【船橋市】「ふなばし さざプラ」は工場見学ができる海辺の新スポット

ごみクレーン

4年の歳月をかけて完成した船橋市新南部清掃工場、愛称「ふなばしさざプラ」が試運転を経て、4月1日より稼働を開始しました。

ごみ処理や環境問題について楽しみながら学べる見学者コースを、一足お先にご紹介します。

<目次>

・時計台煙突が目印! 地球に優しい最新設備

・迫力満点! ごみ処理の現場を見学

・クイズやゲーム、学習アニメ…親子で楽しく学べる

・三番瀬の隣接地ならでは。海バーン!の絶景も

時計台煙突が目印!
地球に優しい最新設備

さざプラがあるのは、ふなばし三番瀬海浜公園隣接地。

稼働を終えたばかりの旧南部清掃工場と同じ敷地内にあります。

高さ約59mの時計付き巨大煙突がそびえ立つ、真新しい6階建て施設。

旧工場のものと合わせて「双子煙突」を見ることができるのは、旧工場解体前の今だけです。

さざプラの時計付き煙突
▲高い煙突が目印

搬入されるごみは船橋市の南西側エリアのもので、市全体の約半分をここで処理。

1日当たりの処理能力は旧工場より少なくなっています。

それは市民のごみ削減意識が高まったおかげで、ごみ排出量が減少傾向にあるからだとか。

さざプラには太陽光発電パネルが設置されている他、焼却熱を利用したごみ発電設備が採用されています。

これでごみ処理に必要な電気をまかない、余剰電力は売電へ。

効率化と環境問題への取り組みを、ともに生かした施設となっているのです。

蒸気タービン発電機▲蒸気タービン発電機。ごみを燃やして発生した熱で電気を作る 

船橋市の現在の売電量が表示されているパネル
▲工場内の現時点までの1日の売電量が表示されている

 

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迫力満点!
ごみ処理の現場を見学

さざプラには工場見学コースも用意されています。

少人数から学校単位まで、事前申し込み制ですが、現在(2020年4月時点)は予約見合わせ中。

そこで一足先に、さざプラ工場見学の中身をご紹介します。

さざプラの入り口
▲入り口はこちら。進路奥には旧工場が

さざプラのロゴが目立つ入り口
▲このロゴが目印

まずは1階エントランスの大きなパネルで、船橋市のごみ関連データを頭に入れておきましょう。

市内に住む4人家族のごみ排出量は、1ヵ月でなんと約79kg! 

海洋ごみ情報のパネルにも注目。

工場を施行したJFEエンジニアリング株式会社の担当者
▲案内してくれたのは工場を施工したJFEエンジニアリング株式会社の担当者

その脇に、短冊のごとくぶら下がるごみのぬいぐるみ。

分別を学ぶためのコーナーです。

ぜひごみバケツの中までのぞいて見てください。

分別を学ぶコーナー
▲分別を学ぶコーナー

次は5階まで移動し、通路のパネルで施設内のデータや作業手順を学びつつ、奥へと進んでいきます。

市内のごみに関するデータがまとめられているパネル
▲市内のごみに関するデータがパネルにまとめられている

突如、巨大なピットが出現!

市内各所から集められた可燃ごみが、このダムのような「ごみバケツ」に投入されます。

それを幅最大4mのクレーンがグワシャ!とわしづかみ。

見学時には、ひとつかみ2トン弱との数値が出ていました。

この量のごみを高さ約18mにもなる仕切り壁を越えて移動させ、何度も高く持ち上げては落とすかくはん作業を繰り返すのです。

ごみが均一に混ざったら焼却炉へ。

クレーンゲームのような俊敏な動きで機器2台が行き交い、24時間休みなく働いているさまは圧巻!

ごみのプラットホーム
▲プラットホーム。収集車はこの投入扉からごみピットへごみを投入 

ごみピットの様子
▲ごみピットの様子。仕切りの左側はプラットホームから投入されたごみ。それをクレーンでかくはんし、画面右側へ

ごみクレーンから落とす
▲ごみクレーンから落とす

ごみ袋などをクレーンでかくはんし、バラバラにして燃えやすくする
▲ごみ袋などをバラバラにして燃えやすくする

ちなみに見学スペースとピットはガラスで仕切られており、ガラスの向こう側はごみの臭いが非常に強く、こちら側の無臭が不思議なくらい。

ごみは水分が多いほど臭いがきつくなるので、ごみを出す際はしっかり水気を切るよう一人一人が留意したいですね。

中央指令室
▲ピット内をモニターで監視している(中央制御室)

 

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クイズやゲーム、学習アニメ…
親子で楽しく学べる

続いて遊び心満載の体験型学習コーナーへ。

クイズやゲームなどでごみ問題を学ぶコーナー
▲クイズやゲームなどでごみ問題を学ぶコーナー

ここには制限時間内で、ごみ収集車に、ごみに見立てたクッションを放り込む「ごみ分別選手権」と、プロジェクター映像によるクイズや情報収集ができる「地球スコープ」が設置されています。

子どもから大人まで楽しみながら学べる工夫がいっぱいのスペースになっていました。

分別ごみを学ぶゲームで使うクッション
▲長靴は可燃ごみ?それとも…?

分別ゲームのコーナー
▲しっかり分別できるかな?

そして分別の大切さを学べる「もしもの世界」も上映しています。

一瞬だけ登場する、特別ゲストの船えもんもお見逃しなく。

アニメシアター
▲アニメシアターで学ぼう 

 

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三番瀬の隣接地ならでは
海バーン!の絶景も

さらに、ここさざプラで忘れてはならない(!?)のが、開放的な窓からの東京湾パノラマビュー!

日当たりのいい通路からは三番瀬が見えるさざプラのガラス窓
▲日当たりのいい通路からは三番瀬が

全面ガラス張りの窓に左方向には三番瀬海浜公園
▲全面ガラス張りの窓に左方向には三番瀬海浜公園

ガラス窓には三番瀬の生き物たちの紹介
▲ガラス窓には三番瀬の生き物たちの紹介も

三番瀬から沖の船たち、晴れていればアクアラインまで望むことができ、「ここまで景色の良い清掃工場は滅多にないのでは」と同施設の担当者。

また津波などの災害発生時にも対応した設備配置をしていて、津波一時避難所としての機能も備えています。

さざプラは臨海エリアという立地を生かし、さまざまな機能を兼ね備えた清掃工場でもあるのです。

船橋市南部清掃工場

住所/船橋市潮見町38

問い合わせ/ 047-436-2439
船橋市役所環境部資源循環課

※見学開始時期は未定(2020年4月中旬時点)

 

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かめ

かめ

伊豆出身、習志野市在住。 こたつ暮らしのリクガメ(80cm)、カメしか友達がいないダックスフント(肥満)、歌でテレビの邪魔するオカメインコ(レパートリー12曲) プラス人間の夫&子ども2人と暮らす、主婦兼ライター(20年目)。 半額シールがついているモノなら何でも買っちゃう病を治すのが当面の目標です。★Twitter★@momokinototoupa

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