回を超える再生回数を打ち出してきました。

今回のアニメは、3年間のプロジェクトの集大成として作られました。

「クスッ」と笑える自虐ネタ

アニメの原作となった4コマ漫画は、市民から寄せられた「印西あるある」を基に、同市出身の漫画家中村ゆうひ氏が作画。

主人公の印西市在住10歳の女の子「西住印」が、不時着した宇宙人「アルアル星人」と一緒に、印西の「あるある」を探しにさまざまな人やスポットを訪ねる物語です。

本アニメでは、4コマ漫画をそのままアニメ化するのではなく、個性派俳優としても活躍する池田テツヒロ氏の脚本で新たなストーリーが展開されています。

印西市民にはおなじみの景色が、アニメとなって随所に登場。

アニメ「印西あるある物語」
牧の原公園もアニメとなって登場。作品の中で、印西市の街並みが細かく描かれている。

印西弁も見どころの一つです。

印西市の魅力を学べるだけでなく、一つのアニメとしても成立しているので、子どもも大人も一緒に見て楽しめる作品となっています。

本市の特設サイト「メイクインザイオリジナル」では、制作過程を追った企画として関係者の連続インタビュー「メイキング・オブ・印西あるある物語」も掲載。

こんなにも市の魅力を楽しく面白く発信し続ける印西市は、今後も楽しい未来があるに違いありません。

アニメに登場する場所を訪れて、新たな印西市の魅力を発見してみてはいかがでしょう。(取材・執筆/KIKO)

※問い合わせ
電話/ 0476-33-4426
印西市企画財政部シティプロモーション課
HP/https://makeinzaioriginal.com/