宇都宮&日光に行くなら要チェック!
大谷資料館で神秘の地下世界&宇都宮餃子を堪能

栃木県宇都宮市といえば餃子! ですが、宇都宮に行ったらぜひ足を運んでほしいのが「大谷資料館」です。
宇都宮市の大谷一帯は昔から建材などに使われた「大谷石」が採掘され、「石の里」と呼ばれている地域。
「大谷資料館」は、地下の採石現場に、実際に立ち、見学できる貴重なスポットなんです。
地下に広がる石の世界は、神秘的なビジュアルで一見の価値あり。
日光エリアからも車で40分程度の距離なので、東照宮観光の際の立ち寄りスポットとしてもオススメです!

 

■大谷資料館とは

約1,400年前の古墳時代には石室に利用されていたといわれる「大谷石」は、江戸時代中期に採掘が本格化したそう。
そんな大谷石の採掘が実際に行われていた坑内跡を一般公開しているのがこの資料館です。
地下掘りの技術が確立した大正8年から掘削された地下30m、約2万㎡(140m×150m)の空間は、まるで石造りの宮殿のよう。
真夏でも館内温度が10℃前後ということもあり、涼スポットとしても人気です。

また、大谷石の性質や採石の歴史についての資料を展示するコーナーも併設し、時代の移り変わりによる採掘方法の変遷も学ぶことができます。

2018年5月24日には文化庁より、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語る「日本遺産」にも選ばれました。

館長 鈴木さんがスゴイ!

今回、館内をご案内いただいたのは大谷資料館・館長の鈴木洋夫さん。

 

栃木県宇都宮市の大谷資料館の館長を務める鈴木洋夫さん

とってもお茶目で優しいおじさまです!

以前は観光協会内の宇都宮市フィルム・コミッションでロケ地のアテンドなどをされていました。
職業柄、もともと大谷資料館とは関わりが深く愛着のある場所だったそう。

ところが、2011年の東日本大震災をきっかけに大谷資料館はいったん閉館してしまいます。
2013年に、現オーナーが大谷資料館を買い取り、リニューアルオープンすることに。ちょうど定年を迎えた鈴木さんが館長に就任しました。
鈴木新館長は、積極的に映画やドラマ、プロモーションビデオなどの撮影場所として大谷資料館を提供していきます。
映画などの撮影場所に使われることが増えるにつれ、「ロケ地めぐり」と称してたくさんのファンが来館するようになりました。

また、それまで必要最低限の明かりだけだった館内の照明を、鈴木さんの手によって効果的な間接照明にチェンジ!

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

プロ顔負けの完成度ですよね。

これだけの照明をたった1人でプランニングして設置したとは、鈴木さん何者!? と聞いてみると「すべて独学」とのお答えが。
というのも、フィルム・コミッション時代に撮影に立ち会うことが多かった鈴木さん。プロの照明さんにライティングのコツを聞いたり現場で学んだりして技術を身につけたのだとか。
今でもライティングの見直しはマメに行っていて、取材に伺った日も前日に入れたばかりという新しい照明器具を見せてくれました。

常に「もっとよくしよう」とアップデートしていく姿勢に頭が下がります!

資料展示コーナーで
大谷石と採石の歴史を知る

こちらでは大谷の地質についての紹介と、採石に使われていた道具の展示がされています。
大谷石には「細目」「中目」「荒目」の3種類があり、このあたりは「荒目」の産地となります。
荒目の石は、耐火性、耐久性に優れ、寒冷地に適していますが、細目と比べて見た目がラフなので現在では少しずつニーズが落ち込んでしまっているそうです。

大谷石の採掘が本格的になった江戸時代中期は手掘りの時代。

道具はツルハシと石を運ぶ背負子(しょいこ)のみ。

「4千回ツルハシで刻みを入れて、ようやく石材が1本掘り出せる」と言われるほど、労力も時間もかかりました。
掘り出したあとの運搬も一苦労。1本100~150kgもの重さの石を1人で背負い、不安定な階段を上って地上に上がっていたそうです。

想像しただけで過酷な現場ですよね。

 

栃木県宇都宮市の大谷資料館ではかつて採石現場で使われていた道具も展示

そんな手掘り時代は昭和中期まで続き、昭和34年にようやく機械化。
ここ20数年で採掘機械も急速に進歩し、採石に関わる時間も必要人員もグッと減りました。

いよいよ地下空間へ!

石造りの階段を下りて、いよいよ地下空間へ入ります。

けっこう階段が長いので、ベビーカーで来館する人は抱っこ紐が必須ですよ~。

一歩足を踏み込むと、ダンジョンや遺跡を思わせる圧巻の眺めが広がります!

 

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

この地下空間は1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)にかけて採掘が行われ、約1,000万本の石が切り出された場所。
野球場1つ分がまるっと入る大きさなんだそうです!

約40年間、手掘りの時代があったとのことで、壁面にはところどころツルハシの跡が残っており、この広い空間が人の手により切り開かれたことを改めて実感します。

前オーナーがここを資料館として開放したのは1979年。

この広大な空間をこのままにしておくのはもったいない、大谷の石に関する歴史を後世に伝えたいという思いをもったことがきっかけです。
このように一般開放している採掘場は日本でもめずらしいそうですよ。

このあたりは機械で採掘が行われたエリア。

手掘りの壁面より、縦横に規則的な刃の跡が残っているのが分かります。
ブルーのライティングも相まってまるで芸術作品のような美しさです!

 

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

ここで「上を見てごらん」と鈴木さん。

懐中電灯の照らす先を見ると、壁に霜のような白い物体が付いているのが見えました。

 

宇都宮の大谷資料館

石の華と呼ばれる現象で、塩の結晶なのだそう。

「大谷石」は、約1,500万年前の海底火山噴火によって堆積した火山灰や軽石によって誕生しました。

外の湿度が上がると坑内は結露し、坑内に水滴がしたたるそうです。
その水滴に塩分が含まれていて、空気が乾燥する季節になると岩肌に結晶が現れるのでは、と鈴木さんは推測しています。
真相は謎ですが、真冬には壁一面が石の華に覆われるそうで、きっと幻想的な光景なんでしょうね~!

 

そんな坑内で1箇所、天井に穴が空いている場所があります。
これは、採掘中にどこまで掘り進んだのかを確かめるための立坑(地上に空けられた穴)。
お隣の敷地まで掘ってしまうと大変なので、途中で地中から顔を出しての確認が必要だったんですね。
確かに、周囲の状況が全く分からない薄暗い地中でひたすらツルハシを動かしていたら距離感覚もなくなりそう…。

薄暗い当時の坑道の中で、その立坑からの光にほっとしている職人さんもいたのかなぁなど、想像が広がりました。

ぜひ来館したら探してみてください!

軍事倉庫からアート展示まで
大谷資料館の今むかし

この広大な地下坑道、第二次世界大戦中には、陸軍の地下倉庫兼戦闘機の機体工場として使用されていました。

奥に見える穴は戦時中、陸軍によって空けられたもの。

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

なんと、この奥は他の採掘現場につながっているんですって!

ここだけでなく、大谷の採掘現場(当時は軍事倉庫)がすべてトンネルでつながっているとのこと。

壮大な地下都市のようにお互いに往来できるようになっているんですね~! スゴイ!!

…とちょっと興奮したのですが、文字通り戦時中の突貫工事で作られたトンネルなので、現在は立ち入り禁止となっているそうです。

そんな大谷資料館では、現在では大谷石の歴史を伝えるだけでなく、前述した映像撮影をはじめ、さまざまな方面で活用されています。

ちなみに上記のトンネル前でB‘zの松本孝弘さんがギターを演奏したそう。
なんだか色々とすごい場所ですね…。

石の積み下ろしを行っていたトラックヤードは、今ではステージとして利用。

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

オーケストラの楽団やミュージシャンのコンサート、演劇などの公演が行われています。

また、都内などから小学生が合唱をしにくるのも恒例なんだとか。
取材の日も3校の小学校が来館していて、かわいい歌声を館内に響かせていました。

彫刻などのアートの展覧会も不定期で開催。
その作品の一部が今も館内に残り、地下採掘場の雰囲気作りに一役買っています。

(作品のチョイスと配置はすべて鈴木さん)

栃木県宇都宮市の大谷資料館は採石現場をそのまま公開する貴重な施設

そして、やはり映画やプロモーションビデオのロケ地としての利用が有名。
ざっと一覧を見ただけで、そうそうたるアーティストや俳優がこちらに来館したのが分かります!

 

■撮影実績(一部)

≪映画&ドラマ≫
1981年 映画「セーラー服と機関銃」
2010年 映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」
2013年 ドラマ「潜入探偵トカゲ」(TBS系列)
2014年 映画「るろうに剣心 京都大火編」
2015年 映画「暗殺教室」
2015年 映画「リアル鬼ごっこ」
2016年 ドラマ「HiGH&LOW SeasonⅡ」(日本テレビ系列)
2016年 ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(TV東京系列)
2018年 映画「曇天に笑う」 など

≪プロモーションビデオ≫
1984年 TM NETWORK「1974」
1985年 長渕剛「ハングリー」
1993年 LUNA SEA 「Providence[Sin After Sin]」
1996年 X JAPAN「Forever Love」
1998年 GLAY「SOUL LOVE」
1999年 工藤静香「BLUE ZONE」
2000年 B‘z「MAY」
2006年 東京事変「喧嘩上等」
2014年 三代目J Soul Brothers「S.A.K.U.R.A.」など

その他CM撮影も多数!

アート作品と同様に、景観に合うセットはそのまま置いてあるそうなのでご注目を。

まるで天然の冷蔵庫

それにしてもこの坑内、とってもひんやりしています。
5月中旬、屋外は21℃前後でしたがこちらは8℃

涼しいというか、むしろ寒い!

戦後しばらくは約9万俵の政府米の貯蔵庫として使われていたというのもうなずけます。

真夏でも12~13℃とのことで、薄着の季節ははおりもの必須&素足は避けたほうが無難です。
でもどこに行っても暑い夏の盛りに涼を求めるにはもってこいの場所ですよ!
実際、夏になると来場者がグッと増えると鈴木さんも教えてくれました。

 

冬はどうかというと、1℃程度で外気との差がほとんどなくなるそう。

冬は石の華が一番よく見られるとのことで、寒い時期の来館もおすすめですと鈴木さん。

 

最後に、大谷資料館入口横の縁結びスポット「愛の泉」を案内していただきました。

栃木県宇都宮市の大谷資料館内にある恋愛成就のパワースポット「愛の泉」

冬季に凍った氷がハートのカタチに溶けることから「愛の泉」と命名。

「ここにお参りすれば固い意志(=硬い石)で結ばれる」とのことで、硬い石とはすなわち「DIAMOND=大谷門戸(だいやもんど)」ということで、大谷で結ばれたカップルの船出をお祝いしているそうです。

幾重にも重ねられたダジャレによって何だか妙に説得力があるパワースポットなのでした。

 

「愛の泉」から周囲を見渡すと切り立った岩山がいくつもそびえ立っています。

栃木県宇都宮市の大谷資料館は切り立った岩山に囲まれた迫力満点のロケーション

直線的なラインは、人の手により切り出されたもの。

大正時代に「坑内掘り」の技術が確立する前は、「露天掘り」と呼ばれる方法で地上から岩山を掘り下げていたそうです。

このエリアでは石材として価値のある石が地上付近にあまりないため、横穴を空けて地中を掘る「坑内掘り」が普及していきました。

館内はもちろん、ロケーションも迫力満点です!

地下鉄やデパートの地下フロアなど、日常でも地下空間に行くことはありますが、自然のままの地中は、こんなにも気温も空気も別世界なのかと感動しました。

この夏は大谷資料館で親子でちょっと変わった体験をしてみるのはいかがですか?

大谷資料館

住所/宇都宮市大谷町909

(※カーナビに住所で入力すると迷う場合があるので、電話番号か施設名の「オオヤシリョウカン」で入力を)

営業時間/4月~11月9時〜17時 (最終入館16時30分)

12月~3月9時30分〜16時30分 (最終入館16時まで)

休館日/4月~11月無休、

12月~3月火曜(火曜が祝日の場合翌日休)

12月25日~1月1日休館

※臨時休館の場合もあるので電話で問い合わせを。

入館料/大人800円、小中学生400円、以下無料

アクセス/【電車】JR宇都宮駅から関東バスで30分。「資料館入口」バス停から徒歩5分

【車】東北自動車道 鹿沼ICから車で20分、宇都宮ICから車で12分

電話番号/028-652-1232

 

オシャレなお土産ならココ
ROCKSIDE MARKET

大谷資料館の敷地内に建つ雑貨&カフェ「ROCKSIDE MARKET」。

栃木県宇都宮市の大谷資料館の敷地内にあるROCKSIDE MARKETはオシャレな品揃え

 

鈴木さんが「恵比寿や六本木にも負けないオシャレさ!」と語るこちらのお店では、栃木県出身の作家さんが手掛けた、布製品やアクセサリー、陶器、雑貨などを扱っています。

大谷資料館に来館した人に、「栃木のモノ」を通じて、この土地の魅力を知ってもらいたいと2016年4月にオープン。

 

栃木県宇都宮市の大谷資料館の敷地内にあるROCKSIDE MARKETはオシャレな品揃え

「宮染」の技法を用いたモダンな手ぬぐい(写真)や間々田紐(栃木県に伝わる組紐)のアクセサリーなど、伝統工芸を現代風にアレンジした魅力的なアイテムがズラリ。

中には、このお店だけのコラボ品も。

栃木県宇都宮市の大谷資料館の敷地内にあるROCKSIDE MARKETはオシャレな品揃え

こちらもその一つ。

大谷石を使ったさまざまな雑貨はお土産品としても人気です!

 

ジェラートや栃木県産の素材を使ったガレット、コーヒーなどの軽食が楽しめるカフェも併設しているので、一息つくのにピッタリです。

ROCKSIDE MARKET

営業時間/9時30分~17時

定休日/年中無休

電話番号/028-688-8604

 

やっぱり食べたい宇都宮餃子

やはり、宇都宮に来て外せないのは餃子です。
大谷資料館から、餃子専門店が並ぶ宇都宮駅周辺までは車で20分程度と至近。

数ある名店の中から、筆者たちは老舗「香蘭」に向かいました。
フードメニューは「焼餃子」「揚餃子」「水餃子」(各250円)とごはん(100円)のみとシンプル。
特製のラー油をお好みでつけていただきます。

 

宇都宮餃子の老舗「香蘭」の焼餃子

王道の焼餃子はもちろん文句なしのおいしさ!

 

宇都宮餃子の老舗「香蘭」の揚餃子

揚餃子はカリっとした皮が香ばしく、スナック感覚で食べられる一品。

 

宇都宮餃子の老舗「香蘭」の水餃子

水餃子はスープに直接しょうゆやラー油を入れて、好みの味に調えます。

1皿のお値段もお手ごろなのでこうやって3種類食べ比べるのも楽しいです♪

また、ほとんどのお店ではお土産用に冷凍餃子も販売しています。
いろいろ食べ歩きたいけど、おなかがいっぱい…という時は、冷凍餃子を買って帰り、おうちでゆっくり食べるというのもいいですね。

超有名店「宇都宮みんみん」は行列していたので冷凍餃子をゲット!

お土産は「宇都宮みんみん」の冷凍餃子

 

ですが、どうして宇都宮は餃子が有名なんでしょうか。

そこで「宇都宮餃子会」理事兼事務局長の鈴木章弘さんに教えてもらいました!

 

Q.なぜ、宇都宮には餃子専門店が多いのですか?

A.宇都宮の餃子の歴史は、戦後にまでさかのぼります。

陸軍第14師団の駐屯地があった関係で、宇都宮市には旧満州から帰還した元軍人のほか、現地で暮らしていた民間人、特に鉄道関係者もたくさんいらっしゃったと聞いています。
戦争が終わると、満州で餃子の作り方を覚えた彼らの中から、餃子専門店を開く人が出てきたそうです。

ラーメン一杯が30円の時代に、材料が多く手間が掛かる餃子は一皿50円で売られていたんですが、それでも満州の味を懐かしむ「餃子好き」たちがこぞって食べていました。
昭和20年代後半には、数多くの餃子専門店が軒を連ねるようになったんですよ。

 

宇都宮餃子の牽引役「宇都宮みんみん」の前身「ハウザー」
「宇都宮みんみん」前身のハウザー

 

時は流れて1987年、総務庁統計局(現・総務省統計局)の家計調査に「餃子」の項目が登場し、宇都宮市は餃子の支出額が全国で1位という結果に。
それを受けて、市の広報課職員が中心となり、研修の研究テーマに餃子を選んで「餃子での町おこし」擬似プランをレポートとして発表しました。

ところが、それから2年後の1989年に宇都宮市の観光の中心地だった大谷地区で地盤沈下が発生し、観光客が激減してしまいました。
新たな観光資源を模索していた当時の商業観光課係長の沼尾博行氏が庁内で発表された研究レポートに着目。餃子での町おこしを実現させようと企画したのです。

今でこそB級グルメで町おこしなんていうのはおなじみですが、前例がなかった当時は、課内外で賛否両論が起きました。

それでも沼尾氏は2年かけて、市内の餃子専門店を1軒1軒食べ歩き、店主を説得してまわったそうです。

その情熱に賛同した「宇都宮みんみん」店主が中心となり、現在の「宇都宮餃子会」の元となる任意団体を設立。

イベント等で広く「宇都宮の餃子」をアピールするようになりました。

 

宇都宮餃子の牽引役「宇都宮みんみん」」

 

Q.壮大な歴史があるんですね! 宇都宮餃子の人気が全国区になったきっかけは何ですか?

A.当時人気絶頂だったタレントの山田邦子さんの冠番組「おまかせ!山田商会」(テレビ東京系)で7週にわたって特集されたのが大きいですね。

これはもともと別の企画で市役所に訪れていた番組スタッフに、沼尾氏が宇都宮餃子についてプレゼンしたことで生まれた企画でした。
イベント開催や今では宇都宮のシンボルになっている餃子像の設置、キャラクター制作などあらゆるプロモーションを番組内でやっていただき、多くの視聴者が宇都宮に興味を持ってくれたんです。

以降、メディアで取り上げられることも増え、「宇都宮=餃子」のイメージが定着していきました。

 

JR宇都宮駅前のシンボル「餃子像」
「餃子の皮につつまれたヴィーナス」をイメージした「餃子像」

 

Q.宇都宮を訪れたときの餃子の楽しみ方を教えてください!

A.「宇都宮餃子」には「これが入っていなくちゃいけない」というような定義はなく、むしろ「店主の数だけ味がある」というコンセプトを掲げています。

なので、1つでも多くのお店を訪れて、各店の個性を楽しんでほしいと思っています。

できれば、「宇都宮みんみん」「味一番」「香蘭」などの老舗店をおさえたあとに、新進気鋭のお店で変わりダネ餃子を味わい、宇都宮餃子の歴史も一緒に体感してもらえたらうれしいですね。

そんなにたくさん回れない…という人は、私たち「宇都宮餃子会」の直営店「来らっせ 本店」がオススメです。

ここでは市内の餃子専門店34店舗が一堂に会し、気軽に食べ比べが楽しめるんですよ。

 

さまざまな餃子の食べ比べができる「来らっせ 本店」

宇都宮は餃子の他にも、「カクテルの町」「ジャズの町」とも呼ばれていますし、市では大谷資料館のある大谷地区の観光も再興したいという考えを持っています。

餃子をきっかけに観光に来てくれた方に向けて、宇都宮の魅力をもっと伝えていきたいですね!

 

―鈴木さん、ありがとうございました!

 

人気の餃子店は立地の関係で専用駐車場のないお店が多いのですが、近隣パーキングと提携している場合もあるので、お出かけ前に「宇都宮餃子会」の公式HPでチェックしておくと安心です。

【宇都宮餃子会 公式HP】 

●宇都宮餃子会とは
餃子を通じた地域活性化と餃子文化の普及を目指して設立された、日本で唯一の”餃子“協同組合。
「宇都宮餃子」と名乗るには、「宇都宮市内に本社または本店がある」「餃子専門店として2年以上開業している」など、さまざまな条件をクリアして「宇都宮餃子会」の正組合員になる必要があります。

この記事を書いた人

ちいき新聞web編集S

ちいき新聞web編集S

千葉市生まれ、千葉市在住のアラフォー。編集プロダクションなどを経て「ちいき新聞」編集部へ。甘いものとパンと漫画が大好き。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。

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