【子育て】~第6子誕生~出産体験談 上の子たちが立会い出産
こんにちは!子育てコラム担当の芳野香菜子です。
今回は、4月24日に第6子が誕生しましたので、私の出産エピソードについて書かせていただこうと思います。
まさかの6人目妊娠だったのですが、子ども達もとても楽しみにしてくれていました(赤ちゃんが大好きな、主人が一番喜んでいたかなぁ)。
(Photo/Maki Abe)
妊娠初期から中期にかけては悪阻もあり大変でした。
体重もなんと最終的に15キロも太ってしまいました(過去最高記録!)。
これ以上太るとグレーゾーンっていうところは軽く超え、出産時には40代に突入。
体力も落ち、マイナートラブルにも悩まされました…。
「お願いだからパパのいる時に出てきてね~。お腹パンパンで苦しいし、サイズ的にも大丈夫そうよ。そろそろ出て来てもいいですよ!!」と
お風呂でチビ達とよく話しかけていました。
出産の前夜には、末っ子だった次女(3歳)が今までなかった夜泣きをしました。
次女なりに何かを感じ取ったのでしょうか。
明け方お腹の張りと痛みで目が覚めトイレに行くとおしるしが…。
明らかに痛い!!でもまだまだ我慢できる。でも我慢比べではない(笑)
次女の時は「痛い!陣痛かも!?」から生まれるまで1時間の超スピード安産だったので、うかうかしていられないぞ!
長女(年長)と次女は「生まれるところ見たい!」と言っていたので、立会い希望にしていました(上3人の男の子達は「どっちでもいいよ?」でした)。
夜泣きでぐずぐずだった次女を置いて行くのは心配なので長男(中3)に横に寝てもらうことにして(こんなときお兄ちゃんたちは頼りになります)、主人と二人で病院へ。
朝4時過ぎに陣痛室へ到着して諸々の準備や説明を受けて、「まだまだだね、早くて午前中に生まれるかな?」と助産師さん。
私はというと、ツイッターに「陣痛の最中に朝食なんてとりたくない!朝食までに絶対産むぞー!」なんてつぶやいていました(笑)。
主人には一度家へ戻って子ども達を見てもらうことに。
6時過ぎた頃から痛さは強く増しましたが、陣痛の合間に「学校の準備大丈夫?」とか主人とメール(笑)。
6人目ともなるとこんなもんです!
6時23分、分娩台に移動することになり、「分娩台に移動するから早めにきてね」と主人に電話。
20分ほどすると「ん???なんか騒がしいぞ???まさか5人全員いる!?」、5人引き連れて20分でよく来れたなぁとか感心しながら数回イキんだ辺りで、ぞろぞろ、わちゃわちゃ入室。
もう痛さMAXの私ですが、主人が助産師さんの如く「力抜いて、はーーーだよ!」と声をかけてくれ、そんな様子を子ども達は静かに見守ってくれていました。
6時57分「おめでとうございます!男の子です!」
(Photo/Maki Abe)
みんなでパチパチしたり、「おめでとう!!」なんて言ったりしている中、長男は、みんなから少し離れたところで感慨深げにしていました。
中3の彼、多感なときですが、何を思ったかな…。
いつか彼に家族ができた時に、家族やお嫁さんを支えてあげられる人になってくれたらいいなっとこのとき思いました。
まさか、家族全員で立会い出産が出来るとは思ってもみなかったので本当に記念になりました。
末っ子誕生の瞬間をみんなで迎えることができてうれしかったです。
ちゃんとパパがいる時に、そしてお兄ちゃんやお姉ちゃん達みんなの声が聞こえた時に出てきてくれたのです。
赤ちゃんは、おなかの中で外の話を聞いているっていう話はよく耳にしますが、本当なのかもしれないですね。
次の日からパパは出張だったので、1日ずれていたら全員で立会いは無理でしたから…。
自宅へ戻ってからは、次男(6年生)はちょっとでも赤ちゃんが泣くとすぐ駆けつけてくれるし、オムツも着替えも手伝ってくれます。
そして夕ご飯の支度や、お米をといでご飯を炊くこともできるようになりました。
ちょっとヤサグレ期を抜けたかな!?
チビ達もお世話をしたくてしたくて毎日大騒ぎです(こちらは見ていてヒヤヒヤなんですけどね)。
長男は一歩引いて、危険なときに助けに行くみたいな感じで見守ってくれています。
そしてチビ達が寝た後とか、誰もいない時にこっそり抱っこしたり喋りかけたりしていてなんともかわいいのです。
おなかの中からも騒がしいのは聞こえていたのでしょうね。
大騒ぎしていても掃除機の音にも動じません。
久しぶりのベイビー誕生で家の中がとっても和やかになりました♪
サポートしていただいた先生や助産師さん、すべてのスタッフさん、
そしていつも応援して、手助けしてくれる友人や家族みんなに支えられて素敵なお産になりました!
赤ちゃんが大きくなったとき、「あなたが生まれるときみんなで生まれてくる瞬間を見守っていたよ!」とお話しできる日が今から楽しみです。
生まれて来てくれてありがとう。
どんなお産もそれぞれのストーリーが、家族の愛が詰まっています。
皆さんにもそれぞれのエピソードがあると思います。
一生に一度しかないこの日のことをずっと大切に、時々思い出してみてください。
とても優しい気持ちになれる気がします。