千葉県香取市佐原を散策
小江戸の風情溢れる佐原のグルメ旅

千葉県香取市佐原の町並み

皆さんは、佐原に行ったことありますか?
JR佐原駅から徒歩15分くらいの所に古い建物が並ぶ一角があり、千葉の小江戸と呼ばれる場所があります。
江戸情緒があちこちに残り、都心から車で1時間半程度、小旅行にぴったりな佐原。
週末はぜひ佐原へ…佐原のグルメをご紹介!

ドラマ東京バンドワゴンのお店
「遅歩庵(ちぶあん) いのう」

千葉県香取市佐原 遅歩庵いのう ロケ地として使われたドラマのタイトル「東京バンドワゴン」の看板

伊能忠敬記念館のすぐ隣にある「遅歩庵(ちぶあん) いのう」。

伊能家の末裔の方が経営しているとかなんとか…。

その辺の話も聞きたいところですが、何より気になるのが、外の看板には「遅歩庵」ではなく「東京バンドワゴン」の文字が。

 

ドラマ「東京バンドワゴン」のロケ地に使われたということですが、このドラマ、2013年のドラマ。もうそこそこ時間経ってます…。どうして? 店主さんにお話を聞いてみました。

 

―――――なぜ、東京バンドワゴンの看板がそのままなのですか?

「ドラマの撮影で使ってから、出演していた亀梨くんのファンの人がけっこう来るんだよ。ボクは亀梨くん知らなかったけど(笑)。そこに飾ってある亀梨くんのウチワ。これもファンの子が持って来てくれてね。いつその子が来るかわかんないから、そのままここにおいてるの! 来た時に飾ってなかったらがっかりするでしょ? 今はもうね、東京バンドワゴンのお店って覚えてもらえればそれでいい(笑)。お店の前で立ち止まって写真撮ってる子たちみるとうれしくなるしね」

 

千葉県香取市佐原 遅歩庵いのう 店主さん

1年に1回しか来ないというファンの子のために店内の飾り棚に、亀梨くんのウチワを飾るという…ちょっと怖そう(?)な雰囲気の店主さんですが、このエピソードにお人柄が!

 

―――――遅歩庵っていう名前の由来はなんですか?

「伊能忠敬も年を取ってから地図を作ったでしょ? ボクも東京で働いてて引退してからお店始めたの。遅い歩み。あとは、ここに楫取魚彦(かとりなひこ)っていう賀茂真淵の弟子として国学や文学、画でも有名だった人が一時期住んでた。楫取魚彦が茅生庵(ちぶあん)っていう号をつけてたから、そこからもらったわけ」

伊能忠敬を全面にだしてくるのかと思いきや、楫取魚彦という新たな名前が! 私は無知すぎて存じ上げなかったのですが、賀茂真淵の高弟とのこと。とても有名な方のようです。カフェとしてだけではなく店主さんとのこんなやり取りが楽しいお店です。

 

千葉県香取市佐原 遅歩庵いのうの店主さんのいれるコーヒーは絶品

店主さんのおすすめメニューはブレンドコーヒーですが、若い人やお子さん向けにいろいろメニューを増やし中とのこと。

この日注文したカフェオレ(税込550円)は、コーヒー豆の香りに包まれたマイルドな口当たりでした。昔からコーヒーの香りの中で生きてきたという店主さんのいれるコーヒー、ぜひおためしください♪

 

千葉県香取市佐原 遅歩庵いのう カフェオレ

「遅歩庵 いのう」

住所/千葉県香取市佐原イ1721-12
定休日/水曜日
時間/10時~17時
問い合わせ/0478(54)2335

 

200年以上の伝統の味
黒きりそばのお店「小堀屋本店」

千葉県香取市佐原 小堀屋本店の外観。創業200年以上の老舗。

 

続いて訪れたのが、創業1782(天明2)年のそば処「小堀屋本店」。

建物は、千葉県有形文化財。にこにこと優しい笑顔を見せる店主さんは、創業以来9代目というから、関東でも有数の老舗です。

こちらの名物は「黒きりそば」(税込1050円)。

千葉県香取市佐原 小堀屋本店の名物黒きりそば

日高昆布を使った江戸時代から伝わるという黒いそば。

見た目は黒いけど、味はクセがなく食べやすいです。そこまで昆布の香りがするわけでもなく、優しい味でした。

一緒に注文した「天ぷらそば」(税込850円)。

千葉県香取市佐原の小堀屋本店の天ぷらそば

甘めのつゆにサクサクのかき揚げがのっています。
寒い日には、あえて黒きりそばではなくこちらを注文してもいいかもしれません…と寒かった私は思いました。

 

ちなみに、天明2年当時、伊能忠敬は37歳。村の貧民救済に尽力していたころ。
伊能忠敬もこちらのおそば食べていたにちがいない…そう思うと、特別な味に感じました(笑)。

 

「小堀屋本店」

住所/千葉県香取市佐原イ505
定休日/水曜日
時間/11時~16時半
問い合わせ/0478(52)4128

佐原の新しいお店
さつまいも菓子の専門店「さわら十三里屋」

千葉県佐原市にあるお芋やさん、さわら十三里屋。

おなかいっぱいになったら、次はスイーツ!

というわけで、2017年3月にオープンしたばかりという佐原の新しい味をいただきに、「さわら十三里屋」へ。こちら「小堀屋本店」の並びにあります。

お店に入ると、店内で焼き芋を焼いていて、とてもいい匂いがします♪

 

さわら十三里屋の店内で焼いている焼き芋

 

 

イートインスペースで、次の3つを注文(セットには飲み物と大学芋がついてます)。

千葉県香取市佐原 さわら三重里屋のほしいも大福セット

干し芋大福セット(税別700円)

千葉県香取市佐原 さわら三十里屋 お芋ぜんざい

お芋ぜんざい(税別500円)

千葉県香取市佐原 さわら三十里 芋どらセット

芋どらセット(税別700円)

 

どれもこれも甘すぎず、しっかりと“芋”感がありました。こんなに芋を食べたら芋がいやになりそうですが、全くいやにならずに完食~。もちもちの皮で、しっとりした焼き芋を包んだ「芋どら」(単品税別200円)は特におすすめです。単品でも購入できるので、お土産に買っていったら喜ばれそうです♪

 

「さわら十三里屋」

住所/千葉県香取市佐原イ503
定休日/月曜日
時間/11時~17時
問い合わせ/0478(51)1105

 

利根川の水運で栄えた佐原は、食文化にもその影響がおよび、江戸の味を支えてきたといいます。江戸風情を感じる外観を見て楽しみ、食べて満足。そんな佐原の“食”を試しに皆さんもぜひ行ってみて…!

 

この記事を書いた人

ちいき新聞web編集T

ちいき新聞web編集T

習志野市在住。生まれも育ちも千葉県です。お出かけ大好き!3児(女・男・男)の子育てに追われながら「ちいき新聞」編集部で日々楽しいことを探しています。

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