設備が充実したグランピング施設なら初心者や幼児連れでも安心。
千葉、埼玉、茨城のおすすめ施設を紹介します。
目次
都市型グランピング
small planet CAMP & GRILL(千葉県千葉市美浜区)
千葉市美浜区の稲毛海浜公園内に位置し、JR稲毛海岸駅からバスで10分ほどと好立地でありながら、海や森を身近に非日常が味わえると人気の「small planet CAMP & GRILL」。
同施設は、稲毛海浜公園のリニューアルプロジェクト「SUNSET BEACH PARK INAGE」の一環として2021年に誕生。地元の人たちに愛される公園の景観を残しつつ新たな魅力を発信し、県外からも多くの人が訪れるスポットとなっています。
場内はフロントを兼ねたカフェ、テントサイト、フォレストエリアに大きく分かれています。このうちカフェとフォレストエリアは宿泊者以外も立ち寄りOK。
(カフェ:平日11:00~16:00、土日祝11:00~17:00/フォレストエリア:11:00~15:00)
カフェでは、ドリンク類や軽食、カレーなどを提供しているので、公園の散策途中でランチやお茶を楽しむことも可能です。
公開 2023/04/26(最終更新 2023/12/25)
編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へ「小さな星」をイメージしたテントサイト
テントサイトには全16のテントを設置。ミディアムとラージの2サイズがありますがファミリーで利用するならセミダブルのベッドが2台置かれたラージがおすすめ。
白と木目で統一されたテント内は清潔感があり、アウトドアに不慣れな人でも快適に過ごせます。
また、テントサイト内では夜間は焚き火も楽しめます。ひとつの火を囲むことで、自然と宿泊客同士の交流も生まれることも。火のぬくもりを感じながら味わう温かいコーヒーや焼きリンゴは格別です。
また、テントサイトから離れてフォレストエリアに1棟だけ設置された「アース」は、プライベート感抜群!
森に囲まれた静かな時間を家族と過ごせると人気のテントです。
テントと食事スペースが一体となっており、囲いもあるのでペットやお子さま連れでも安心。
専属シェフが手掛けるBBQ
宿泊プランは朝食と夕食の2食付き。夕食では専属のシェフが手掛けるこだわりのプレミアムBBQメニューが楽しめます。
「千産千消」をテーマに、県内の提携農家から仕入れた食材をふんだんに使用。季節によって内容が変わるので、その時期の旬の味わえるのもポイントです。
食事はフォレストエリアで。
アメリカウェーバー社のバーナーは機能性だけでなく見た目もおしゃれでテンションも上がります。
また、同施設は「サステナブルな体験」がコンセプト。
食べ残した食材などの生ごみを肥料へと再生するコンポストも設置されています。
シャワーや屋外サウナも完備
シャワーはカフェに併設されている他、テントサイト内にもあり。予約制などではなく、空き状況を確認して利用するスタイルです。
また、森の中にたたずむテント式の屋外サウナも好評。
シャワーと水風呂も併設。海を眺めながらの外気浴は心も体もリフレッシュできます。
お得な「デイユースプラン」も登場
千葉市の都市部にありながら、自然をたっぷり満喫できる「small planet CAMP & GRILL」。2023年3月からは期間限定で日帰りの「デイユースプラン」も登場し、より気軽に体験できるようになりました。
【デイユースプラン】
利用時間 13~20時までの7時間
料金 8,800円(税込)/ 人
・広々ラージテント(セミダブルベッド2台)
・大人気のテントサウナ(1h)
・フォレストエリアでのBBQセット(グリル、炭)
*BBQは機材のみの提供。食材は自身で持ち込み
ドリンク、軽食は「small planet Cafe」にて購入可能
稲毛海浜公園内は、オーストラリアから白砂を輸入した全長1㎞の「ホワイトビーチ」や海に伸びる白いデッキ、2022年にリニューアルオープンした「いなプー(稲毛海浜公園プール)」など見どころも満載です。
small planet CAMP & GRILL
住所 千葉県千葉市美浜区高浜7-2-1 稲毛海浜公園内
料金 1室大人1人21,000円~
アクセス JR稲毛海岸駅からバスで約10分
ホームページ https://sunsetbeachpark.jp/
宿泊タイプのバリエーション豊富
フォレストサンズ長瀞(埼玉県秩父郡)
「フォレストサンズ長瀞」は、自然豊かな埼玉県・長瀞エリアに位置する全天候型のキャンプ施設。
約6500㎡の敷地に、トラベルトレーラーやコテージ、テントサイト、直火可能なソロテント専用サイト「ブッシュクラフト」、1~2人用のプライベート空間「カームベアールーム」など、さまざまな宿泊施設を用意。利用する人の好みやスタイル、人数や目的に応じて選べる楽しさがあります。
トレーラーハウスやコテージなど初心者向けの宿泊施設も
中でも特徴的なのは、25台と県下最大級の台数を誇るトラベルトレーラー。トラベルトレーラーとはキッチンやトイレ、ダイニングテーブルなどが備わったトレーラーのこと。キャンピングトレーラーとも呼ばれ、自走ではなく他の車両にけん引されて移動する乗り物で欧米ではポピュラーな旅行のスタイルです。
採用した理由は、オーナーがトラベルトレーラーの輸入に詳しく、一般的な宿泊施設よりも「アクティブ感がある」と考えたため。
見た目のかっこよさ&おしゃれさはもちろん、室内はゆったり、ルーフバルコニーも付いているのでお天気も気にせずのんびり過ごすことができるなど、魅力いっぱい。施設内でも人気の宿泊タイプとなっています。
宿泊料金には、炭火BBQ(コンロ1基)、焼き網(1枚)、トング・火ばさみ(1セット)、火消しバケツ・スコップが含まれます。
その他、食材やレンタル機材もあるので手ぶらで気軽に訪れてOK!
また、キャンプ初心者にはコテージもおすすめ。原生林の中にたたずみ、自然豊かなロケーションながらもシャワーやトイレが室内にあり、エアコンも完備されているので、小さい子ども連れでも安心です。
コテージに宿泊する場合は、徒歩3分程度の場所にある屋根付きの「BBQGARDEN」の利用ができます。こちらはガス式なので炭を使って火起こしする必要もナシ!
ガスコンロ、鉄板、テーブル、椅子は利用料金に含まれ、それ以外はレンタルもしくは持ち込みとなります。
食事は定番のBBQの他、手軽なお弁当もオーダー可能
食材の持ち込みは可能ですが、予約時もしくは利用日の4日前17時までに注文すれば、施設側での用意も可能。
バーベキューメニューは、Aコース(1人分2000円)と写真のBコース(1人分2200円)の2種類。
肉や野菜の盛り合わせ、「秩父しいたけ」など。このほか、お箸や紙皿、たれや油、調理用の菜箸とトング、調味料が付きます。
冬季(10月1日~3月末)限定の「お鍋セット」(1人分2000円)や、お弁当(秩父わらじかつ弁当1100円など。2人前から注文可)、モーニングセット(1人分1100円、2人前から注文可)の用意もあります。
気になるお風呂事情は…
トラベルトレーラーとコテージ宿泊の人には、車で15分ほどの距離にある「秩父温泉 満願の湯」の入浴券が付きます。
トラベルトレーラーとコテージにはシャワー設備がありますが、「露天風呂も楽しみたい」という人はぜひ足を延ばしてはいかがでしょうか。
アクティブに楽しみたい人におすすめのオプション
子どもから大人まで楽しめるボルダリング(大人700円、5歳以上400円、4歳以下200円、クライミングウォールレンタル300円)施設も併設されています。
また、レンタサイクル(2時間大人900円、子ども600円~)もあるので、マウンテンバイクにまたがって長瀞観光に出掛けるのも楽しい!
ビギナーにも優しいサービスが満点の「フォレストサンズ長瀞」では、知識豊富で親切なスタッフも常駐しているので、分からないこと・困ったことがあれば気軽に相談を。
まずはBBQから挑戦して、自然の中で過ごす楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?
フォレストサンズ長瀞
住所 埼玉県秩父郡長瀞町大字本野上363
料金 トラベルトレーラー1室2人利用14,800円~
アクセス 秩父鉄道野上駅から徒歩15分
ホームページ http://forestsons.jp/
1日1組限定のグランピングハウス
古民家グランピングKIKI(茨城県つくば市)
都心からのアクセスも良好なつくばエリア。そんな筑波地方の歴史や農村の原風景を今に伝える施設「つくば文化郷」にある「古民家グランピングKIKI」は、絵本に出てきそうなとんがり屋根のかわいい外観が特徴です。
この建物は「インスタントハウス」という新しい技術を取り入れた建物で、短時間で施工が完了するうえ、断熱性が高く夏でも冬でも快適に過ごせる優れもの。
「つくば文化郷」は、2021年8月にゲストハウス「Living Anywhere Commons」がオープンしましたが、その個室タイプの部屋を増設することになりその際にこの「インスタントハウス」を導入したそうです。
好評だったため、2022年春から「古民家グランピングKIKI」として一般公開されました!
過ごし方いろいろな個性派グランピングハウス
1日1組限定(定員大人2人、10歳以下の子ども同伴可)なので、プライベートな空間でのんびりと過ごせます。
プロジェクターをレンタルして、真っ白な壁や天井に投影して映画上映会を楽しむのもいいですね。
ハウス前の占有テラスにはソファも設置。ただ座って雄大な自然の中で頭を空っぽにしたり、ゆっくり朝食を食べたり…。また、たき火セット(2,000円)もあるので夕飯の後には炎を囲んで癒やしの時間を過ごすのもおすすめです。
昔ながらの暮らしを今に伝える「つくば文化郷」の景観も相まって、慌ただしい日常から離れてリラックスできそう。
なお、隣接する古民家ゲストハウスは最大6人まで宿泊可能、貸切も出来るのでグループで利用する人も多いそうです。グループ利用の場合は電話のみでの予約となるのでご注意を。
選べる2つのプランを用意
プランは食事なしの「スタンダードプラン」と、隣接した台湾カフェで本格コースが楽しめる「台湾ナイトプラン」の2種。
「スタンダートプラン」では、自分たちで食材を持ち込めば、敷地内の「キッチンテラス」で調理を楽しめます。3口ガスコンロや食器、調味料が無料で使用OK。
BBQセット(3,000円)やカセットコンロ(1,000円)のレンタルもあるため、「KIKI」の占有テラスでBBQをすることも可能です。
一方「台湾ナイトプラン」は、「つくば文化郷」の敷地内にある台湾カフェ「小玉」で台湾屋台風のディナーがセットに。チェックイン時には、高級台湾烏龍茶のウエルカムドリンクサービス!
さらにプロジェクターや通常2,000円のたき火セットも無料で追加できます。
お風呂やトイレは隣接したゲストハウスのものを利用OK
敷地内にあるゲストハウスのお風呂やトイレが利用できます。ゲストハウスは長期滞在もできる施設とあり、生活に必要な設備はほぼそろっているのも安心です。
つくば文化郷は見どころいっぱい
「古民家グランピングKIKI」がある「つくば文化郷」は、農家の住まいを利用した施設で平成27年11月に国登録有形文化財に指定。敷地内を歩いてみると母屋や長屋などの古民家が見られ、自給自足の時代の名残を随所に感じられます。
ギャラリーやコーヒー専門店、職人や作家が手掛けた生活雑貨を扱うお店など見どころもいっぱい。
昼間はつくば文化郷内や周辺の散策を楽しみ、ディナーの後はたき火やプロジェクターで動画・映画を鑑賞…。歴史と文化を感じながら、ゆったりとした時間を味わっては。
古民家グランピングKIKI
住所 茨城県つくば市吉瀬1679-1 つくば文化郷
料金 スタンダードプラン1室1泊13,200円~
アクセス つくばエクスプレスつくば駅またはJR土浦駅からバスで約15分
ホームページ https://kominka-glamping.com/