【船橋市】まちの愛されパン屋さん3選!

パン好きの皆さん、集まれー!

以前、勝田台のパン屋さん3店舗をご紹介しましたが、今回は船橋市のパン屋さん3店舗をご紹介します。

今回ご紹介するパン屋さんは、いわゆるチェーン店のパン屋さんではなく、すべて個人経営のお店にこだわりました。そのお店にしかない味、そのお店でしか体感できない空間が個人経営店にはあります。そんな「そのお店にしかないもの」を大切にしたくて厳選した3店舗です。パン屋さん巡りをしてみたい方は、是非参考にしてみてくださいね!

 


<目次>

・リピ確定!「ブーランジェリー クー」は行かないと絶対後悔します

・小松菜パンが人気の「リトル・ブレッズ・トゥ・ゴー」

・昭和51年創業!昔懐かしい「ソレーユ」

・ライターあとがき ~本当は3本の記事に分けて書きたい?~

 

公開 2019/06/28(最終更新 2023/03/06)

梶原 よんり

梶原 よんり

大学卒業後、旅行会社の広報部に就職するもライターの夢を追いかけるために退職。現在は雑誌や新聞など各種媒体で執筆中。2019ポートクイーン千葉としても活動している。 ★instagram★ https://21/www.instagram.com/yonri.kajiwara/

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リピ確定!「ブーランジェリー クー」は行かないと絶対後悔します

トップバッターは「ブーランジェリー クー」。私が全力でおすすめするパン屋さんです。こちらに行ったことがない方は、本当にもったいないです。ワクワクしますよ!幸せな気持ちになりますよ!こちらのお店だけで1本の記事を書きたいくらいですが、そんな気持ちを必死に抑えてお伝えします。

 

外観はこちら。あぁ、もう可愛い。

 

店内は温かいオレンジライトで照らされています。ウッド調なので、さらに温かみが感じられます。私が思い描く理想のパン屋さんはまさにこのような空間です。

 

あまりにも素敵なパンが多いので、大きく5点に分けてお伝えします。

 

①種類豊富なサンドイッチ!千葉県産野菜をふんだんに使用

ブーランジェリークーはサンドイッチが豊富。

野菜は千葉県産のものにこだわっています。例えば人参。船橋は人参が有名なため、サンドイッチの具にもふんだんに使用しています。パンだけでなく、素材にもこだわるのがブーランジェリークー。

 

新鮮な素材で自家製の具を作っています。「手作りできるものはできるだけ手作りしたい」というお店の強い思いを感じます。

 

ちなみに、クリームパンやカレーパンも人気のパン。中身のクリームやカレーも自家製です。

 

 

②ハード系のパンが充実

他にはハード系のパンが充実しています(こちらの記事の一番初めに写っているバゲットの写真はブーランジェリークーのものです)。店内は様々な箇所にハード系のパンがあります。

 

あれも・・これも・・と目移りしてしまいます。

お店によると、セロリチーズのリュスティック(税込430円)がオススメ。セロリが苦手な人でも食べられるのだそうです。普段はバゲット止まりの人も、ブーランジェリークーに来たら、このような珍しいパンにも挑戦してみるのもいいかもしれません。

 

 

③ケーキ屋さん顔負け!ケーキのようなデニッシュ

食事パンの次はデザート!

ケーキ屋さん顔負けのデニッシュも見逃せません。本当に可愛いです。お店の中で宝石のような存在を放っています。モンブランタルトのようなデニッシュ、フルーツタルトのようなデニッシュなど、本当にケーキみたい!お値段は200円代から300円代です。ケーキよりも安く食べられますね!

 

 

④まるでおしり?!モッチモチのおしりパン!

こちらのおしりパンシリーズもおすすめ。

おしりパンはブーランジェリークーにしかありません。その愛くるしい見た目とクスッと笑ってしまうような名前に惹きつけられました。

 

実際にいただくと、ハイジの白パンのようなもちもち感とほわほわとした柔らかさに釘付けになりました。ちなみに私がいただいたのはおしりあんこ(税込165円)。私が大好きなホイップクリームとあんこが挟んであります。冷蔵庫で冷やしてからいただきました。夏にぴったりのひんやりスイーツに早変わり!

 

 

⑤生クリームのスコーンはカルピスバター使用。サクほろで若い女性に大人気!

 

皆さんはカルピスバターをご存知ですか?

カルピスバターは良質な乳脂肪分から作られる最高級バター。その最高級のカルピスバターが生クリームのスコーンに使われているのです!サクっほろっという食感がクセになります。これは何個かテイクアウトしておうちで紅茶と一緒にまったり堪能したいですね。

 

ブーランジェリークー、いかがでしたか?

私の自宅からは往復で1000円以上も交通費がかかりますが、それでも行く価値があると確信したパン屋さんです。こんなに惹きつけられたパン屋さんは滅多にありません。断言します、パン好きさんは行かないと後悔しますよ!

 

ブーランジェリー クー(Boulangerie Queue)

営業時間/7:00~18:00(売り切れ次第閉店)

定休日/毎週火曜日、水曜日 

電話番号/047-497-8340

住所/千葉県船橋市坪井東2-14-27

アクセス/東葉高速線「船橋日大前」駅から徒歩5分 

 

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小松菜パンが人気の「リトル・ブレッズ・トゥ・ゴー」

続いてご紹介するのは船橋駅から徒歩5,6分の「リトルブレッズ・トゥ・ゴー」。

店名に“リトル”とあるように、お店は小規模で可愛らしいです。

 

人気のパンを伺うと、バゲットとバタールだと教えてくれました。お店で切っていただけるので、自宅ですぐにいただくことができます。私も実際に購入しました。

 

外はカリカリ、中はもちもちで、何もつけずにバクバク食べられます。本当は夕ご飯(ビーフシチュー)のお供にいただく予定が、あまりものおいしさに夕ご飯の前に半分も食べていました。

これは私の持論ですが、ハード系のパンが美味しいパン屋さんはアタリだと思います。

なぜなら、ハード系のパンは材料が少ない分、職人さんの腕がおいしさを左右するから。リトル・ブレッズ・トゥー・ゴーは言うもでもなくアタリでした。

 

ちなみに食パンもおすすめ。「耳まで美味しく食べてほしい」、そんな思いを込めて、食パンの耳は薄く焼いてあります。さらに、サンドイッチは耳を切り捨てずに作っています。

耳を残してしまう人、とても多いですよね。「実はとても美味しい場所なんだよ」と店主。とても共感しました。黄金のきつね色に焼けていて、噛み応えがあるパンの耳、私も大好きです。是非皆さんにも耳まで美味しく味わっていただきたいです。

 

 

他に注目していただきたいのが小松菜を使用した商品。小松菜を使うとは珍しいですよね。

 

こちらのコマツナロール(税込270円)は色鮮やか。きれいな緑色に発色しています。

 

 

他にも小松菜のケークサレ(税込270円)も販売しています。初めて目にする緑色のケークサレに興奮冷めやらず、おひとついただきました。見た目は抹茶ケーキのようですが、味は全く違います。程よい塩気があり、具材もゴロゴロ入っているので食事にぴったりです。例えるならキッシュでしょうか。

 

ご紹介したコマツナロールとケークサレには、西船橋の若手生産者「チームうぐいす」が作っている小松菜が使われています。千葉県産ならぬ船橋市産。ここまで地産地消だと、ますます食べたくなりませんか? 

恥ずかしながら、船橋は小松菜が有名だと初めて知りました。この記事をきっかけに皆さんにも知っていただきたいです。

 

皆さん!船橋は小松菜が有名ですよ!そんな船橋の小松菜を使ったパンがリトル・ブレッズ・トゥ・ゴーで買えますよ!

 

 

リトル・ブレッズ・トゥ・ゴーでは甘いものも充実しています。

こちらのデニッシュブルーベリー(税込216円)も人気商品のひとつです。デニッシュのサクサク感がおいしそう。値段も手頃なのが嬉しいですよね。手土産に何個か買って帰るのも良さそうです。

 

そうそう、手土産といえば日持ちするものは重宝しますよね。

 

日持ちする焼き菓子も販売しています。フロランタン(税込270円)や全粒粉のショートブレッド(税込248円)など、王道の焼き菓子もありますし、ローズヒップを使ったオリジナルのメレンゲ菓子(税込216円)のように、もの珍しい焼き菓子もあります。

 

ありがたいことに、ローズヒップのメレンゲ菓子を試食させていただきました。ほんのりとした酸味とローズヒップのフルーティーな香りが鼻を突き抜けます。口の中に入れた瞬間、サクっととろけるのでそれが楽しくて何個も食べたくなってしまいました。

 

 

2003年にオープンしてから早16年。個人経営のパン屋さんでここまで長く続いているのには理由があるのでしょう。小規模ながら種類豊富なパン、やみつきになる焼き菓子、丁寧に作られた王道のバゲットや食パン。ひとつひとつ見ていくと、このお店が人々に愛され、長く続いている理由が分かります。

船橋駅から徒歩5,6分で着く好立地なので、皆さんも気軽に立ち寄ってみてくださいね!

 

リトル・ブレッズ・トゥ・ゴー(Little Breads To Go)

営業時間/9:00~19:00

定休日/毎週火曜日

電話番号/047-437-8733

住所/千葉県船橋市本町1-21-16

アクセス/JR総武線「船橋」駅南口から徒歩6分、京成本線「船橋」駅上り西口から徒歩5分

 

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昭和51年創業!昔懐かしい「ソレーユ」

 

最後にご紹介するのはレトロなパン屋さん「ソレーユ」です。

JR総武線「下総中山」駅から2分歩くと、どこか昔懐かしい外観が目に入ります。

 

パン屋さんであり、ケーキ屋さんでもあるソレーユは親子夫婦で経営しているお店です。元々はケーキ屋さんでしたが、2010年からパン商品も展開を始めました。パンは息子さん、ケーキはお父さんが作っています。

 

 

左手にはケーキでびっしりのショーケース、右手にはパンコーナーが。

こちらを全てご家族で作っているのかと思うと、頭が下がります。私なんて、クッキーを数種類作っただけで疲れてしまいますから。

 

 

ちゃっかり手土産コーナーだってあります。駅チカなので、手土産に困ったら駆け込み寺に早変わり。日持ちするお菓子は貴重ですよ?。

 

では、早速見ていきましょう。こちらがお待ちかねのパンコーナー。

お店の一角に佇んでいます。一角にあるとはいえ、その種類は少なくありません。

カレーパン、明太子フランス、メロンパンなど、日本発祥の王道のパンもあリます。

個人的におすすめなのが、上写真の右側に見えるゴロッとチーズフランス(税込175円)。

その名の通り、角切りのチーズがゴロゴロゴロッと入っています。パンを食べているというよりも、チーズを食べながらパンを食べているようでした。角切りチーズを味わいながら、ハード系のパンを噛みしめる。噛み締めパラダイスです。パン1個だけでかなり満足できますよ!

 

昔懐かしいソレーユ。それもそのはず。昭和51年(1976年)に開業し、実に40年以上もの間、町の人々に「美味しい」を届けています。

オシャレなケーキ屋さんパン屋さんが増えている今こそ、ソレーユのような歴史ある地に足のついたお店は町の中で重要な役割を果たすのかもしれません。大切にしたい何かがそこにありました。

 

<ソレーユ>

営業時間/8:30~22:00

定休日/火曜日

電話番号/047-332-6385

住所/千葉県船橋市本中山3-11-19

アクセス/JR総武線「下総中山」駅南口から徒歩2分、京成本線「中山駅」から徒歩6分 

 

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ライターあとがき~本当は3本の記事に分けて書きたい?~

私は主に2種類の記事を書きます。ひとつは、1店舗を深く掘り下げて書く記事。もうひとつは、今回のように3店舗を取材して1つにまとめる、いわゆる「3選」記事。

何を隠そう、私は3選の記事を書くことにもどかしさを感じています。

 

特に今回はそうでした。紹介した3店舗には山ほどの書きたい要素が充満しており、1本のまとめ記事として紹介するのがもったいないくらいでした。

「本当は3本の記事に分けて書きたい」そんな気持ちを抱えながら執筆しました。ですので、毎度ながら今回も文と写真がかなり多めです。ここまで読んでくださった方は、3本の記事を読んでいるかのような感覚を味わったかもしれません。

 

長くなりましたが、今回ご紹介したお店はどれも愛すべきおすすめパン屋さんです。

是非行ってみてくださいね!

 

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