【おもてなし】~七夕~「和」のテーブルコーディネートの作り方

こんにちは!食空間コーディネーターのEmiri です(*^▽^*)

7月7日は、日本の伝統行事、五節句の一つの七夕。
家族みんなで食卓を楽しく囲んで、子供たちに伝承したいですね♪
とは言っても、格式張ると結局負担になってやりたくない…となりがちなので、ここは略式でも今の時代に合わせたやり方で、食卓を飾り、整えてみましょう♪

七夕にピッタリな和食器がない時は、どうしたらいいの?

和のテーブルコーディネートって、どうすればオシャレに決まるの?

そんな疑問を、今回は解決していきます。
今回は七夕がテーマですが、ご紹介するコーディネートのコツは他の和の行事のときにも応用できますよ。

「代表アイテム」と「イメージカラー」を
押さえましょう♪

季節イベントの食卓を作る時は、代表アイテムと、イメージカラーを意識して取り入れます。(詳しくは第1回目のコラム参照)

これは、和洋どちらにも共通しています。

★七夕★
[代表アイテム]笹、梶の葉、織姫・彦星、短冊、星、夜空、川、五色の糸、清涼感ある物、筆、水盤など
[イメージカラー]藍色、濃い青、濃い緑、黒、陰陽五行説の五色(赤・青・黄・黒・白)など

 

代表アイテムと、イメージカラーを取り入れてコーディネートした例がこちら。

 

黒のテーブルクロスと藍色のナプキンで夜を演出し、シルバーのキラキラオーナメントで天の川をイメージ。さらにキャンドルを星に見立て、夜空を表現しました☆

ナプキンは涼しげな麻の葉文様を用い、グラスやキャンドルのカバーにガラスを使用することで清涼感をプラス。

竹筒に笹の葉、短冊を飾り、ナプキン・箸に五色の糸を巻き付けて、七夕らしさを強調。

箸置きは、七夕料理でよく使う旬の野菜・オクラの形を用いました(*^▽^*)
濃い緑は七夕のイメージカラーですし、オクラは代表アイテムの「星」に見立てることもできます♪

「見立て」と「余分な物を
削ぎ落す」で決まる

今回のコーディネートでは、

黒、藍色→夜空

キラキラオーナメント→天の川

キャンドル、麻の葉文様、オクラ→星

に、見立てています。

このような、他の物になぞらえて表現する「見立て」は、和歌や歌舞伎等でも表現されてきたように、古来より「和」の世界では特によく使われています。
この「見立て」を取り入れると、ハイセンスな「和」のコーディネートに(^_-)-☆

もう一つは、色々と盛り込み過ぎず、無駄な物を削ぎ落してシンプルにコーディネートすること!
今回は「夜空」に的を絞り、代表アイテムの中でも「梶の葉」「筆」など少しずれる物は、あえて入れないようにしています。

「見立て」と「余分な物を削ぎ落す」を、意識してみてください!

いつもの食器を
工夫して〇〇風に♪

和のテーブルコーディネートで必要になってくる物が和食器。

各行事には、その行事に適した和食器があり、七夕では、涼しげな「染付」、「青磁」、「ガラス」などが挙げられます。
器好きの方なら、色々なタイプの和食器をお持ちかと思うので、ぜひそれを使ってください♪

持っていない場合、和食器は、洋食器より形が多様で、季節感のあるものが多く、行事の度にわざわざ買いそろえるのはとても大変ですよね(>_<)

そういう時は、普段使っている食器をアレンジしてみましょう!

今回は、「白地に藍の絵付けがされている『染付』」の器のイメージを、いつもの白食器で、作ってみました。

白食器(≒白地)の上に、「藍染の和柄ナプキン(≒藍の絵付け)」を置くだけ。
これで、「染付風」のでき上がり!

このように、適した和食器がない時は手持ちの食器を工夫して、イメージを作り出してみましょう♪
そうすると、一つの食器から、無限に〇〇風な食器が作り出せますよ!

私Emiriの経験から生まれたオリジナル技法ですが、カジュアルな場面で大活躍しますので、よかったらお試しください☆

まとめると…

  • 「代表アイテム」と「イメージカラー」を押さえる!
  • 「見立て」&「余分な物を削ぎ落す」でオシャレな「和」コーデに!
  • 和食器がなければ、いつもの食器で「〇〇風」な器を作ってみる!

[プラスαその1]経済的・収納的にも助かるコーディネートアイテムの選び方

テーブルコーディネートをする時に、どうしても壁になること。
それは、「物がたくさん増えて収納場所がなくなること」と、「色々なアイテムを購入しなくてはならないので、お金がかかること」ですね(>_<)

それを解決するには、食器などは、使いまわしがきくものをそろえ、布や季節のアイテムなど比較的かさばらず、収納場所を取らない物でコーディネートの変化をつけていくこと。
そして、流行もあるので季節のアイテムなどを購入する際は、なるべく低価格の物を選ぶこと。
これで、普段のテーブルコーディネートが気軽に楽しめるように♪
(こちらも第1回目のコラムで詳しく書いています)

今回も、折敷(おしき)や白い皿は使いまわせる物で、変化をつけるアイテムは、100均などの低価格な物を使用。

藍染の麻の葉文様の布も、100均で購入しました☆
ここ数年、世界中で日本の「和モダン」、「禅スタイル」が流行していることもあり、この手の和柄が低価格で豊富に流通しています。

食器を購入するより、ナプキン等を購入して演出する方が、経済的にも、収納場所にも困らず、多様なイメージを作り出せるのでおすすめです。
アイテム選びの際の、ご参考にしてみてください。

[プラスαその2]もっと、カジュアルに「和」を楽しむ♪

「和」のテーブルを作るときに便利なのが、折敷です(*^▽^*)

シンプルな黒塗りの角盆は、敷くだけで「和」になり、きちっと感も出るし、使いまわしもきくので一つ持っていると重宝します!
(以前ご紹介したお正月のコーディネートでも今回と同じものを使用)

でも、そんな折敷も普段は使わないからいらないなぁと言う方は、和柄の布を敷いて、もっとカジュアルに「和」を楽しみましょう♪

先程ナプキンとして使用した、麻の葉文様の藍染を、今度はテーブルマットとして使用。

代わりにナプキンは、同じ藍染で、天の川を連想させる柄(見立て)の物を使い、先程使ったキラキラオーナメントは、省きます(余分な物は削ぎ落す)。

よりカジュアルになっても、基本は同じ!

「見立て」と「余分な物を削ぎ落す」で、オシャレな「和」のコーディネートの出来上がり!

2020年東京オリンピックに向けて、ますます世界中から注目される日本。
この機会に、日本の伝統文化や行事について知識を深め、子ども達に誇りを持って伝えていきたいですね(*^▽^*)
アイテムがそろってないなどの理由から、「和」のテーブルコーディネートは難しいと感じる方も多いようですが、現状に合ったやり方でOK!
普段からどんどん取り入れてみてください♪

いつも、伝えたいことが盛りだくさんで、長文になってしまいますが、今回も、最後まで読んで下さりありがとうございました♡

 

この記事を書いた人

Emiri

Emiri

千葉市在住。食空間コーディネーター。カルチャースクール・企業ショールーム講師。食空間スタイリング・撮影・レシピ開発・執筆などで雑誌、TVにて活躍。アメリカ在住経験等から培ったライフスタイル提案が得意。2児の母。
http://tegonepan.exblog.jp
【インスタグラム】https//www.instagram.com/emiri_estyle

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