千葉のおいしいモンブラン
こだわりいっぱいの個性派3品

秋のおいしいスイーツといえばモンブラン。

コクのあるマロンの風味が口いっぱいに広がるモンブラン。

「ケーキの中でもモンブランが一番好き!」という人も多いのではないでしょうか。

そこで千葉県内で食べられる、ちいき新聞web編集部おすすめのモンブランをご紹介。

個性とこだわりが光る3品は、見たらきっと食べ比べをしてみたくなるハズ!

 


<目次>

・最高においしいモンブランを追求! パティスリーSATSUKI(千葉市美浜区)

・フォトジェニックなモンブラン tronc(トロン)(流山市)

・40数年愛されるモンブラン グランドルチェ(市川市)

最高においしいモンブランを追求!
パティスリーSATSUKI(千葉市美浜区)

ホテルニューオータニの「パティスリーSATSUKI」は、全国のニューオータニでも東京(麹町)、千葉(幕張)、大阪、新潟(NASPAニューオータニ)のみにあるケーキショップ。

個性豊かなケーキがそろいますが、中でも厳選素材で作られる「スーパーシリーズ」が有名です。

 

毎年季節限定で登場するモンブランもこのスーパーシリーズから。

 

それがこちらの「スーパーモンブラン」

 

パティスリーSATSUKIのスーパーモンブラン(2019)

 

お値段は、なんと3,300円(税別)!

とにかく素材へのこだわりがスゴイのです。

 

そんなこだわりをホテルニューオータニ幕張のシェフパティシエ鴇巣(ときのす)真臣さんに教えて頂きました。

 

「まず、モンブランの中枢をなすマロンペースト部分。これは混じり気なしのマロン100%です」。

通常のマロンペーストは、生クリームやバターで伸ばすことが多いのですが、この「スーパーモンブラン」はなんと栗のみ!

 

なので栗そのものの甘さをふんだんに味わえるんです。

使用するのは宮崎産の和栗で「利平」という品種。

 

「使用する栗は毎年変わります。産地別、品種別に味を見て、一番できのいいものを選ぶんですよ」。

気候や雨量によって、同じ産地や品種でも毎年微妙に味や食感が変わるそう。だからこそ、その年のベストワンを選び、最高峰の味を目指します。

 

この断面を見ても分かるようにスーパーモンブランには、そんな貴重なマロンペーストが惜しみなく使われています。

 

パティスリーSATSUKIのスーパーモンブランの断面

1個のスーパーモンブランに対して、栗40~50個は使われているのでは…と鴇巣さん。

 

2019年は、亀戸の老舗くず餅屋「船橋屋」とコラボして、「くず餅乳酸菌(R)」が土台となるリンツァー生地に加えてあります。

腸内環境を整える乳酸菌をプラスすることで、ホテルニューオータニが掲げる「おいしいだけでなく、健康な食事を提供したい」という思いを実現。

さらに豆乳バターを使って軽く仕上げています。

この生地はサクサク系ではなく、しっとり系なんですがこれもポイント。

「生地の食感が強すぎると、ふわっとしたマロンペーストとケンカしてしまいます。すべての素材が口の中で調和するように、計算してのやわらかさなんですよ」。

 

中身も同様。

ヘルシー感のあるアーモンドミルククリームに、なめらかな豆乳葛の絶妙な食感がマロンペーストにマッチします。

黒蜜あんこや豆乳ホワイトガナッシュといった和風の食材は、中央に配された和栗の甘露煮と相性ぴったり。

細部にまでこだわりが光る、とっても繊細なケーキです!

 

ボリュームもなかなかのもの。

「全体的に植物由来の材料であっさりと仕上げてありますが、大きさもあるので、おひとりで食べ切るのは結構大変です(笑)。

2~3人でシェアするのがおすすめですよ」と鴇巣さん。

 

素材の豪華さとボリュームを考えたら、このお値段ももしかしたら高くないのかも!

 

「栗100%」のこだわりはそのままに、毎年見た目も中身も変化するという「スーパーモンブラン」。

年々進化し続け、鴇巣さんも最終形がどうなるのかとても楽しみなのだと話します。

 

時期が近付くと「今年はどんなモンブランなの?」という問い合わせも増え、発売を心待ちにしているファンも多いそう。

販売は栗がなくなるまで。

例年、年明け1月末ごろまでとのことで、気になる方はお急ぎください!

ホテルニューオータニ幕張のパティスリーSATSUKI

 

パティスリーSATSUKI

住所/千葉市美浜区ひび野2-120-3 ホテルニューオータニ幕張内

営業時間/10時~21時

定休日/なし

駐車場/あり(300台/1時間1,000円、以後30分ごとに500円)
※レストラン、宿泊利用で料金サービスあり

アクセス/JR京葉線海浜幕張駅南口から徒歩5分

電話番号/043-299-1639(直通)

※テイクアウトの他、併設の「ザ・ラウンジ」で食べることも可能。
(別途サービス料あり)

 

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フォトジェニックなモンブラン
tronc(トロン)(流山市)

築100年を超える呉服屋さんの納屋を利用した、夫婦で切り盛りする小さなカフェ。

こちらでは、ちょっと変わった形のモンブランを味わうことができます。

 

和栗とカシスのモンブラン(450円)

troncの和栗とカシスのモンブラン

 

お店を開く前に、3カ月間フランスを旅したケーキ担当のご主人が、ブルターニュ地方で出合った郷土菓子「栗とカシスのタルト」からヒントを得て考案。

 

モンブランの土台には、こちらもブルターニュ地方の伝統菓子ガレットを採用し、マスカルポーネにカシスジャム、生クリームを合わせ、愛媛産の和栗ペーストでコーティングしました。

トッピングは、ヘーゼルナッツにピーカンナッツ、アーモンド、パイ生地の一種「パートフィロ」。細かく砕いたカカオニブも散らしてあります。

 

濃厚なマスカルポーネとカシスの酸味、まったりとしたマロンペーストがなんともリッチ!

カカオニブも食感のアクセントになります。

 

曲線を描くように絞られたマロンペーストは、エケベリアという多肉植物をイメージ。

「店名の『tronc』はフランス語で『木の幹』という意味なんです。

それと、僕の実家が宇都宮で造園業をやっているので、その関係でメニューを考える際に、植物からインスピレーションを受けることが多いんですよ」とご主人。

 

ケーキや焼き菓子に使用する材料は国産のものが中心。

あくまで「カフェ」なので、ドリンクと一緒にいただいたときに、おいしく感じられる味わいに仕上げるのが信条です。

ちなみに「和栗とカシスのモンブラン」に合わせるなら深煎りの「秋田・08COFFEE ブレンド♯9」(ホット430円、アイス550円)がおすすめとのことでした!

 

そんなご主人は、三軒茶屋の有名カフェでパティシエとして活躍。

その後、奥さまの地元である流山で独立することになりました。

古民家にこだわっていたわけではありませんが、たまたま見つかった物件が今のお店だったそうです。

「細い路地を抜けるとパッと庭が広がって、そこに古い納屋が建っている姿を見たときに『ここだ!』とビビッと来たんです」と奥さま。

 

 

流山のカフェtronc

私も入口から続く細い路地を通っているとき、どんなお店があるんだろう…とワクワクしました!

手入れの行き届いたお庭のあちこちにかわいらしい鉢植えが置いてあり、これにも癒される…。

お庭は基本的にご夫婦でお手入れしていて、2カ月に一度、宇都宮から庭師であるお父さまが来てくださるそうです。

 

古書やドライフラワーが並ぶ店内の雰囲気も抜群。

流山のカフェtroncの内観

カウンターや一部のテーブルはご主人の手作り。

これにご実家から持ってきた机、もともと納屋にあった台、お客さんからプレゼントされたドライフラワーなど味のあるインテリアが加わり、どこか懐かしく、ホッとできる空間になっています。

 

本棚には古書だけでなく、お二人の好きなマンガや小説も並んでいます。こちらは自由に手に取ってOK。

ご夫婦共に喫茶店でゆっくりするのが大好きで、カフェをやるなら絶対本を置いて、お客さんにくつろいでもらおう、と決めていたのだと教えてくれました。

 

おいしいケーキとドリンク、読書が一緒に楽しめるなんて本当に贅沢!

ケーキは常時5~6種。モンブランは通年食べられます。

 

(※価格はすべて税込み)

tronc

住所/千葉県流山市加6-1300

営業時間/13時~21時

定休日/水曜、木曜

駐車場/なし

アクセス/流鉄線・流山駅から徒歩5分

電話番号/04-7126-0800

※1~2名のみ予約可 詳細はこちら

 

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40数年愛されるモンブラン
グランドルチェ(市川市)

しっとりなめらかな口溶けと、イタリア・ミラノで着想を得た唯一無二のデザイン! 

前身の「ドルチア」時代から40年以上、ダントツで人気の「モンブラン」が、さらにこだわりを重ね、おいしく進化しています。

 

グランドルチェのモンブラン

ラインナップは「モンブラン」(手前・430円)、「チョコモンブラン」(左・430円)、「種子島産 安納芋のモンブラン」(右・450円)

 

グランドルチェは千葉県市川市八幡を中心に4店舗展開するケーキショップ。

地元の方々から40数年にわたり愛されてきた「ドルチア洋菓子店」が生まれ変わり、2018年6月にオープンしました。

現在はグランドシェフ兼社長の宍戸英明さんのもと、ドルチア時代からの製造スタッフの皆さんが、南八幡店に併設された工房で製造を行っています。定番の看板商品モンブランも健在!

ただし、再開を機に「モンブラン大革命」として原材料を見直し、より本物の味を追求してグレードアップしたというのです。

「ドルチアの歴史あるモンブランは完成されていて、さらに改善するのは難しかった」と宍戸さん。

ですが、メインのカスタードクリームに北海道・日高地方から届く低温殺菌の瓶入り牛乳を使用するようになり、スッキリとしてのど越しが良く、クリームの味わいが際立つようになりました。

だからたっぷり入っているのに、ペロリと何個でも食べたくなってしまうのでしょう。

台座となるロールケーキのスポンジに使う卵は、黄身が濃い奥久慈卵。

ふわふわで卵の風味が生きています。

 

さらに1㎏10万円以上するという、天然のバニラビーンズも使用。

なお、チョコモンブランで使用しているチョコレートはスイスのフェルクリン社のもの。

こちらも世界の一級品です。本物を追求しているのです。

 

グランドルチェのモンブランの美しい断面

そして、一番気になるのが…モンブランたるゆえんであるマロンクリームの皮。

 

まさしく自然の造形美・かわいらしい栗の形を表現しています。

 

ドルチアのオーナーが50年ほど前、イタリアのミラノで現在のモンブランに似たお菓子を発見したのがきっかけで、この独特のデザインになりました。

かつては栗100%のペーストで試したこともあったそうですが、日本人好みのしっとりとした口溶けを実現するために、なんと、白あんを混ぜているのだそう!

 

薄ーく伸ばして着物のようにクリームにまとわせる。

この作業は専門のパティシエが担当。

キャリア15年以上で、モンブランの鬼(笑)と称される鈴木由美さんが、熟練の技を駆使して仕上げています。

 

今回は特別にその様子を動画でご紹介! 本邦初公開です。

 

「マロンペーストの水分量が多いと薄く均一にすくい取るのが難しいんです。

その日の湿度によって微妙な調整をしています」と鈴木さん。

 

1日に500個も売れるモンブランの皮付け作業を1人で行っていますが、さすがベテラン。

迷いのない手元の動きに、惚れ惚れします。

この、他にはない、シンプルで美しいモンブランは、こうやって生み出されていたのです。

 

クリスマスの時期には、モンブランをそのまま大きくした「モンブランデコレーション」(5号・3,700円)も登場。

また、お好みに合わせて、さまざまなオーダーケーキなども承っています。

他にも新商品の「グランドルチェ自家製チョコレート」(1枚・ 1,000円)にも注目。

カカオの原種といわれる「クリオロ種」を100%使用した希少なチョコレートバーです。

中南米ベリーズのペイニーカカオプランテーションで、徹底した品質管理のもと出荷されたカカオを南八幡店の工房で加工。

スイスのチョコレートの専門家・ウェルナー氏の監修によって完成しました。日本ではグランドルチェのみの取り扱いです。

 

グランドルチェ本八幡店の外観

写真は南八幡店。

モンブランの他にも、豊富なフレッシュケーキ、焼き菓子、自家製チョコレートなどを取り扱っています。

グランドルチェ本八幡店にはモンブラン以外のおすすめもいっぱい

 

グランドルチェ

【本店】

場所/千葉県市川市八幡3-29-16

営業時間/9時~20時

定休日/なし

P/5台

アクセス/JR本八幡駅北口から徒歩8分、京成八幡駅から徒歩5分

電話番号/047-316-0718

 


【南八幡店】

場所/千葉県市川市南八幡4-15-15

営業時間/9時~20時

定休日/なし

P/3台

アクセス/JR本八幡駅南口から徒歩5分

電話番号/047-318-9045


【南行徳店】

場所/千葉県市川市相之川4-16-1

営業時間/9時~20時

定休日/なし

P/なし

アクセス/東西線南行徳駅から徒歩2分

電話番号/047-312-6237


【新浦安店】

場所/千葉県浦安市今川4-2-11

営業時間/9時30分~19時

定休日/なし

P/4台

アクセス/新浦安駅から徒歩15分

電話番号/047-383-9767

 

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ちいき新聞web編集部

ちいき新聞web編集部

千葉在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。 明日が楽しくなる“千葉情報”をお届けします!!

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