【市原市】地域の謎~光徳寺の境内に並ぶ僧侶たちの正体は!?

市原市中野にある光徳寺の山門をくぐり参道を抜けると、右手にハッと息をのむ圧倒的な光景が現れます。

釈迦と菩薩を取り巻く多数の僧侶たち。

彼らは「五百羅漢」と呼ばれる聖者たちで、そこには崇高な如来の世界が開かれているのです。

十人十色の愉快な表情としぐさ

語りかける尊者
▲何かを語りかける尊者

羅漢とは、修行に励み自身の苦悩から抜け出た尊者のこと。

釈迦の入滅後、その教えを伝えるための経典を編もうと集まった500人で、それぞれの名と超人的な能力は経典にも記されています。

羅漢像の並ぶ敷地に足を踏み入れると、多くの視線と気を感じます。

心が研ぎ澄まされるような粛々とした雰囲気。

ですが、近づいてみるとすぐに心は和らぎます。

犬を抱く尊者
▲犬を抱く尊者

伸びをする尊者
▲伸びをする尊者

大きなおなかで徳利を手ににっこりと笑っていたり、気持ち良さそうに背中をかいていたり。

孫(?)を抱く者もあれば動物と戯れる者もあり、十人十色の表情としぐさは実に親しみやすく愉快だから。

中には穏やかな面持ちで合掌している者や怒っている者もいます。

共通点は福耳。

耳かきを楽しむ?尊者
▲耳かきを楽しむ?尊者

激しく怒れる尊者
▲激しく怒れる尊者

立て札には「羅漢を参拝することによって、尊者の修行の功徳を自然に譲り受けて下さい」とありますが、参拝だけでは飽き足らず、話し掛けてしまいそうになるほどの存在感。

釈迦の説法を最も多く聞きよく記憶していた「阿難(あなん)尊者」や、物事を見通す力のある「阿那律(あなりつ)尊者」など、釈迦の十大弟子も参列しています。

参拝の際、会いに行ってみてはいかがでしょう。

象を連れた尊者
▲象を連れた尊者

仏教は、生きている人のためのもの

袈裟をかむ尊者
▲袈裟をかむ尊者

「驚かれることが多いですが」と住職の宮川了暢(りょうちょう)さんが教えてくれたことは「お釈迦様は悟りへの道を示されたけれど、悟りとは何かを説かれたことはないのです」。

そして「仏と聞くと、天国地獄をイメージする人が多いようですが、死後の世界については多くは書かれておりません。

お釈迦様の教えは、生きている人のためのものなのですよ」。(海)

孫(?)を抱く尊者
▲孫(?)を抱く尊者

 

トップへ戻る

この記事を書いた人

海

兵庫県出身、市原市在住の主婦ライター。「こんなジブリグッズがあったらいいな」なんて想像を娘と延々と話している時間が楽しい。踊ることが好き。体は硬いけど。

海の記事一覧へ

あなたにオススメ

チイコミ!プレゼントコーナー