カーリング体験が千葉でできるって本当?
ルールや基礎知識も教えてもらいました!

※この記事は2018年6月27日に更新されました。

2018年2月に行われたピョンチャンオリンピックで話題を集めたカーリング。カーリング女子初の銅メダル獲得で注目の人気スポーツに。

藤澤五月選手をはじめとするLoco Solare/LS北見のメンバーたちの「そだねー」にすっかりはまってしまったという方、カーリングはじめてみませんか?

 

カーリングストーン

日本全国で本格的なカーリングが競技としてできる専用シートがある場所は、北海道(北見、札幌、帯広、妹背牛、名寄)、軽井沢、御代田、盛岡、青森、山梨(山中湖村)とまだまだ少ないのが現状です。

ですが、千葉県千葉市美浜区にある「アクアリンクちば」でカーリング体験をすることができます!

 

カーリング専用シートとはいきませんが、月に1度、千葉県カーリング協会による初心者講習会が開催されているんです。

通常は、スケートリンク場として、水~金曜日9~20時、土~火曜日9~18時の時間帯で、一般開放しているアクアリンクちば。

初心者講習会は、滑走に使用する前の時間帯となっているため7時15分~8時45分までと少々早いですが、オリンピックでカーリングが中継されてから申し込みが増え、現時点で6月までの講習会が定員に達しているとのこと。

7月以降の日程は、決定次第千葉県カーリング協会HPでUPされるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

 

カーリング初心者講習会に潜入

3月24日に行われた初心者講習会にお邪魔してみました!!

 

講習会が始まる前に、専用の整氷車で平らにしたリンクに、千葉県カーリング協会会員さんたちの手により、氷に円を描き、ハウスと呼ばれるリンクを作ります。

 

専用シートではないので、手作業でリンクを作っていくんですね。

アクアリンクちばのカーリング体験会で手作業でリンクをつくる

本来、カーリングは氷の状態に左右されやすいスポーツで、とても繊細。

専用シートでは、アイスメーカーと呼ばれる人が、気温や湿度などを調整して整備しています。

アイスメーカーが「曲がりやすいアイスリンクを作ろう」とか「ストレートのアイスリンクを作ろう」などと考え、その大会ごとに氷の状態を決定するんだそうです。

カーリングを行うリンクは「シート」と呼び、平らにみえますが、よくみると凹凸があります。ジョウロのような専用の水をまく器具を使い、水をまき、氷の表面に粒々を作っているのです。

この粒々をぺブルと呼びます。

ぺブルと呼ばれる氷の粒々をつくるためにジョウロのような器具で水をまきます

ぺブルの状態を常に意識しながら、試合は行われます。

ぺブルがないとストーンの全ての面が氷に接してしまい、抵抗が大きすぎて遠くに届きません。

スイープ(デッキブラシのようなものでこする動作)は、ぺブルをこすって摩擦をおこし、表面を少しずつ溶かしながら、ストーンの滑りをよくしているのです。

 

いよいよ体験会スタート!

体験会参加人数は16人。2グループに分かれ、1グループに2名の協会スタッフがついて教えてくれます。

 

リンクの中はびっくりするくらい寒かったです。

薄着で来ると痛い目にあいます(笑)。

 

まずは、スライダーと呼ばれる簡易的に氷上を滑りやすくさせる板を靴に装着して滑る練習。

初心者練習用のスライダーを使ってカーリング初心者講習会

 

余談ですが、カーリングの靴は、片方が滑りやすい素材でできていて、もう片方は滑りにくい素材でできているそう。滑りやすい方はいろいろな素材(写真下 左がテフロン、右がステンレス)があり、それぞれ好みで選んでいるとのこと。オリンピック選手はテフロンが多いそうです♪

スイープのときは、グリッパーと呼ばれるカバーをつけて滑りにくいようにします。

カーリング専用靴の裏の素材はさまざま

 

協会の方のお手本をみて、

初心者講習会でデッキを持ってすべる練習の見本

講習生も挑戦。

デッキを使ってすべる練習

最初はうまく滑れなくても何度か練習するうちに板についてきます!

思ったより皆さん上達が早くてびっくりしました。

普段使わない筋肉を使うので、内股が筋肉痛になるらしいですよ~。

 

続いてストーンを投げる練習。

初心者講習会でストーンを投げるお手本

ストーンのスピードは足で調節し、(投げたい)方向の調整は手で行います。

ハンドル部分を回しながら手を離すのですが、

時計回りに回転させると右側に曲がり、反時計回りに回転させると左側に曲がります。

カーリング専用シートの場合、ストーンはハウスまで3~4回転くらいの回転をかけるのが基本なんだとか。

 

このとき、ハウスの後ろに立つスキップと呼ばれるポジションの人が、スイーパーに指示を出します。

オリンピック中継でもよく耳にした「イェップ、イェップ」などのあの掛け声です。

皆さんどれだけ意味を知っていますか? なんてことも教えてくれます!

  • クリーン……軽く掃いてゴミによる急な曲がりを防ぐ
  • イエス、イェップ……素早く掃く
  • ハリーアップ……もっと素早く掃く
  • ウォー、ノー……掃くのをやめる
  • ハード……もっと強く掃く

試合形式の練習でルールを学ぶ

紳士淑女のスポーツということで、本番の試合さながら握手からスタート。

約28メートル先のハウスにめがけてストーンを投げます。

ストーンを投げるときは、足で速度手で方向を決めます
スイーパーがブラシで氷をこすって滑りやすくします

ストーンが手から離れたらスイープしてOK。

協会の方たちがスイーパーとなりブラシでこすります。

カーリング道具

(ブラシは、デッキブラシのような箒状になっているのかと思いきや、思ったよりツルっとしていました。素材はナイロンや豚毛、馬毛などがあり、こちらもアイスコンディションによって使い分けます)

たくさんこすると摩擦ですべりが良くなるので、距離が伸びないと判断したらたくさんこすります。

氷の溶け具合は、日によっても、試合場所によっても刻々と変化があり、試合をしながら読み進めていくんだそうです。

この「曲がる幅」を判断するのが先述のスキップ。ハウスの後ろに立ち、大声で指示を出します。スイーパーにはストーンの投げられたスピードを判断しスキップに伝える重要な役割があります。

スキップの人たちを中心に、次に投げる人がストーンをどの位置にどのように運べばよいのかを話し合います。これが氷上のチェスと呼ばれる所以ですね~。

 

そもそもカーリングの試合は、2チームで対戦。

色の違うストーンを投げあう競技で、リード、セカンド、サード、スキップの4人一組でチームを構成します。

この4人が2回ずつ投げて、計16回投げると1エンド終了。それを10エンドまで繰り返して勝敗を決めます。試合時間は2時間半にも及ぶんだとか。

そこで、「もぐもぐタイム」が必要になってくるんですね!

リード、セカンドは自分の投球以外は主にスイープをし、サードはスキップが投球するときにハウスに立って指示を出します。

スキップはリーダー的な役割の人で、自分の投球以外のときはハウスから指示を出します。オリンピックの女子カーリングでいうところの藤澤五月さんがこれにあたります♪

ハウスの中のストーン、次のストーンをどこに投げたらいいか相談します

試合形式の練習を何回か重ねていくうちに、最初は緊張していた様子だった方も笑顔がどんどん増えていきました。

練習を通して試合の運び方、細かいルール説明などを教えてもらえるので初心者でも楽しく参加できます!

 

講習会に参加していた方たちは、オリンピックを見て興味がでたという方が多く、実際に体験してみた感想を聞いてみると、

「思ったより体力を使いました。力加減が難しかったです」

「見るのとやるのとでは全然違いました。たくさん汗をかきました」など皆さんとても楽しそうに話されていました。

カーリング初心者でも楽しめる講習会

カーリング今から始められる?

主催の千葉県カーリング協会は、2008年に発足。月1回の練習があり、趣味でやっている人から競技者を目指している人など自分のペースでそれぞれが参加しているといいます。

入会したい場合は、初心者講習会の他にもう一回講習を受ければ入会できるそう。

 

「10年頑張れば、もしかしたら日本代表に選ばれるかもしれませんよ。年齢に関係なく誰でも楽しめるスポーツです」と話すのは、講習会の講師をされていた佐藤英之さんです。

12年前、47歳でカーリングをはじめて今年60歳になるという佐藤さん。なんと2016年カーリングシニア日本代表として活躍され、今年もシニア日本代表を目指して練習に励んでいるそう。

12年前トリノオリンピックのカーリングの中継をみていて、カーリングをやってみたいと思い、そこから始めて今にいたるそう。元々スポーツがそこまで得意だったわけではないという佐藤さんがここまで来れたのは仲間のおかげ。カーリングのチームはほとんどが試合に出る人数の4人でチームを組み、その仲間で練習していきます。どれだけ同じメンバーで続けられるかが重要なんだとか。

元カーリングシニア日本代表小柳さん、佐藤さんと、小柳さんの娘さん

【写真左から】千葉県カーリング協会会長小柳隆司さん(2016年シニア日本代表チームKOMODAメンバー)、千葉県カーリング協会小柳優希さん(会長の娘さん、2010年日本ジュニア選手権出場)、佐藤英之さん(2016年シニア日本代表チームKOMODAメンバー)

 

「まずは初心者講習会で興味をもってもらい、カーリング専用リンクのある軽井沢に体験しにきてください。陸上でたとえれば、クロスカントリーを走っているのと、陸上専用競技場を走っているのと同じくらいの違いがあります。専用リンクは本当に気持ちがいいですよ。興味のある方はまず初心者講習会に参加してくださいね」

 

話を聞いているうちにすっかりカーリング選手になれる気がしてきました。

メンバー4人集めて日本代表目指して頑張ります(笑)!!次回は体験記をお届けします~。

 

アクアリンクちば

場所/千葉県千葉市美浜区新港224-1
定休日/無休
一般営業時間/水~金曜9:00~20:00 土~火曜9:00~18:00
専用使用(貸切)営業時間/水~金曜20:15~翌朝8:45 土~火曜18:15~翌朝8:45
スケートリンク料金/
高齢者(65歳以上)800円 一般1,000円 高校生800円 小中学生700円 就学前児童 400円
貸靴券 300円

電話番号/043-204-7283
※アクアリンクちばのアクアゾーンやレストラン情報などはHPをご確認ください

※障がい者は滑走券が半額となります。受付窓口で障害者手帳をご提示ください(付き添い者1名も滑走券が半額となります)
※付き添いは入場無料。入り口で「付添者」のプレートを受け取りください
※スケート滑走時は必ず手袋着用
※貸靴サイズは15cm~31cmまで
※リンク内の混雑が激しい場合は入場を制限することがあります
※競技大会等で使用できない場合があります。営業時間の変更・休館についてはお問い合わせを

 

千葉県カーリング協会

<初心者講習会>
内容/概要、デリバリー(ストーンの投げ方)、ゲームの進め方、ミニゲーム等
対象/初めての方、2回目の受講者、他希望される方
費用/2,000円

<用具レンタル代(ブラシ、スライダーなど)>
無料

<当日の服装>
・運動靴(靴底がゴムなど滑らない素材でできていて、汚れていないもの)
・運動しやすい服装(トレーニングウェアなど。ジーパンはお勧めしません)
・帽子(ニット帽など。転倒した際に頭を保護するため)
・手袋(手の怪我を防止するため)

問い合わせ/chiba.curling@gmail.com

軽井沢でカーリング体験!?
オリンピック日本代表イケメン両角公佑選手も登場!!

はい! というわけで、行ってきました。

軽井沢の専用リンクでカーリング体験!

6月24日、4人メンバーを集めて、10年後代表選手を目指そう!と意気込んで、千葉県カーリング協会主催の練習会へ。

場所は軽井沢アイスパーク(長野県軽井沢町大字発地1157-6)。

カーリング専用リンクということで、ストーンがすーっと伸びる感じがとっても気持ちよかったです。

千葉県カーリング協会に登録するとSCか軽井沢の本拠地リンクで、カーリング体験ができる

初心者でも、(それなりにですが)できちゃうのがカーリングの楽しいところ。

何度かストーンを投げているうちに、ハウスまで届くようになりました。
しかし!!氷上のチェスと言われるだけあって、ストーンの位置をどこに置くか、スイープの力加減や駆け引き、ストーンの角度のつけ方などなど奥が深い…。

この奥の深さにはまる予感がします。

なにより、屋内スポーツなので日焼けの心配がないのが最高です。

子どもでもできるので、親子で始められるのもオススメポイント。

競技人口が少ないからなのか、専用リンクのある場所が限られているからなのか、オリンピック選手と一緒に練習できるなんてことも!

この日は、ピョンチャンオリンピックカーリング男子日本代表選手の両角公佑選手が練習会を見ににきてくれるというサプライズが!!

カーリング日本代表両角公佑選手が軽井沢スケートリンク場に登場

(男子カーリング日本代表 SC軽井沢クラブ所属  1988年7月27日生まれ お兄さんは同じく日本代表両角友佑選手)

日本代表選手に見守れながら練習できる機会なんて、他のスポーツではあまりできない体験ですよね。

運動量は見た目よりあるので(バレーボールと同じくらいの運動量があるそうです)、体力作りにもなり、年齢に関係なく続けられるスポーツです。
新しいことを始めたいと思っている方、一度体験してみてはいかがですか?

 

軽井沢アイスパーク

場所/長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1154-1
営業時間/9:00~22:00
定休日/12月31日、1月1日
利用料金/カーリングホール普通利用 大人800円、小中学生400円、小学生未満無料
※1回1時間1人あたり
レンタル/シューズ、スライダー、ブラシはレンタルあり

詳細はHPで確認を

この記事を書いた人

ちいき新聞web編集T

ちいき新聞web編集T

習志野市在住。生まれも育ちも千葉県です。お出かけ大好き!3児(女・男・男)の子育てに追われながら「ちいき新聞」編集部で日々楽しいことを探しています。

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