千葉のインテリア・雑貨ショップ3選 お店のおすすめ人気グッズもご紹介します。
※こちらの記事は2019年5月28日に更新されました。
千葉にはおしゃれなインテリアショップや雑貨屋さんがたくさんあります。オーダー家具や、ヴィンテージもの、千葉の作家さんが作った雑貨など……生活の中にインテリア雑貨や家具を追加して、もっとおしゃれに、もっと快適に過ごしませんか?
気分があがる家具や雑貨がそろうお店で、人気おすすめグッズをご紹介します。
公開 2019/02/01
千葉県柏市 Northern Lights(ノーザンライツ)
アンティーク・インテリア雑貨、DIYパーツからオーダー家具まで手掛ける「Northern Lights」。2019年3月に船橋市から柏市に店舗を移転していますが、船橋市で取材(2018年2月)させていただきました。
アイアンカーテンレールのオリジナルオーダー品やトイレットペーパーホルダー・タオルバー等のサニタリーウェア、家具の取っ手やフックなどパーツ類は国内外から取り寄せ、種類も豊富。宝探し気分で一点ものを探してみたくなるお店です。
タオルバーは648円(税込)~
トイレットペーパーホルダーは1,404円(税込)~
ずらりと並ぶパーツにテンションがあがります!
店長の藤田郁代さんにお話を聞いてみます。
―――こんなにおしゃれな雑貨屋さんで働けるなんて羨ましいですね。
「好きなものに囲まれているのは楽しいです。時には、腰がくだけそうになるほど、重たいものを運ぶこともありますけどね」
―――新生活でプラスしたいテンションが上がるもの教えてください。
「玄関に小物を置いたり、お部屋にグリーンをプラスしたりしてもお部屋の印象は変わります。タペストリーをリビングに飾るだけでもいいんですよ。時計の右側に掛ってるあれが私のおすすめです」
マクラメタペストリー4,384円
確かに、タペストリーの発想…なかなか浮かばないです。
「また新築中やリフォーム中の方にお勧めなのが、オーダードアや、窓ガラスです。お部屋の雰囲気がぐっと変わりますよ」
そう言って見せてくれたのが、こちらのドア。落ち着いた色がいいですね。自宅のリビングに取り付けたところを想像してみます…。ん、意外と似合いそうです!!
お店全体が、個性的になり過ぎず、違和感なくオシャレにみえる! を演出してくれそうなものがたくさんあるように感じます。
こういうものを買い足していって、時間をかけて素敵な空間を作り出していく…Northern Lightsには、そんな世界が広がっていました。
Northern Lights
住所/千葉県柏市箕輪356−12
定休日/水・木曜
営業時間/10時~17時
問い合わせ/04(7157)1473
千葉県松戸市 山田屋の家庭用品
続いてご紹介するのが、JR松戸駅から徒歩5分、明治初期からあるという老舗「山田屋の家庭用品」。
昔懐かしい荒物雑貨、キッチン用品からおしゃれな雑貨まで幅広い年代が楽しめるお店です。
きょろちゃんかき氷機 復刻版 5,000円(税抜)
ハンドルの回転に合わせて、目がきょろきょろ動きます。1978年に発売されたものの復刻版(非売品ですが1981年当時のものも店内にありましたよ~)。
電子ジャー 7,500円(税抜)
「こちらレトロ家電商品のため、実用使いはオススメしておりません。その旨、ご理解の上ご購入ください」と注意書きが。
どんな風に使うかはあなた次第! センスが問われます!!
豆皿色々 280円(税抜)
思わずいろんな種類がほしくなる豆皿たちが並びます。
と、こんな感じでとにかく懐かしくて新しいものがたくさんあるお店なんです。
全て店主の栗原渉さんが長く使って愛される物を意識して問屋さんから買い付けています。
11代目になる渉さんがお店を継いだのは30歳のとき(2016年)。先代の社長はお母さま。引き継いだときは、物があふれ大変な状態だったとのこと。長く売れ残っていた物を処分したり、自身でDIYを駆使して作り直したり、今のおしゃれなお店に変身させていきました。
こちらが物をあふれさせていた先代の社長で現社長のお母さま英子さん(+看板猫のかのんちゃん)です!!(笑)
少しずつ物を整理する渉さん…まだ処分しないでほしいと思う英子さん…こっそり捨てる準備をする渉さん…もとに戻す英子さん…。
攻防戦!
でも、捨てようと思ったものを買いにくるお客さんが来ることもあったそう。そんな中から、長く、飽きがこない商品を大事にしつつ、新しく利便性のある商品も取り入れていく今のお店ができていったのですね。
すっかり前置きが長くなりましたが、渉さんおすすめ新生活グッズはこちら!
「かまどさん」です。
一合炊:6,000円、 二合炊:7,500円、三合炊:10,000円(税抜)
直火の炊飯土鍋です。ふっくらご飯を火加減なし吹きこぼれなしでいただけるそう。
新生活に一手間かけて、美味しいご飯をぜひとのことでした。
英子さんのおかげで、まるで実家にいるかのような気分になるお店。ホントに落ち着きます。取材した日、ここ実家かな…な気分で、ついつい長々おしゃべりしてしまいました。
渉さんが作り出す遊び心と、英子さんの作り出す安心感…長居したくなる空間、それが「山田屋の家庭用品」です。
山田屋の家庭用品
住所/千葉県松戸市本町12-8
定休日/火曜・祝日
営業時間/10時半~18時半
問い合わせ/047(362)3119
千葉県鎌ケ谷市 CB PAC
新京成線「初富」駅から徒歩5分ほどの場所にある「CB PAC」。
住宅街の少しわかりいくい場所にありますが、水色の建物が目印です。
CB PACは、千葉県のセレクトショップ。
千葉県に関係している人たちが作ったもので、なおかつ贈り物にできるものが並びます。
オーナーの柿木さんにお話をうかがいました。
―――――商品をセレクトするときのこだわりはなんですか?
千葉県という括りではありますが、千葉のものだからいい、千葉の中でいい、という視点ではない選び方をしています。
例えば、器は、シンプルなものでどんな家庭にもあうようなもの。
調味料は、専門的なものではなく、贈り物でいただいたとしても困らないゴマ油や醤油などの“基本調味料”を選んでいます
―――――なぜ、千葉県のセレクトショップをやろうと思ったのですが?
出身は千葉ですが、大学のときに東京で暮らしてみて、
千葉の人たちって千葉に住んでいるのに千葉に目を向けていない人が多いと感じました。
それがもったいないなって思うようになったんです。
自分たちの地元や暮らしている場所にも、いいものは沢山あるという事を都内などに買い物に行く人にこそ知ってもらいたい。千葉県に特化したお店があるか探したときに、当時、僕の知る限りどこにもなかったので、一つくらいあってもいいんじゃないかと思いました。
―――――千葉県の中でも鎌ケ谷市を選んだ理由は?
鎌ケ谷市は、全く知らない土地でしたが、
「古くて、大通りに面していない、駅から近い」という条件にぴったり当てはまったのがこの場所でした。
それから1カ月掛けて、友人たちと内装を作り上げていったんです。
古い杉の板を千葉の大工さんから譲りうけて、畳をはがして、初めてとんかちを持って、使い方をグーグルで調べて、床を作ったり壁を塗ったりしました。
(置いてある家具も、千葉県内の古道具屋さんや、アンティークショップで、千葉県ゆかりの方たちの作り出したものを買ってきているというこだわり)
今ではすっかり近所の人に支えられているんです。
火鉢を持ってきてくれたり、
孫が来たときに一緒に来てくれたり…。
(お客さまに出すお茶をいれるデミタスカップは、近所のおばあちゃんが、紙コップで出していたのを見かねて、自転車にたくさん積んで持ってきてくれたのだそう。
コースターは松戸市の作家さんの作品)
(本棚にも千葉県ゆかりの本が並びます)
「読み物としても面白いし、それを持ってでかけるのも面白いですよ」そういって進めてくれた本を数冊とピーナツバターを購入してみました。
(ピーナツバター 大瓶1,300円 小瓶410円/九十九里の海の塩と千葉県産の落花生と北海道の甜菜 ※値段は税込)
ここになければ出会わなかったかもしれない、買わなかったかもしれない…けど、ここのお店にあったから買いたくなる、そんなお店「CB PAC」。千葉を再認識にお出かけしてみてはいかがですか?
Instagram @cbpac.cbpac
住所/千葉県鎌ケ谷市初富本町2-8-34
定休日/水・木・金
営業時間/11時~17時
問い合わせ/080(7797)3206