保護中: 英検って必要?小学生は何級から?英検合格に強い千葉の英語塾「マーガレット外語学院」に聞きました
英語民間試験の活用が延期に――。
2019年11月に報じられたこのニュースが話題になりました。
英語民間試験とは、多くの人が学生時代に受験したことのある英検(実用技能英語検定)も含まれます。
大学受験に役立つなら…と一時注目を集めた英検でしたが、延期となった今「じゃあ英検って必要ないの?」という風潮もなきしもあらず…。
英検の高い合格率を起こるマーガレット外語学院に、「なぜ今英検なのか」を改めて教えてもらいました!
●お話を伺ったのは…
旅行代理店を経て、結婚後は自宅で学習塾を運営。その後就職した英会話スクールで、同僚の外国人との英語でのコミュニケーションの難しさを感じ、一念発起してイギリスへ社会人留学。帰国後はエリアマネージャー、シニアセールスディレクター、総務人事などとして活躍。「IBイングリッシュ」に転職後、2017年に創立42年の歴史を誇るマーガレット外語学院の代表に就任。
モットーは「あなたの期待の、その上を。」
公開 2020/01/27
目次
英検が必要な理由
2019年11月、大学入学共通テストで英語民間試験の活用が延期されたとの報道がありました。
英検に関しても、「受ける必要ってあるのかな?」と不安に思う親御さんも多いのではないでしょうか。
このことに関して浦浜さんに聞いてみると、「英検は必要です」ときっぱり。
「受験に必要かそうでないかにかかわらず、英検を受験することは各級の内容を学ぶことに意味があると考えます。
英検はゴールではなくあくまで通過点。
お子さんが自分自身の英語力を測るために英検があるのです」と続けます。
2020年の学習指導要領の改訂により、中学校の3年間で学ぶべき単語は1,800語、高校の3年間では1,800~2,500語に増えます。
こう記されてもピンとこないかもしれませんが、80年代生まれの筆者の学生時代と比べて、トータルで1000語ほど増えている…ということになるそうです(!)。
さらに、よく知られているように小学校の授業にも変化が。
これまでは「外国語活動」という扱いだった英語の授業が、小学5年生から正式教科となり、通知表での評価が始まります。
小学校の英語はこう変わる!
小学5年生、6年生に「外国語活動」としての授業。
教科ではないので成績はつかない。年間35コマ。
↓
【2020年4月から】
・小学3年生、4年生から必修化。
年間35単位、週1コマの授業は、外国語に慣れ親しむことを目標とした内容。
教科ではないので成績はつかない。
・小学5年生、6年生は教科化。
年間70単位、週2コマとし、段階的に「読む」「書く」を学ぶ。
教科なので成績が付く。
「求められる英語力が年々高まっているからこそ、早くに英語の学びを始めて、語彙を増やすことが大切です。
小学生から受けられる英語の試験といえば英検。
合格すれば自信につながりますし、次の級へ挑戦しようという向上心も芽生えます。
『●級合格』という、小さな成功体験を小学校のうちから積み重ねることで、英語を好きなままでいられる。そして好きであれば上達する…そんな考えから、私たちは英検を重要視しているんです」(浦浜さん)。
頑張ったことが実を結ぶ。
そんな体験を子どものうちからすることで、自己肯定感が高まり、生きる力が付くんですね。
英語学習だけでなく、将来への土台作りのためにも英検が役立つというわけです。
・いつから? 何級から始める?
小学生から英検受験といっても、いつから、そして何級から始めればいいのでしょうか?
「小学2・3年生で5級から受験を始めるケースが多いです。
5級の試験時間は約50分なので、その時間、じっと座って集中できるかどうかもポイント。
低学年で最初に受けるなら『英検Jr.』がおすすめです」
英検Jr.とは、合否のない「育成型ゲーム感覚」のリスニングテスト。
児童が英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標にしています。
ブロンズ(約30分間)、シルバー(約35分間)、ゴールド(約45分間)と、問題数や難易度によって3つグレードを用意。
テスト用紙はオールカラーでイラスト入りなので、楽しい気持ちで取り組めるのも特徴です。
マーガレット外語学院はなぜ英検に強いの?
英検Jr.でテスト慣れしたら、英検へステップアップ。
マーガレット外語学院では、小学6年生で3級合格を目標にしており、生徒の中には小学2年生で合格したお子さんもいるそう。
3級に合格するのに必要な単語数は約1,200~2,000語と、なんと中学卒業レベルです!
英検に強いワケ①
1回の授業で英会話(ネイティブ講師)+英文法(日本人講師)が受けられます
ネイティブによるオールイングリッシュの授業は、発音に慣れる、異文化コミュニケーションが図れるなど、メリットがたくさんあります。
ですが、きちんと理解しないまま間違った意味で単語を覚えてしまうこともあるそう。
そこで、マーガレット外語学院では、ネイティブの先生と日本人の先生が4技能(聞く・話す・読む・書く)を高める「英会話&英文法コース」を用意しています。
まずは外国人講師による40分間の授業で「聞く」「話す」力を身に付けます。
自然な発音や表現方法を歌やゲームを交えて楽しくレッスン!
レッスンの後半は、日本人講師にバトンタッチ。
ネイティブのレッスンで学んだ内容を解説してくれます。
ネイティブのレッスンで英語をたくさん聞いて話す。
その後、日本人の先生がフォローすることで子どもたちは授業の内容をより理解し、英語の定着につながるそう。
英語で授業をする時間、日本語で授業をする時間…としっかりと分けることで、「英語/日本語」のスイッチを切り替えることができるのだとか。
英語の途中に日本語を挟むよりも効果的だといわれています。
加えて、英語教育で必須といわれているのが、「聞く」「話す」「書く」「読む」の4技能。
ネイティブの講師が「聞く」「話す」を、日本人の講師が「書く」「読む」をメインに教えることで、4技能の習得を目指します。
英会話&英文法コース
【Let’s Begin~Let’s go 6】
週1回 60分
(ネイティブ講師40分+日本人講師20分)
定員 6名
授業料 小学生10,140円(税込)、中学生10,770円(税込)
英検に強いワケ②
7技能習得を目指して、文法もしっかりフォロー
「聞く」「話す」「書く」「読む」の4技能に加えて、マーガレット外語学院が大切にしているのが、「語彙」「文法」「英作文」。
将来使える生きた英語を身に付けるには、「語彙」を増やし、「文法」を使いこなし、「英作文」を作り表現力をつけることが不可欠。
「小学生英文法」のレッスンは、英文法専任の講師が文法を分かりやすく、簡素に説明してくれるとあり好評です。
「小学低学年の文法では文法用語は使わず、講師が誘導しながら生徒に質問していきます。高学年の文法では中学を意識して 例えば、名詞や動詞、副詞などの『8品詞』、『S(主語)+V(動詞)』や『S(主語)+V(動詞)+O(目的語)』といった『5文型』などについて、はじめに丁寧に解説します。
動詞とは、目的語とは…という点をきちんと理解したうえで文法を勉強した方が、中学・高校の英語習得も早いと考えるためです」(浦浜さん)。
<マーガレット外語学院の教材(一例)>
▲英語を始めたばかりの年中~低学年向けの教材は、ビジュアルが多めでとにかく「楽しく」!
▲小学3年生~小学6年生向けの教材。分かりやすい文法の解説で理解を深めます。
確かに、中学の頃に英語の授業で、突然「三人称」と言われて「???」となった記憶が私にはあります。
思えばあれから英語への苦手意識が芽生えてしまったのかも…。
はじめにしっかり理解してから先に進めていればと悔やまれます。
英検では3級からライティングの問題が登場し、簡単な英作文を作れる程度の英語力が求められます。
文法というと「生きた英語」とは正反対のイメージがありますが、なぜ大切なのでしょうか?
「将来的に英語を使う場面で、正しい文法で話す英語は、相手に『しっかりと英語を学んだ人』という印象を与えます。
加えて、5文型がしっかり頭に入っていれば単語を入れ変えていくだけで、一般的な表現はできるようになります。数学における数式とイメージは似ていますね」(浦浜さん)
小学生英文法
【グループ英文法】
週1回 50分
定員 6名
授業料 小学生9,000円(税込)、中学生10,000円(税込)
英会話&英文法コースと組み合わせた「英会話・英文法プラス」コースもあり。
週1回 110分
小学生15,900円(税込)と、通常で受講するより3,240円お得です。
\ココもPOINT!/
生徒一人一人に長期(5~6年後)・中期(2年後)・短期(1年後)の「学習目標」を立て、それに向けて学習を取り組むことも、英検に強い理由の一つ。
年に一度の面談では、写真の用紙を使って短期・中期・長期の目標を立て、保護者とすり合わせを行います。
例えば、今年は英検4級に合格したから、来年は3級を目指し、5年後には準1級が取れるようにしましょう…など。
逆算して学習予定を組んでいくので、寄り道せずに目標へと向かうことができます!
また、英検取得後はその級の内容を「定着」させることにも重きを置いているそう。
試験問題を解きなおして間違えた箇所や苦手を完全に克服することで、確実に英語力を身に付けて次の級にチャレンジします。
キャリア教育にも注力!
浦浜さんは、子どもたちがただ英語を身に付ければいいとは考えていません。
最終的に「自分で考え、自立できる大人になること」を目指しています。
繰り返しになりますが英検合格も、もっといえば英語の習得も、あくまでそのプロセスの一つ。
年に1回、7月に行われる参観日「プレゼンテーションDAY」では、キッズクラスも含めた全生徒が1人ずつ、他の生徒や保護者の前で発表する機会があります。
「日本人ってプレゼンや自己主張が苦手な傾向にありますよね。
人前で話すドキドキ感を子どもの頃に味わい克服したという成功体験は、将来社会に出たときに役立つと考えています」(浦浜さん)。
キャリア教育として、現役の国際線のパイロットを講師として招き、英語の重要性を説く講演会なども実施。
実際に、英語を仕事で使っている人の話を聴かせることで、自身の将来の姿と英語が結び付き、学ぶ意欲も向上するとマーガレット外語学院は考えています。
また、不定期で職業体験も行っています。
幕張本郷校では2019年の7月に、小学5、6年の生徒が小学1、2年の生徒に対して、レッスンを行うというイベントを開催しました。
約20分間の授業をどんな内容にするのか、時間内でどう展開するのかを子どもたちだけで考えたそう。
事前準備も怠らず、「先生ノート」というノートを自分たちで作り、5分刻みのタイムスケジュールも決めました。
「『先生は笑顔がいいよね』と話し合って、にこにこ顔で授業を進めたり、イラストのカードを見せるときには、生徒の前まで近づいたり…。実際にレッスン風景を見学して、私たち自身も先生役の生徒から学ぶことがたくさんありました」と浦浜さん。
人気の先生紹介
マーガレット外語学院には個性豊かな先生がたくさんいらっしゃいます。
中でも授業が分かりやすい!と生徒からも人気が高い先生をご紹介。
<浦浜さんより>
「アメリカ人講師で、3年間勤務しています。
サービス精神にあふれており、もう一つ、生徒さんの希望のその先へと導いてくれます。もちろん生徒さんからも大人気です!」
北習志野校、勝田台校、京成津田沼校、西白井校
<浦浜さんより>
「カナダ人の講師です。いつでもクール、しかし教えることに情熱を感じる講師です。
冷静かつ大胆な指導は好評いただいております。」
北習志野校、勝田台校、幕張本郷校、
「自分の足で立てる大人に」浦浜代表の思い
マーガレット外語学院の設立は42年前。
とても歴史ある英語教室ですが、2017年に浦浜さんが代表取締役社長に就任し、今日までたくさんの改革を行いました。
その根底にあるのが、「子どもたちが自信をもち、自立できる大人に育てたい」という思い。
マーガレット外語学院の講師陣は、英語を勉強したその先の姿まで見据えて、日々レッスンに取り組んでいます。
―英語教室を運営しようと思ったきっかけを教えてください。
浦浜さん:
子どもたちが持つ将来への可能性を広げてあげたいと考えるためです。
英語を使う仕事というと、パイロットや翻訳家などが思い浮かびますが、プログラマーやライター、ユーチューバー…どんな職業でも、英語が話せれば日本から世界へと活躍の舞台はより広くなります。
かくいう私も、社会に出て英語で苦労をした経験があります。
イギリス人の上司や同僚と働いていたのですが、自分の考えやプランを論理的に英語で説明することができなかったのです。
日常会話は話せても、ビジネスでは通用しない…。
そんな私が、英語学習を継続できたのは、通じる喜びを感じられたこと。
そして可能性が広がったと実感できたからだと思います。
―英語を始めるのに適した年齢はありますか?
浦浜さん:
スタート時期は早い方が良いです。遅くてもカタカナ英語の入る前の7歳までには始めるとよいでしょう。
短期間にたくさんの単語を覚えるより、長い時間をかけて少しずつ覚えた方が定着するもの。
やはり、なるべく小さい頃から英単語に触れておくことが、上達につながるように感じています。
―教室を運営するうえで大切にしていることを教えてください。
浦浜さん:
小さな成功体験の場を提供することです。
「努力すればよい結果が待っている」この考えが根付けば、社会に出て困難がやってきても楽しむ余裕が生まれると思います。
昔から、先進国に住んでいるのになぜ日本人は英語力が低いのだろうと疑問に感じていました。
圧倒的に異国の文化に触れる機会が少ないというのも、理由の一つだと思います。
だからこそ、文化や風土、習慣を体感できるネイティブ講師の授業は大切です。
でも、それだけでは補えない部分もあるので、本校では日本人講師とのチーム制を採用しています。
子どもたちには、これから長い人生が待っています。
自分の人生だから、自分で道を選んでほしいと願わない親御さんはいません。
そのためにも「道を選べる」だけの能力を身に付ける必要があります。
今の子どもたちが大きくなる頃には、英語が必要とされる場面はもっともっと増えるでしょう。
また、英語を話すスキルだけでなく、自分の考えや意見を言える強い心もますます大事になります。
ただ英語を教えるのではなく、一人でも多くのお子さんが社会で羽ばたくことを応援したいというのが私たちの気持ちです。
北習志野校
住所/千葉県船橋市習志野台2-6-6 サンドラッグビル3F
アクセス/北習志野駅から徒歩2分
電話番号/047-462-9466
勝田台校
住所/千葉県八千代市勝田台1-6-2 エグチビル3F
アクセス/勝田台駅から徒歩2分
電話番号/047-485-7555
幕張本郷校
住所/千葉県千葉市花見川区幕張本郷1-3-6市原第1ビル3F
アクセス/幕張本郷駅から徒歩1分
電話番号/043-350-4141
二和向台校
住所/千葉県船橋市二和東5-25-36 田中燃料ビル3F
アクセス/二和向台駅から徒歩8分
電話番号/047-449-3741