【おもてなし】母の日~メッセージを込めたテーブルコーディネートの作り方~
こんにちは! 食空間コーディネーターのEmiriです。
もうすぐ、母の日。
毎年、お母さまに想いをきちんと伝えられていますか?
私は、数年前に母が他界し、伝えたい想いが沢山あったのにきちんと伝えられなかったことが今でも心残りです。
日頃の感謝の気持ちを素直に伝えられる母の日。
お母さまと大切に過ごしていただきたいなぁと思い、今回は、気持ちがストレートに伝わるテーブルコーディネートの作り方を具体例でご紹介します(*^▽^*)
カーネーションの色の意味、母の日の由来についても少し触れています。
公開 2018/04/17
emiri
千葉市在住。食空間コーディネーター。カルチャースクール・企業ショールーム講師。食空間スタイリング・撮影・レシピ開発・執筆などで雑誌、TVにて活躍。アメリカ在住経験等から培ったライフスタイル提案が得意。2児の母。 http://tegonepan.exblog.jp 【インスタグラム】https//www.instagram.com/emiri_estyle
記事一覧へ母の日は優しいピンクをベースにしたテーブルコーデがおすすめ♪
色彩心理では、「ピンク」を身の回りに置くと心身ともに若返るエステティック効果があるといわれているそうです。
そして、一説にはピンクには甘みを実際より強調する効果があり、ピンクで食卓を整えると糖分を控えることができるともいわれています。
どちらもお母さまにとってはきっとうれしいことですよね♪
「ピンクにはこういう効果もあって…」と話に花が咲きますし、「いつまでも、元気で若々しくいてほしい!」というメッセージを込めてこの色を選んだことを伝えれば、照れ臭くなく気持ちが伝えられます(^_-)-☆
また、母の日に贈るカーネーションの色には、それぞれ意味が込められています。
定番「赤」には「母への愛」「母の愛」など。「白」には「私の愛情は生きている」「尊敬」などで、亡き母を偲んで贈るカーネーションの定番色です。
他にもあるので、気になる色は、贈る前にチェックしてみてください♪
中でも、ふわっとした女性らしさや、優しい母親をイメージしやすいピンクのカーネーションには「感謝」「温かい心」「気品」という意味が込められており、感謝の気持ちを表現しやすいのでおすすめです。
コーディネートする際の注意点は、「優しいピンク色」であることです!
写真では、テーブルクロス、フラワーアレンジのリボン、カーネーション、ドリンクに優しいピンクを取り入れました。
温かみと品の良さを感じる「カジュアルエレガント」
お母さまをおもてなしする時は、子どもが主催者なので、かしこまり過ぎないでどこか温かみを感じる雰囲気が理想です。
そこで、おすすめなのが、カジュアルでありながら品の良さも大切にした「カジュアルエレガント」なコーデ♪
どこのご家庭でもいくつかはある白い食器は、豪華過ぎることがなく、清潔で爽やかなイメージがあり、カジュアルなシーンには大活躍!
このカジュアルな白い食器に、「優しいピンク」を入れることで気品をプラスし、「カジュアルエレガント」を作り上げます(*^▽^*)
ここでの必須アイテムは「メッセージカード」と「花」。
気持ちをダイレクトに伝えられる「ありがとう」のメッセージカードで感謝の気持ちを伝えましょう♪
写真では、ナプキンを「優しいピンク」とトーン(濃淡)の違う「濃い紫」にしてアクセントカラーとし、アイキャッチのポイントにしています。
【メッセージカード】
そのナプキンの上にメッセージカードを置くことで、カードが際立ちます。
着席したお母さまに注目してほしいところなので、カードが目に留まるように工夫してみましょう♪
母の日には由来(※編集部注:母の日の起源となったアメリカ人女性アンナ・ジャービス氏の母親が好きだった花だそうです)もあり、この日はやはり、シンボルの「カーネーション」が、気持ちを素直に表せるアイテムとして欠かせません!
【お花のティーカップアレンジ】
前述のように、カーネーションの色には意味があるので、特に強い思い入れがある場合を除いてネガティブな意味の色はできれば避けた方が良いと思います。
母の日におすすめな「優しいピンクのカジュアルエレガントなテーブルコーディネート」♡
今回は、ストレートに気持ちを伝えやすいコーディネートの作り方なので、色選び・アイテム選びにおいて、「意味のある物」をあえて選択しています。
このように、メッセージを込めたテーブルコーデを作る時は、由来や物が持つ意味に注目して、伝えたい気持ちに合うものを選ぶことがコツです(^_-)-☆
[プラスα]同アイテムで違うタイプのイメージを作ってみよう♪
先程のティーカップアレンジと全く同じ花を使っていますが、花器をアンティーク缶にすることで、また印象が変わります。
花器を変えるだけで、同じ花材でも色々なタイプの楽しみ方が出来ます♪
もう一つ具体例!
カーネーション(生花)を束ねて葉を添えたブーケを、2パターンご紹介します。
ピンク色のラッピング資材で包んで、ベージュのリボンで結べば、エレガントな花束に☆
モダンな花器にブーケを入れれば、スタイリッシュなフラワーアレンジに☆
ここでは、花を例にしましたが、同じテーブルウェアを使ってコーデを数パターン作るなど、同じアイテムで異なるイメージを作りあげることを普段から意識して練習すると、手持ちアイテムが少なくても、お客さまに合わせてコーディネート出来るようになります。
よかったら挑戦してみてください♪
テーブルも、花も、最終的には、お母さまのタイプや好みに合わせてコーディネートすると、より喜ばれると思います!
今年の母の日はお母さまをおもてなしして、日頃の感謝の気持ちを素直に伝え、大切な時をご一緒にお過ごしになられてはいかがでしょうか?
このコラムが、ママ達のご参考に少しでもなれば、幸いです♡