そごう千葉店のバレンタインチョコ【2020年】今年のテーマは「旅するバレンタイン」
そごう千葉店の6階催事場では、「チョコレートパラダイス2020」を開催中です。
海外の有名ブランドから国内の人気店まで合計86ブランドのチョコレートが一堂に会する様子は圧巻。
パパにあげたい本命(?)チョコや「友チョコ」を買ったら、自分用にも絶対ほしくなる! というわけで目的別に編集部おすすめのチョコをご紹介します。
会社帰りやお出かけのついでにゲットできるのもうれしい!
公開 2020/02/03
編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
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パパへはコレ!甘いものが苦手な男性にもおすすめ
毎年渡すうちに、だんだんとマンネリ化してしまうパパへのバレンタインチョコレート。(わが家だけ?)
「チョコレートパラダイス2020」の会場には、そもそも甘いものが苦手…というパパにもおすすめのチョコレートもそろっています。
まずご紹介するのはこちら。
ドイツを代表するショコラトリー「ローエンシュタイン」の「ドイツビールショコラーデ」。
▲ドイツビールショコラーデ 864円(税込)
「ローエンシュタイン」はその名の通り、12世紀に建てられた山城「ローエンシュタイン城」のふもとにファクトリーを構える専門店です。
ドイツといえばビール、ということで人気のドイツビールを使った商品。
ホップの香りとほのかな苦みが特徴の「ラガービール」、濃厚な味わいの「ストロングビール」、さわやかな「ウィートビール」の3種類があり、それぞれ「ジョッキ&樽型ショコラ」と「トリュフ」を用意。
直球で「ビール感」を楽しみたいなら「ジョッキ&樽型ショコラ」、おしゃれに楽しみたいならビアカクテルをイメージした「トリュフ」をどうぞ。
続いて紹介するのは、「グランプラス」のペカンナッツショコラ。
▲ショコラボックス(90g) 918円(税込)
ペカンナッツとは、アメリカ合衆国の中西部からメキシコ東部が原産のナッツ。
大粒でやわらかなペカンナッツをローストし、ベルギー産クーベルチュールでコーティングしました。
お味は「キャラメル」「ココア」「カフェラテ」の定番に、今シーズンから「ベリーベリー」が仲間入り。
表面に見える赤いツブツブは、ラズベリーチップ。
試食してみると、ホワイトチョコレートの優しい甘さにラズベリーの酸味がアクセントとなり、あと引くおいしさ!
ナッツのカリッとした食感も楽しくて、ついついつまんでしまいそう。
甘すぎないので、おつまみにもよさげです。
友チョコはコレ!キュート&手ごろな価格で気軽に渡せる
ここ数年ですっかり定番化した「友チョコ」。
いつもお世話になっているママ友や、職場の仲間などに日頃の感謝を込めて贈りたいもの。
ですが、あまり高価なチョコレートだと重たいかな…という人にぴったりな、かわいくてお手ごろなチョコレートを発見しました!
ボタニカルなパッケージが目を引くゴンチャロフの「アトリエ ド フルール」シリーズ。
中身のチョコレートも色とりどりで、まるで宝石箱のよう。
こんなに華やかなのに、6個入り378円(税込)~と買いやすい価格帯に驚きです。
▲21個入り 1,620円(税込)
缶に入ったタイプも用意。
ふたやサイドに、立体的に加工されたモチーフがなんとも豪華な雰囲気ですね。
女子力高めのパッケージと甘いチョコは、子育てや仕事に奔走するみんなの癒しになること間違いなしです!
定番の「ムーミン×メリーチョコレート」は毎年変わるパッケージに注目。
今年はリトルミィがあしらわれた商品が多くそろっています。
昨年、飯能市に「ムーミンバレーパーク」もオープンしたムーミンは、北欧人気と相まって、日本でもファンが多いキャラクター。
▲ブックアソートチョコレート(ムーミン) 8個入り 1,350円(税込)
どの品もアフターユースを意識したパッケージになっているのがポイントです。
例えば写真の商品。箱を留めているチャーム付きのバンドは、ブックバンドとして活用してもよさそう。
その他にも、缶入りやポーチ入りなど幅広い世代に喜ばれるアイテムが並んでいました!
ごほうびチョコはコレ!頑張ってる自分にもチョコを♡
国内外から集まった、多種多様なチョコレートを見ていると、自分用にもほしくなっちゃいます。
友チョコと並んですっかり定着した自分用の「ごほうびチョコ」。
自分ならこれがほしい! と思ったものを独断と偏見でチョイスしてみました。
まずはシンプルな見た目にひかれたのがこちら。
オーガニックにこだわるフランスのショコラティエ「ジャン=ミッシェル・モルトロー」。
日本ではバレンタイン時期限定で、オリジナル商品を展開しているそうです。
その中でも気になったのが「ヴォヤージュ・デュ・カカオ」
▲ヴォヤージュ・デュ・カカオ-édtion2020- 8個入り 2,970円(税込)
単一品種・単一産地のカカオから作られる「シングル・オリジン」のチョコレートが6種類入っています。
これらには世界6カ国から厳選したカカオを使用。
農作物であるカカオは、同じ品種、同じ産地でも毎年味が少し変化するそう。
その違いを楽しんでほしいと、毎年レギュラーで登場している商品です。
ファンの中には、毎年パッケージを取っておいてコレクションしている人もいるとのこと!
チョコレート職人であるジャン=ミッシェル・モルトロー氏はオーガニック農家の生まれ。
2000年に、オーナーシェフとしてオーガニックレストランをオープンしたところ、デザートに提供していた自家製ショコラが評判を呼び、ショコラティエを設立したそうです。
単にオーガニックにこだわるのではなく、農園の支援にも注力。
生産者への敬意を忘れず、カカオの個性を大切にしたチョコレート作りが信条です。
チョコレートを購入すると、そんなジャン=ミッシェル・モルトロー氏の物語が読める絵本がもらえますよ。
1粒ずつ大切に食べたい、そんなチョコレートです!
一方で、見ているだけでワクワクしてしまうのが、「ベルアメール」のマンディアン「パレショコラ」。
▲パレショコラ ストロベリー1,728円(税込)
マンディアンとは円形の板チョコレートにアーモンドなどをトッピングしたお菓子。
ベルアメールでは「パレショコラ」の商品名で、ブランドを代表するアイテムとして展開しています。
通常は約30種類のラインアップですが、バレンタインの時期は約50種に増えるそうですよ!
1枚ずつ選べる個包装タイプもあり、自分用にプチギフト用にとあれこれ選ぶのが楽しい!
味もデザインもバラエティに富んでいて、マーブル模様が美しい「ブルーベリーチーズケーキ」、目玉焼きをモチーフにした「ブレックファースト」、ホワイトチョコレートをバターに見立てた「パンケーキ」など目移りしてしまいます~。
2020年初出店のチョコもチェック!
「チョコレートパラダイス2020」に今年初めて登場するお店ものぞいてきました!
チョコレートの本場として知られるベルギーからは、「Centho(セントー)」が上陸。
日本でこちらのチョコレートが購入できるのはバレンタインの時期のみ。千葉県ではそごう千葉店だけだそうですよ!
一番人気の「塩キャラメル」のチョコレートを試食させていただきました。
▲セントーキャラメルアソート4 1,296円(税込)ほか
「塩キャラメル」は、国際的なコンクール「インターナショナル・チョコレートアワード2013」で、ベルギーで初めて金賞を受賞した品。
そんな気になる「塩キャラメル」、食べてみると驚くほどに口どけがよく、塩気が結構きいています。
でもその塩気がチョコレートの甘さを引き立てていて、思わず笑顔になってしまうおいしさでした!
また、チーズケーキで有名な北海道・小樽「ルタオ」のチョコレートスイーツ専門店「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ」も初のお目見え。
看板商品は、口どけやわらかなチョコレートをココア生地でサンドした「テノワール」。
昭和初期に活躍した人気画家・中原淳一さんの美少女画が描かれた、レトロモダンなパッケージが印象的です。
▲テノワール 24枚入り 3,240円(税込)※限定パッケージ
ダージリンティーの風味がほのかに香るチョコレートが、ちょっぴり大人な味わい。
サクサクのクッキーとなめらかなチョコレートとの、食感のコントラストもポイントだそうですよ。
「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ」にはその他にも、ロゼシャンパン風味のガナッシュをルビーチョコレートで包んだ「ル シャンパーニュロゼ」など個性的な商品がズラリ! ぜひチェックしてみてください~。
バイヤーに聞く!2020年のトレンドは?
2019年のトレンドといえば、第4のチョコ「ルビーチョコレート」がありました。
それでは、2020年はどうなのでしょうか?
今回の「チョコレートパラダイス2020」でバイヤーを務めた、そごう千葉店食品部の山元麻衣子さんに2020年の傾向をお聞きしました!
「カカオ豆からチョコレートを自店で作る『ビーントゥバー』が数年前から台頭していますが、素材や製造方法にこだわったファクトリータイプのお店が、ますます主流になっている気がします。
素材へのこだわりから、カカオ豆の農園を持つショコラトリーも増えていますが、それだけでなく、中にはチョコレートと組み合わせるフルーツを育てる農園まで自社で持つお店も。
適正な価格で取引する『フェアトレード』や、売り上げの一部を寄付する『寄付チョコ』など、ソーシャルな取り組みにも関心が集まっています。
そういったストーリーや背景のある商品に、消費者もひかれるようになっていると感じています」(山元さん)。
西武・そごうの限定品として登場する、「セバスチャン・ブイエ」の商品もそんなコンセプトのお品。
▲ザンビアショコラアソート 6個入り 2,052円 (画像提供:そごう千葉店)
セバスチャン・ブイエの故郷であるフランス・リヨンのシンボル「ライオン」、ザンビアの国旗に掲げられた「フィッシュ・イーグル」、ザンビアの女性の象徴である「花」をあしらったショコラの詰め合わせです。
売上の一部(販売価格の2%)が公益財団ジョセフを通じてザンビアの女性に寄付されるそう。
さらに、「昨年はルビーチョコという大きなトレンドがありましたが、今年は、第4のチョコになりかけた⁉との説がある、『ブロンドチョコ』が登場しています。
『ピエール・ルドン』では、ブラック、ミルク、ホワイト、ルビー、それにブロンドが入ったアソートがありますよ」と山元さん。
ブロンドチョコ! はじめて聞きました。
ホワイトショコラをキャラメリゼしたような香ばしさと、ビスケットのような風味があるそうです。
これは食べてみたい…!
最後に、今年の「チョコレートパラダイス2020」の見どころを教えてください!
「今年は『旅するバレンタイン』をテーマに掲げ、国内外から選りすぐりの商品を集めました。
カカオにこだわった本格派はもちろん、ちょっと変わったフレーバーのチョコレート、個包装のものや見た目がかわいいものなど、本命から友チョコ、ご自身へのごほうびにと多様なニーズに応えるラインナップをご用意しています。ぜひじっくり選んでください!」
ありがとうございました!
「チョコレートパラダイス2020」は、バレンタイン当日が金曜日のため、その後の土日にもギフトの需要が続くとの考えから2月16日(日)までが会期となっています。親切!
会場には、記事では紹介しきれなかった魅力的なチョコレートがまだまだたくさんあります。
ぜひ足を運んで、素敵な一品を見つけてください~。