【松伏町】日本画家「後藤純男展 ~追想~」松伏町名誉町民

松伏町名誉町民であり日本画壇を代表する巨匠、後藤純男さん(2016 年没)。

昨年4月から展開されてきた松伏町制50 周年記念事業の掉尾を飾る企画として、中央公民館で「後藤純男展~追想~」が開催されている。

日本画家後藤純男さん
▲在りし日の後藤純男さん(2011年)

故郷・松伏を愛した
日本画壇の巨匠

後藤さんは1930(昭和5)年、千葉県木間ケ瀬村(現野田市)の真言宗住職の家に生まれ、程なく近くの埼玉県金杉村(現松伏町)に転居、金杉小学校の卒業生だ。

16歳の頃から絵の勉強を始め、県内小・中学校で教職に就きながら創作を続けた。

その才能は早くから高く評価され、22歳で院展初入選。

32歳で院展で奨励賞、白寿賞、G賞を受賞した翌年、松伏村築比地(現松伏町築比地)にアトリエを構え、以後数々の作品を世に送り出した。

後藤さんは松伏町を殊の外、気に入っていたという。

日本画壇を代表する存在として、日本美術の発展に大きく貢献。

2000年、70歳の時、松伏町名誉町民となった。

06年春の叙勲で「旭日小綬章」を受章。

16年、東京藝術大学名誉教授に就任した年に、87歳でその生涯を閉じた。

翌年、中央公民館内に「後藤純男ギャラリー」が開設され、多くの町民に親しまれている。

首相官邸展示作品「那智」(1987年)
▲首相官邸展示作品「那智」(1987年)

首相官邸に
掲額された作品も展示

首相官邸展示作品「新雪嵐山」(1985年)
▲首相官邸展示作品「新雪嵐山」(1985年)

町では10年前にも記念展を開催。

そのサブタイトルは「帰郷」だった。

今回は「多くの来場者の、後藤画伯に対するさまざまな『想い』が出合う場所として『追想』というサブタイトルを付した」と担当者。

郷土松伏の原風景を描いた作品をはじめ、昨年10月まで首相官邸に掲額され、来日した世界の要人たちを感動させた多数の作品も展示。

期間中は、館内ギャラリーの作品も入れ替えて展示中だ。

入場無料だが、町役場など町内の各施設で整理券を配布中。

会場でも配布しているので当日も入場できる。 (ひのき)

首相官邸展示作品「鹿苑寺庭園」(1990年)
▲首相官邸展示作品「鹿苑寺庭園」(1990年)

日本画家「後藤純男展 ~追想~」

会期/~2月16日(日)

場所/松伏町中央公民館
(ゆめみ野東3-14-6)

開館/午前10時~午後8時
※最終日午後7時まで
※月曜および2月12日(水)は休館

料金/無料

問い合わせ/048(991)1818
松伏町企画財政課

 

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