いなげの浜がホワイトビーチに!周辺スポットもチェック
昭和51年にオープンしてから、千葉県民の憩いの場として親しまれた「いなげの浜」。
千葉で育った人なら、「海」といえばこの「いなげの浜」だったのでは?
この「いなげの浜」が今年全面的にリニューアルし、10月6日に開放されたのが話題になっています。
2020年までには、稲毛海浜公園内の施設を続々リニューアルし、グランピング施設やカフェなど、よりお楽しみが増える予定。
都市型ビーチへと生まれ変わるこのエリアから目が離せません!
「待ちきれない~!」という人のために、今すぐ行ける周辺のおすすめスポットもご紹介します♪
公開 2019/11/20(最終更新 2021/06/16)
目次
「いなげの浜」がおしゃれにリニューアル!ホワイトビーチ誕生で新たな千葉の名所に
ちょっと暗い印象だった砂浜が、オーストラリアから輸送された真っ白な砂が敷き詰められ、ホワイトビーチに生まれ変わりました!
どこまでも続く白い砂浜 青空とのコントラストは最高!
日本初の人工海浜である「いなげの浜」。
1200mにも及ぶ長い砂浜ですが、波の影響で浸食が進んでいたそうです。
「稲毛海浜公園を魅力的にリニューアルして、もっと多くの人に来てもらいたいという思いがありました。
白い砂を使ったホワイトビーチによって魅力的な海辺のロケーションを作るとともに、市民のニーズに合う新たな施設やサービスの展開など、稲毛海浜公園の持つポテンシャルを最大限に活かしていきます」と話すのは、千葉市都市局公園緑地部緑政課の石橋徹さん。
穏やかな海を見渡せば東京スカイツリーや富士山なども見える素晴らしい眺望。
可能性は無限大です。
どこまでも真っ白に続く砂浜は、天気のいい日には思わず目を細めてしまうほど。
このホワイトビーチに使われた白い砂は、オーストラリアの山から産出したものを輸入したとか。
さわやかな青空とのコントラストは最高です。
でもなんで「山の砂」?
「他の海域の生物が定着しないように山の砂が採用されているんですよ」
と石橋さん。
▲砂を触ったり掘ったりして砂の特徴を伝えてくれる石橋さん
もともとの海の砂は触るとベタっとした感じがしますが、この白い砂はさらさらしていて、手や足にまとわりつかないのが特徴。
夏には、海水浴も楽しめるそうですが、いつまでも砂が手や衣類から落ちない……なんて悩みも解消されそうです。
海水浴がさらに気軽になりますね。
▲すくいあげてもさらさらとこぼれ落ちるほど湿り気のない砂
このオーストラリアの砂は、従来の砂浜の上に約70cm盛られています。
70cmも盛っているので、掘ってみても前の砂にたどり着くのは至難の業。
▲深く掘っても出てくるのは白い砂!
「先日の台風の影響もあり、ところどころ従来の砂とまじりあっている箇所もあります。海が荒れた後には『真っ白』と思って来たらちょっとがっかりする時もあるかもしれませんが、メンテナンスを工夫して、ホワイトビーチとしてキープしていく予定です」と石橋さん。
(※取材は2019年10月30日)
2020年までに昼間だけではなく夜も楽しめる公園に!
憧れの、青い海と白い砂浜が稲毛で体験できる稲毛海浜公園は、砂浜だけじゃなく他の施設も素敵なんです!
2020年までにはいろんな施設がリニューアルしたりオープンしたりする予定です。
現在もファミリーに人気の稲毛海浜公園プールは、子ども連れだけでなく、大人も楽しめるようなプールに生まれ変わるんです。
▲生まれ変わったプールのイメージ
ほかにも、想い出の森を活用したグランピング施設や、温浴施設、BBQ場なども新たに誕生。
▲静かで鳥の声が聞こえ、空気もおいしい想い出の森にできるグランピング施設、待ち遠しい!
▲カフェや宿泊施設へと生まれ変わる稲毛記念館
▲メインストリートとなる“海へ延びるウッドデッキ”のイメージ
石橋さんは、「これまでは、昼間は楽しい公園でも夜はちょっと怖い……、というイメージもあったかなと思うのですが、今後は夕方から夜も楽しめるような公園になります」と話します。
昼間の明るくて楽しい雰囲気から、海に夕陽を臨んで黄昏気分に浸りたい夕暮れ、満天の星空を眺める夜、さわやかな空気と鳥の声で目覚める朝……、移り変わる一日のすべての時間を、心と体いっぱいに感じることができそうです。
老朽化していたトイレなどの施設も今後きれいにリニューアルされ、ますます過ごしやすい公園になる予定。
新たな千葉の名所に、ぜひのんびり訪れてみましょう!(いくら)
稲毛海浜公園
住所/千葉市美浜区高浜7-2-1
【公園の利用について】
美浜公園緑地事務所 043₋279₋8440
【稲毛海浜公園リニューアル事業について】
緑政課 043₋245₋5789
周辺の気になるスポットもチェック!
ホワイトビーチの散策のあとに立ち寄りたい、おしゃれなパン屋さんとロケーション最高な穴場レストランをご紹介します。
リッチなパンで贅沢なひと時
ブリオッシュ ドーレ バイ ザ・サーフ オーシャンテラス
2016年に検見川浜にオープンした「ザ・サーフ オーシャンテラス レストラン」は、眺めや雰囲気の良さ、料理のおいしさに都内からも多くの人が足を運ぶ人気店。
その1Fにある「ブリオッシュ ドーレ」は、フランスに本店を持ち、フランス国内に約300店、全世界で460店以上を展開する、世界的に有名なベーカリーショップです。
千葉県初出店となり、2019年11月現在、県内にある唯一の店舗となっています!
ショーケースに並ぶパンは食事系からスイーツ系まで常時15種前後。
フランス直送のパン生地を使い、現地のレシピを忠実に再現しているそう。
ブリオッシュ生地の中にチョコクリームがたっぷり入った、写真左の「マフィノワズリショコラ」(350円)など、オリジナリティあふれるパンがそろいます。
また、具材たっぷりなサンドイッチもおすすめ。
写真右の「リュスティック シャンペットル」(520円)は人気のバケットに生ハム、ルッコラ、チーズ、トマトハーブオイルをサンド。
ハーブのさわやかな香りが具材の味を引き立てます。
ボリューム満点なので、ランチにぴったり!
ザ・サーフ オーシャンテラス店限定の商品も要チェック。
それがこちらの「塩クロワッサン食パン」(540円)。
もちもちとした食感のクロワッサン生地に、フランス産のグロセル(粗塩)を振りかけた一品で、ほどよい塩気がクセになるおいしさです。
全世界でも購入できるのはココだけなので、来店したら絶対買うべき!
ちなみに、2階の「ザ・サーフオーシャンテラス レストラン」では、「クロワッサン食パン」を使ったフレンチトーストも味わえるんですよ。
月替わりや季節替わりのシーズンメニューもあり、寒くなるこれからの季節は、チョコレート系が充実するとのことなのでお楽しみに!
オープンエアのイートインスペースはペット連れOK。
テーブル席の他、ラグジュアリーなソファ席もあり。
ゆったりとソファに座り、海を眺めながらおいしいパンを味わう…なんていう、夢のような時間を過ごすこともできちゃいます。
愛犬の散歩に立ち寄る人、海沿いのサイクリングを楽しむ人など平日でもオープンと同時に混み合う日もあるそう。
夕方には売り切れてしまう商品もあるので、特に土日は早い時間に出掛けるのが安心です。
(※価格は全て税別)
住所/千葉県千葉市美浜区磯辺2-8-3
稲毛海浜公園内
ザ・サーフ オーシャンテラス レストラン棟1F
営業時間/11時~18時
定休日/火曜(祝日は営業)
P/あり
電話番号/043-279-4175
稲毛ヨットハーバー3Fの穴場
レストラン ヴェスプチ
稲毛ヨットハーバーの3階に位置する「ヴェスプチ」は、イタリアンと中華料理の両方が味わえるレストラン。
2016年のリニューアルの際に、ご近所にあった中華料理店「香片花(ジャスミン)」のシェフをお店に招き、もともとイタリアンのシェフだったオーナーと一緒にお店を切り盛りすることになりました。
全席オーシャンビューで、眼下にキラキラと光る東京湾の水面を眺めながら、ゆっくりと食事が楽しめます。
ランチはパスタやピザが中心で、3つのプランからチョイス。
- ランチメニュー
- ・パスタまたはピザにバイキングがセットになった「Aプラン」(1,880円~)。
- ・バイキングのみの「Bプラン」(平日は大人1,580円・中学生未満790円、土日祝は大人1,780円・中学生未満890円、未就学児無料)
- ・単品メニューの「Cプラン」(980円~)
オーナー自慢のピザやパスタを、できたてアツアツの状態で味わってほしい、という思いからこのような形になりました。
一番人気はやっぱり満足度の高い「Aプラン」。
Aプランのパスタやピザはハーフサイズ程度のボリュームなので、女性でも注文する人は多いそうです。
バイキングの内容は、15種前後のアンティパストと4種ほどの中華料理に加えて、サラダバー、カレー、デザートなど。
季節によって内容は変わりますが、「野菜たっぷり」という点がこだわり。
取材に伺った日はムール貝のマリネなど、本格的なメニューが並んでいました!
食材はできるだけ本場イタリアから取り寄せるそう。
プチデザートが6種ほど。ドリンクバーも付いています。
17時30分からのディナータイムは、中華料理のバリエーションがグッと増え、東北料理(どんべいりょうり)をベースにした、四川料理や上海料理が堪能できます。
中には、「香片花の四川麻婆豆腐」(980円)や「花山椒のきいた香片花流 担々麺」(980円)など辛党も大満足する本場の味も。
子ども用チェアの用意もあるので、小さい子ども連れでも気軽に入れます。
ランチバイキングは未就学児無料という点もうれしい!
店内からの眺めは、天気のよい日中はもちろん、夕暮れ時も素晴らしいのでランチでもディナーでも訪れたいお店です。
(※価格は全て税別)
住所/千葉県千葉市美浜区磯辺2-8-1
稲毛ヨットハーバー3階
営業時間/
ランチタイム 11時30分~14時30分
ティータイム 14時30分~17時30分
ディナータイム 17時30分~21時
定休日/火曜
P/あり
電話番号/043₋279₋0770