犬2匹、猫4匹と暮らす藤枝さんは、散歩中の道で見かける野の花を紙で作っています。

公開 2022/05/05(最終更新 2024/02/29)

のの

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千葉県生まれの千葉県育ち(成田→佐倉→船橋と少しずつ移動)。食べること・旅行・ヨガが好き。時々ドライフラワーを製作。空を見上げてちっぽけな自分に気づくとホッとします。

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切って、折って、束ねて 自分なりの花を

若い頃から創作活動をしていた藤枝さん。

2017年、「紙でシロツメクサを作りたい」と思い立ちます。

本や画像から独学で作ったところ、素朴な花の魅力に取り付かれました。

道端に咲く野の花を紙で作るハンドメイド作家 藤枝まつえさん(船橋市在住)
藤枝まつえさん
道端に咲く野の花を紙で作るハンドメイド作家 藤枝まつえさん(船橋市在住)
創作のきっかけになったシロツメクサ

作品は柔らかく加工しやすいタント紙などを使用。

手軽に型抜きを利用して切ることも。

着色して、折ったり曲げたり。

ワイヤ―で茎を作り、つぼみや葉を付けると、本物と見間違えるほど。

色にこだわり、同じ花でも少しずつ変えて作っています。

使用する道具も接着剤やカッター用のマット、ピンセットなど身近にあるものばかりです。

クロッカス

長く楽しめるカミハナの魅力を伝えたい

「自分の感じたまま一から作るのが楽しい。水も不要で色あせず、生けるだけでなく、リースなどに作り替えることもできる」と藤枝さん。

「花を探してずっと下を向いて歩いている」と笑いました。

リースにした作品

自宅は作品であふれています。

道端に咲く野の花を紙で作るハンドメイド作家 藤枝まつえさん(船橋市在住)
素朴な作品たち
道端に咲く野の花を紙で作るハンドメイド作家 藤枝まつえさん(船橋市在住)
猫の水飲み場にも作品が

素朴な色や形のため、数多く飾っていても周囲になじみ、とてもすてきな空間です。

18年、ハンドメイドサイトが作家の支援・発掘のために実施しているコンテストで新人賞を受賞し、自信が付きました。

現在、自分の作品を「カミハナ」と名付け、インスタグラムで発信する他、作る楽しさを味わってほしいと、動画付きキットの作成や、ワークショップを開催しています。

今春2冊目の本が出版されたばかり。

これからも、多くの人にカミハナの魅力を伝えていくことでしょう。

問い合わせはこちらから
インスタグラム/@kamihanaasobi