【私のちいき愛Vol.4】俳優・舘ひろしさん
仲間と過ごす時間が「ふるさと」

この夏公開の映画で軍人・山本五十六を演じる俳優の舘ひろしさん。

地元・名古屋でのロケの裏話や、ずっと変わらない「仲間」と「ものづくり」への思いを聞きました。

 

そんな舘ひろしさんから「ちいき新聞」&「ちいき新聞web」読者にメッセージをいただきました!

まずはこちらをご覧ください♪

 

 

※こちらの記事は、「ちいき新聞」(一部エリアを除く)で掲載された記事を再編集してお届けします。

 

(撮影/小池彩子)

 

名古屋弁で仲間と話す時間
それこそが「ふるさと」

舘ひろしさんに聞く、ふるさと名古屋の思い出

 

ラグビー一色の高校時代は、今でも宝物

 

舘家は名古屋で古いんですよ、本家は岐阜にあって分家して300年くらいかな。

小学生まで真面目な子で、中学でその反動が出ちゃったけど(笑)、高校はラグビー一色でした。

ある日グラウンドを眺めてたら、向こうからゴリラみたいな人が来て、「お前はラグビーをやれ」って(笑)。

それがラグビー部の初代キャプテンでした。

つらかったけれど楽しかった。

2年生の時に2代目キャプテンになって、上に立つ孤独を知り、自分より人のことを慮ることを学びました。

先輩後輩の上下関係とか、それは今に生きています。

毎年1月3日に開かれるラグビー部のOB会は、120〜130人集まるんですよ。

そこでは皆、高校生のまま。

僕も当然、名古屋弁に戻ります。

その帰りに、僕の同級生たちは僕の実家に寄って、おふくろが作るぜんざいを食べるのが恒例行事。

同級生と名古屋弁でずっと話してるのが、ただただ楽しい。

それが「ふるさと」なのかな。

 

芝居も「ものづくり」の視点から

 

上京して、千葉工業大学建築科に入学しました。

「ものづくり」が好きなのは、今も変わらないですね。

僕は芝居をしている自分をどこか俯瞰で見ている。

全体の中で自分が一つのパーツになって、皆で作品を作っていくのが好きみたい。

役作りも楽しいですね。

実在の人物の場合は必ず本を1冊、見つけます。

織田信長や大石内蔵助をやったときも、皆のイメージと違う人物像を探して役作りをしました。

今回の山本五十六は、山崎監督から「人たらしの五十六をやってくれ」と言われて、人間的でお茶目な五十六を作っていくのが楽しかったですね。

 

地元・名古屋でロケ 会議シーンは必見

 

名古屋市役所でのロケもありました。

去年の猛暑のさなかで、クーラーも無くて大変でしたけれども、ロケの場所としては雰囲気があって「映画を撮ってる」って感じがしましたね。

撮影中に、地元の「梅花堂」の大福を差し入れしたんです。

「鬼まんじゅう」で有名な店ですが、僕はここの大福が大好きで。

でも監督や菅田くんも、リアクションいまいちだったなぁ(笑)。

菅田くんは本当にすてきな素晴らしい俳優さん。

クライマックス、緊迫した中で長ぜりふを言う会議シーンがあるんですが、監修の数学者の方が感動して泣いていたそうですよ。

山崎監督が厳しいからね、カットを割らずに最後までやらせるの。粘る。

その独特の緊張感があるからこそ、いい映画が撮れたんじゃないかな。

あの会議のシーン。僕はあれだけでこの映画を見る価値があると思いますよ。

映画『アルキメデスの大戦』


ⓒ2019「アルキメデスの大戦」製作委員会

ⓒ三田紀房/講談社

 

『永遠の0』の山崎貴監督が「戦艦大和」をテーマに描く、数学で戦争を止めようとした男の物語。

原作は、「ドラゴン桜」で一世を風靡(ふうび)した三田紀房の同名漫画。

主人公の天才数学者・櫂直(かい ただし)に若手トップの演技派俳優・菅田将暉、櫂を海軍に招き入れるキーパーソン・山本五十六に舘ひろし他、豪華俳優陣の共演が実現。

2019年7月26日(金)全国東宝系にてロードショー。

 


舘 ひろし(たち・ひろし)

舘ひろしさんに聞く、ふるさと名古屋の思い出

 

 

PROFILE
愛知県名古屋市出身。
1950年3月31日生まれ。
83年に石原プロモーション入社。
「ラグビーワールドカップ2019日本大会」PRキャプテンとして、自身初のツイッターに挑戦中(@Tachi_RWC2019)。
この夏公開の映画「アルキメデスの大戦」では海軍少将・山本五十六を演じる。

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ちいき新聞web編集部

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千葉在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。 明日が楽しくなる“千葉情報”をお届けします!!

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