フィンランドのサンタさんから手紙が届く!心温まる サプライズで最高のクリスマスを♪
ハロウィンも終わり、11月に入るとクリスマスムードがだんだんと高まってきますよね。
クリスマス前やイブの夜にはサンタクロースへ手紙を書くというおうちも多いのではないでしょうか?
でも、もしもサンタさんからお手紙が届いたら…最高の思い出になると思いませんか?
(※この記事は2019年11月1日に更新されました)
サンタさんから手紙をもらう方法はいくつかありますが、今回は、サンタクロース中央郵便局公式サンタメールとなる日本・フィンランドサンタクロース協会の「サンタさんからの手紙」をご紹介します。
公開 2019/11/01(最終更新 2022/11/16)
編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へフィンランドのサンタクロース中央郵便局って?
サンタクロース中央郵便局(通称サンタ郵便局)は、地域の郵便行政を担ういわゆる「郵便局」ですが、他局との違いは、サンタクロースと私たちの住む世界とをつなぐ郵便事務を引き受けているというところ。
このサンタ郵便局には、年間を通じて数十万通の手紙がサンタクロース宛に届くそうです!
(サンタクロース中央郵便局のイメージ)
日本・フィンランドサンタクロース協会の「サンタさんからの手紙」申込み方法は簡単。
① 全国の郵便局または日本・フィンランドサンタクロース協会のHP
から締切(2019年は11月29日)までに申込み(1通1,800円税込)。
② 12月14日~20日ごろにサンタさんからの手紙が国際郵便で届きます!
こちらがお手紙のサンプル。
手紙のデザインはサンタ郵便局の依頼を受けたフィンランドのデザイナーが手掛け、その年ごとに変わります。
サンタクロースのオリジナルストーリーに沿った優しいタッチのイラストが絵本のようでかわいい! 毎年コレクションとして集める人もいるそうです。
イラストを見ながらお子さんとお話を考えるのも楽しいですね!
イラストは、封筒、手紙の裏面、手紙の本文部分にそれぞれ描かれていて封筒を開ける前からワクワク感が高まります。
また、封筒にはイラストの他、サンタ郵便局公式サンタメールにしか使えないサンタ郵便局ロゴマークとその年に発行されるクリスマス切手と消印が押されるのでこちらも注目。
クリスマス切手のデザインは毎年変わるそうなのでお楽しみに!
もちろん、肝心のお手紙の内容も毎年異なります。
サンタさんからのメッセージに加え、クリスマスの慣習や物語がつづられていますよ。
①幼児向け(ひらがな・カタカナ) ②子ども~一般向け(漢字) ③英文
の3種類があり、読む人の年齢に合わせて選べます。
返事を書くとさらに返事がもらえる!
日本・フィンランドサンタクロース協会の「サンタさんからの手紙」の一番の特徴は、「サンタさんと往復書簡ができる」という点です。
12月14日から20日ごろに届いた「サンタさんからの手紙」に同封された専用はがきでサンタさんに返事を書くと、翌年の8月中旬にサンタさんからサマーカードが届きます。
2016年のサマーカード。休暇中とあり、かなりリラックスした様子のサンタさん。
プレゼント付きのタイプもあり
おもちゃやお菓子などの「贈り物」とお手紙のセットもあります。
セットは「マーブルチョコ・クッキーセット」「絵本セット」「お絵かきセット」の3種類。
日本・フィンランドサンタクロース協会広報担当の方によると、
「贈り物の内容は、フィンランドの物を中心に絵本やみんなで楽しめるもの、手を使って作るもの、文具など『良質』をキーワードにチョイスしています。
また、子どもたちに手紙の良さに触れてもらおうと、ポストカードを添えた贈り物も毎年用意。2018年は『バームクーヘン・パズルセット』にフィンランドのデザイナーが手掛けたポストカードが入っていて大人の方にも喜んでいただけると思います」
とのこと。
(マーブルチョコ・クッキーセット 4,000円)
ちなみに贈り物の中でも定番人気は絵本。
おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんにプレゼントするケースが多いそうです。
日本の子どもはサンタクロースが大好き!
冒頭でも触れたように、毎年世界中からサンタさん宛にたくさんの手紙が届き、2001年当時には60万通にもなりました。
そのうち10万通が日本からとなんと世界で一番の多さ。
そこで日本の子どもたちにサンタさんからの手紙を届けたいと、日本とフィンランドの両国が協力して、2001年に日本・フィンランドサンタクロース協会による「サンタさんからの手紙」がスタートしました。
フィンランド以外の国で、フィンランドの公式サンタメールが申し込めるようになったのは世界の中でも日本が初めてだったそう。
今年18年目となる「サンタさんからの手紙」ですが、次世代へのリレーの時期に入ってきたと感じると、広報担当の方はお話ししてくれました。
「18年という年月の間で、子ども時代に受け取った方が大人になって、次は“我が子へ“と、お申し込みされる方や「以前自分の子どもに『サンタさんからの手紙』を贈ったが、今度は孫が生まれたから孫に贈りたい」といったお電話をいただくこともあります。
サンタクロースの夢の世界が時代を超えて続いてきた、奥深さを感じています」(広報担当者)
最近では初めてクリスマスを迎える赤ちゃんにメッセージを送る人も増えているとか。
「baby first Christmas(ベビーファーストクリスマス)」としてその年に生まれた赤ちゃんとクリスマスをお祝いするのがトレンドの兆し。
初めてのクリスマスにサンタさんからのお手紙が届くなんて素敵ですよね。
我が子はもちろん、お孫さんやお友だちにと、ちょっと気の利いたクリスマスギフトとして「サンタさんからの手紙」を利用するのも喜ばれそうです。
【公式HP】サンタさんからの手紙