2018年J1リーグ開幕。子どもたちの憧れ 現役Jリーガー玉田圭司選手インタビュー

千葉県浦安市で生まれ育ち、習志野高校卒業後、柏レイソルに入団(現:名古屋グランパスエイト)と、まさに千葉を代表するサッカー選手。

日本代表選手としての活躍が記憶に残る人も多いのではないでしょうか。

37歳の現在も名古屋グランパスエイトで活躍しながら、千葉県船橋市でサッカースクールを運営する玉田選手。その魅力にせまります。

 

PROFILE

千葉県出身/1980年4月11日生/173cm 68kg/名古屋グランパスエイト所属(FW)

 

2018年1月某日、自身が運営するサッカースクールのイベントに参加するため津田沼パルコ内(千葉県船橋市)のフットサル場を訪れると聞きつけ、訪ねてみました。

 

取材したのは、幼稚園クラス。

「玉田選手知ってる人~?」とイベントの進行を行うmalvaサッカースクールの加本剛史コーチが声をかけると、「知ってる~!」「ママが動画見せてくれた!」「テレビで見たことある~」などといっせいに子どもたちから声があがります。

現役のプロ選手とトレーニングをしたり、試合をしたりできる経験は貴重な体験になるとあって、幼稚園クラスから小学生高学年クラスまで、総勢130名の子どもたちが参加。

コートの外から様子を見つめるママたちも玉田選手のイケメンぶりに子どもたちより(!?)うれしそうでした。

 

トレーニングの中でゲーム形式の試合も行い、誰よりも楽しそうにボールを蹴る姿が印象的でしたが、一方、試合の合間に、子どもたちへ向けてもっとチャレンジするようにと声をかける姿は真剣。

 

2月24日、明治安田生命J1リーグ第1節(VSガンバ大阪)、後半72分途中出場するなど、普段は、Jリーガーとして活躍。年に数回行われるというイベントで、子どもたちに指導。

忙しい中、サッカーの指導に携わる理由や、なぜ津田沼(千葉県船橋市)でスクールを運営しようと思ったのかなど、お話を聞いてみました。

 

公開 2018/03/01

TAEKO

TAEKO

生まれも育ちも千葉県です。わけあって富士山に登ろうと思ってます。 赤ちゃんの写真とめかぶにはまっています。

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津田沼でサッカースクールをやろうと思ったきっかけは?

千葉県は僕が子どものころからサッカーの強豪県なんです。

そういう中からいい選手がどんどん育ってほしいっていうのもあるし、自分自身がそういう中で育ってここまでこれたという思いがあるので、恩返しのような…。

習志野高校出身なのでこの辺りは思い出の場所。元々サッカーで地元を盛り上げたいという思いがあって、だからここでやれたら一番いいなっていうのがありましたね。

実際にこうやって子どもたちとプレーすると面白いです! 僕自身が、ただ単純に楽しんでるっていうだけだったりもするんですが(笑)、そういう中で子どもたちに何かが伝わればいいなって思います。とにかく楽しんでほしいって思っています。

 

今後の目標と子どもたちへのメッセージを。  

特別に今年の目標みたいなものはないんですが、プロではあるけどサッカーを楽しんでやるっていうのをいつも心掛けていて、それを絶やさずにやろうって思っています。

小さい頃から好きでずっと続けてきて、それは今も変わりません。

一度もサッカーを嫌になったことがなくて、子どもの頃から、練習をやらされてやったことはなく、自分で進んでやっていました。

みんなもサッカーを好きでやっていると思うので、その気持ちはずっと忘れずに持ち続けてほしいです。そういう気持ちを持ってさえいれば、人生楽しいと思うんです。

サッカーに限らずなんですが、好きなものを見つけて毎日楽しいって思っていたら、人生幸せだと思うんですよね。

 

(トレーニングの最後に、参加した子どもたちと記念撮影)

 

 

玉田圭司サッカースクールK.T.F.C. powered by malva
(KT ESTADIO フットサルポイント津田沼)

住所/千葉県船橋市前原西2-18-1
※問い合わせ 047(403)0311