分娩再開!妊婦さんに寄り添う船橋二和病院
船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリアの産院に新しい選択肢

1981年の開院以来30年以上、船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリアで地域に根差して医療を提供してきた総合病院「船橋二和病院」。

今年で開設30年目を迎える産婦人科では、「一つ一つのお産を大切に」をモットーとし、たくさんの赤ちゃんの誕生をお手伝いしてきました。

 

ところが、2017年に惜しまれながらも分娩を中止。

近隣の住人や、以前こちらで出産した方から再開を望まれる声が多数寄せられました。

 

その声に応えて、2019年4月から分娩が再開!

他科と連携し、妊娠から出産、産後までをサポートします。

 

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

 

船橋二和病院 診療科目(一部)

内科 消化器内科 循環器科 腎臓内科(人工透析) 

リハビリテーション科 外科・小児外科 整形外科 小児科 

婦人科 産科(分娩) 泌尿器科 精神科

眼科 皮膚科 耳鼻咽喉科 病理診断科 放射線科 など

船橋二和病院の
産前産後ケア

初めての出産はもちろん、経産婦でも妊娠中は悩んだり不安になったりすることが多いもの。

マタニティライフを快適に過ごせるよう、船橋二和病院では産前から産後まで手厚くケアしてくれます。

 

■産前

・検診時の助産師問診

産婦人科の担当医による検診の前に、助産師、看護師らによる問診を実施。

検診時に聞きづらいマイナートラブルや心配事について相談することができます。

また、妊娠中期、後期、満期にそれぞれ2回~3回助産師が検診を担当。

経腹エコーや保健指導などを約40分かけて、じっくりと行います。

 

・充実のマタニティクラス

全部で4回のマタニティクラスを用意。

妊娠中の生活と栄養のこと、妊婦体操についてなどベーシックな母親学級に加えて、おばあちゃんのために保育士が最新の育児事情を教える「孫育て教室」も実施。

出産間近のタイミングでは、パパも参加して、分娩のサポート方法、呼吸法や入院のタイミングなどを学びます。

臨床心理士も入り、妊娠中や出産後の変化についてもアドバイスしてもらっています。その他、小児科の担当医、産婦人科の担当医と多職種で妊婦さんをサポートしています。 

 

・バースプランの作成

どんなお産にしたいかをスタッフと共有するため、「バースプラン」を作成しています。

例えば…

誰に立ち会ってほしいか、早期母子接触はするのか、経産婦なら前回のお産で気になったことなどを、36週までに専用のシートに記入し、提出。妊婦とスタッフ間でのギャップを防ぎます。

 

・母乳育児を応援!

妊婦検診の中で、助産師による母乳に関する相談も行っています。

中期には乳房の形をチェックし、特殊な場合は適切なケア方法の指導、満期にはマッサージの指南と、産後スムーズに母乳育児ができるサポートをしてくれます。

 

■出産

・立ち合い出産推奨

パパや上のお子さんはもちろん、妊婦の兄弟姉妹、両親など自身が「いてほしい」と思う人なら誰でも立ち合いできます。

・早期母子接触(STS)

希望者には同意書を交わしたうえで早期母子接触を行っています。

処置が終わった赤ちゃんをママの胸元で抱っこすることで、新生児のかわいさや温かさを実感!

・陣痛をやわらげるアイテム

 

 

分娩が再開した船橋二和病院の陣痛やわらげグッズ

陣痛を乗り越えるために、陣痛室にはテニスボールはもちろん陣痛緩和チェア、CDプレイヤーなどがそろっています。

CDは持ち込みOKなので、お気に入りのBGMを持参する人も多いそう。

バスルームもあり、湯船でリラックスすることもできます。

・バースプランをもとに、陣痛時のサポート

出産時の姿勢など、安心して出産できるよう助産師がアドバイスしています。

 

■産後

・母子同床

当時はまだめずらしかった「母子同床」を開院当初から採用。

・小児科の担当医による新生児フォロー

入院中は毎日、小児科の担当医による新生児の診察があります。

退院後も子どものかかりつけ医として頼るママも多いのだとか。

・母乳に関する相談

母乳が出にくい、赤ちゃんの体重の増えが気になる、ミルクのあげ方、卒乳・断乳についてなど、授乳に関する相談に応じてくれます。育児不安などの相談で受診される方もいます。

他院で出産した人でも受診可能。妊娠中から母乳準備についての相談も受けられます。

(費用:初診3,000円、再診2,000円 ※要予約)

・カンガルー広場

生後2カ月~2歳までのママと子どもが集まれる「カンガルー広場」を月1回開催。

同じ病室だったママや助産師さんとの再会の場としても喜ばれています。

 

妊婦さんと赤ちゃんに
寄り添うのはこんな人
産婦人科スタッフインタビュー

分娩が再開した船橋二和病院の産科スタッフ

 

<参加いただいたのは…>

(前列左)産婦人科 医師 鎌田美保さん (前列右)看護師長 河野百合子さん

(後列左)看護師主任 伊藤芳美さん (後列右)助産師主任 近藤廣美さん

 

妊婦さんとのかかわりについて

――助産師さんや看護師さんは、出産までどのように妊婦さんとかかわっていくのですか?

 

河野師長

まず、妊婦検診では毎回、医師の診断の前に個室で問診をとらせていただいてます。

その際に、つわりが続いて食事がとれない、便秘がち、おりものの量が気になる…といった妊婦さんの心配事も確認しています。

何かお薬がほしいなどがあれば、診察のときに分かるよう私たちから医師にお伝えすることも。

あらかじめ聞きたいことをメモしていらっしゃる方も多いですよね。

 

伊藤看護師主任

「おなかの張り」についての相談もよくあります。

張る間隔や現在の週数でこの張りは正常なのかが分からない、など。

張りの感じ方は人それぞれ違うので、個別にお話を聞くようにしています。

体重の増え方や貧血など、保健指導もこの時間に行います。

以前から行っていた助産師による妊婦検診も、分娩再開に合わせて始まりました。

じっくりお話を聞いたり一緒に経腹エコーを見たり、という時間を妊婦検診の中で数回設けてます。

 

河野師長

医師のエコーは、赤ちゃんがしっかりおなかで育っているかどうかの確認がメインですが、助産師のエコーは「手が動いたよ」「足が動いたよ」など愛着形成という目的が大きいですよね。

(※助産師による検診は、正常に経過されている妊婦さんのみ)

 

出産前から母乳準備&メンタル面のケアも

――母乳準備も出産前からスタートするんですね。

 

河野師長

赤ちゃんを産むとすぐに母乳が出ると思われがちですが、実際はそうではないですよね。

なので検診の中で、乳頭のお手入れの仕方や赤ちゃんを抱く姿勢、飲ませ方など、母乳についての説明もしています。

母乳育児を推奨していますが、だからといって母乳を強制しているわけではなくて、うまく出なければミルクでもいいんだよ、ともお伝えしています。

 

近藤助産師主任

妊娠中期の指導の際に、乳房の形を見せていただいています。

もし、陥没など特殊な乳頭で悩まれていたら、不安が少しでもやわらぐようにケアの方法もこのタイミングで教えています。

いつ生まれてもいい正産期に入ったら、セルフマッサージや乳房の体操を毎回妊婦検診の中で行っていきます。

マタニティクラスでも母乳についての案内はしていますね。

マタニティクラスは全部で4回あるんですよ。

 

――4回もあるんですね!

 

伊藤看護師主任

そのうちの一つが、分娩再開に合わせてスタートした、おばあちゃんも参加できる「孫育て教室」。

当院の保育士が赤ちゃんを預かる立場から、ママとおばあちゃんに最近の子育て事情を教えてくれます。

 

鎌田産婦人科科長

このように助産師だけじゃなく、多職種がかかわってマタニティクラスの内容を構成しているんです。

院内の保育士、栄養士、助産師、小児科の担当医…、もちろん産科の担当医師も入ります。

 

伊藤看護師主任

あとは臨床心理士から、産後のメンタルについてのお話もしています。

こうやって、多職種でお産をサポートすることを当院では大切にしているんです。

 

河野師長

臨床心理士はマタニティクラスだけでなく、週に1回産科の病棟を回ったり、産婦人科のカンファレンスにも参加しています。

 

伊藤看護師主任

入院中に最低1回は、臨床心理士とママが挨拶できる機会を設けるようにしています。

もし退院後にメンタル面でつらくなった際、「あの先生に相談してみよう」って思いだしてもらえるかなって思っていて…。

 

鎌田産婦人科科長

臨床心理士にかかわってもらえるのは私たちスタッフとしても心強い。

検診時に少し元気がないかな…と気になる妊婦さんについて、臨床心理士と情報共有させてもらうこともあります。

 

スタッフの雰囲気の良さが何より自慢

――病棟の雰囲気はいかがですか?

 

近藤助産師主任

産婦人科のスタッフは、全員が外来と病棟を兼任しているんです。

だから入院中も、外来で通ってる頃から知っている助産師や看護師が対応するので、コミュニケーションがとりやすいのではないでしょうか。

 

伊藤看護師主任

助産師の面倒見がすごくいいのも特徴です。

入院中、赤ちゃんが寝ない…というときは、夜中でもママに付きっきりで、赤ちゃんのポジショニングや母乳の吸わせ方を教えたりもしてますよ。

そして、医師と助産師と看護師の3者が、お互いに勉強したことを持ち寄って、こうしよう、ああしようと気軽に話し合える雰囲気がありますね。

 

近藤助産師主任

38年前の開院当初から代々そうしてきてるんですよね。

船橋二和病院は「地域の人に寄り添う」というコンセプトを掲げています。

だから、私たち産婦人科のスタッフも、孤独なお母さんを作りたくないという思いが1人1人にあって、スタッフ自身で作り上げてきた風土なんです。

 

分娩が再開した船橋二和病院は産科スタッフが全力で出産をサポート

(チームワーク抜群の産婦人科スタッフ)

 

河野師長

医師の理解があることが大きいですね。

医師がきちんと耳を傾けてくれるから、私たちもなんでも意見が言える。

 

鎌田産婦人科科長

いえいえ(笑)。

やはりそれも昔から培われてきた文化なんだと思います。

 

近藤助産師主任

みんなが「妊婦さんにいいお産をしてもらいたい」って思っているから、スタッフのチームワークはすごくいいと自負しています!

 

分娩再開はスタッフもうれしい!

――たくさんの出産に立ち合ってこられて、印象的だったことはありますか?

 

河野師長

上のお子さんが出産に立ち合った際、感動のあまり涙ぐんだり、赤ちゃんをイイコイイコしたり…というのを見ると、こちらも温かい気持ちになります。

中には上のお子さんも当院で出産された方もいて、「あの時生まれた赤ちゃんが、もうこんなに大きくなったの!」と、時の流れを感じることも(笑)。

 

伊藤看護師主任

親子2代で出産いただく方も多いですよね。ありがたいことです。

 

近藤助産師主任

長時間、陣痛に苦しんでいる妊婦さんに対して、どうしたら少しでも楽にしてあげられるのか…と、助産師が一緒になって考えることもしばしば。

無事生まれたときは「がんばったねー!!」ってみんなで大喜びしています。

 

伊藤看護師主任

ママたちの交流の場として「カンガルー広場」というものを月に1回開催しているのですが、そこにいらっしゃるママたちが、分娩中止のときにすごく心配してくれたのも心に残っています。

 

鎌田産婦人科科長

婦人科の診察は継続していたので、検診に来た方からも「まだ再開しないの?」という声をたくさんかけていただきました。

 

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

――分娩が再開されて、スタッフのみなさんはいかがですか?

 

伊藤看護師主任

赤ちゃんがいるだけで雰囲気が全然違うんですよね。

元気な産声が病室まで聞こえることがあるんですが、そうすると「あら生まれたわね」って入院されてるおばあちゃんがうれしそうな顔をしてくれたり…。

 

近藤助産師主任

院内がとても幸せな空気に包まれます。

 

鎌田産婦人科科長

再開して、みなさんの期待に応えることができたのが何よりうれしいですよね。

私は、妊婦さんや患者さんとは、縁があっての出会いだと思っているので、これからも1人1人に向き合って最大限できることをしていきたいです。

 

河野師長

妊娠・出産は人生に何度もあることではありません。

お産がその方にとって幸せな経験になるよう、お手伝いするのが私たちの役割。

たとえ出産直後はそう思えなくても、数カ月後に満足だったと振り返れるお産にできたらいいな、と思っています。

 

入院時に利用できる施設は?
面会時間や費用について

分娩再開に合わせて産科病棟もリフォーム。病棟内はピンクを基調とした優しいイメージに様変わりしました。

病棟見学は随時受付中!

 

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

 

【病室】

4人用の大部屋で生後1日から母子同室となります。

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

 

赤ちゃんと一緒に寝られる、柵がクッションになった広めのベッドに変わりました。

 

【シャワー室】

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

 

設備を入れ替え、ピカピカに! 給湯設備も新調しました。

 

【入院患者用トイレ】

分娩が再開した船橋二和病院(船橋・鎌ケ谷・白井・印西エリア)

広々とした個室タイプにリニューアル。

 

■面会について

入院中の面会は、感染症予防などの観点から大人のみ。

時間は13時~20時。

 

■費用について

正常分娩 48万円~(分娩の経過により費用は異なります)

帝王切開分娩 58万円~(保険適用、分娩の経過により費用は異なります)

出産育児一時金の受領委任払いの利用可。

 


船橋二和病院

住所/千葉県船橋市二和東5-1-1

受付時間/9時~16時、金・土9時~11時

休診日/日曜、祝日、5/1、年末年始(12/29~1/3)

駐車場は 第一駐車場 50台 第二駐車場 120台

(ご面会・業者の方は有料。最初の2時間まで200円、以後1時間毎/100円)

※入庫から20分は無料 ※当日診療の方は、入庫12時間まで無料 

アクセス/新京成船橋二和駅から徒歩6分

電話番号/047₋448₋7111

産婦人科の外来に関する予約・問い合わせ

047₋448₋7098

 

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この記事を書いた人

編集部 テラモト

編集部 テラモト

WEB編集者。千葉市生まれ、千葉市在住のアラフォー。編集プロダクションなどを経て「ちいき新聞」編集部へ。甘いものとパンと漫画が大好き。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。

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