【栄養士のレシピ】好き嫌い克服レシピパクパクいける!野菜を使ったおやつ

こんにちは。料理担当のみぃすけです。

みなさんは、お子さんのおやつは何にしていますか?

今は、種類豊富なお菓子が手軽に何処ででも手に入る世の中です。

でもせっかくなら、おやつででも栄養を摂りたいですよね。
たまには手作りも楽しいですよ。

お子さんと作れば、もっと楽しい!!!

今回は、手軽に簡単な手作りおやつを紹介していきたいと思います。

 

 

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公開 2019/02/05

みぃすけ

みぃすけ

越谷市在住。栄養士。香川栄養専門学校卒業後、食事委託会社に就職し、特別養護老人ホーム・産婦人科・病院で経験を重ねる。その後転職し、私立一貫校の学生食堂で責任者として栄養・調理業務の他、給食管理業務も行う。現在は1児の母。

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おつまみにもぴったり! れんこんのおやつ

おやつでも野菜を食べてほしくて、家にあったれんこんを揚げてみました。

あっという間に完食し、おかわりをねだる程気に入ってくれたおやつです。

子供だけでなく、大人のおつまみにもぴったりですよ。

栄養豊富なれんこん。

便秘解消や風邪予防、疲労回復が期待できる食品です。

●れんこんチップス

 

《材料》作りやすい分量
れんこん …… お好み
塩    …… お好み
揚げ油  …… 適量

 

※ 油を170℃に温めておく。

《作り方》

(1) れんこんはたわしでよく洗い、皮は剥かずスライサーで薄くスライスする。

(2) (1)をボウルに入れ、水が濁らなくなるまで何度か入れ替えながらさらす。

(3) ざるにあけ水分を切り、一枚一枚キッチンペーパーやふきんなどで水分をしっかり拭いたら温めておいた油で、時々ひっくり返しながらきつね色になるまで揚げる。

(4) 揚げたら油を切り、熱いうちに塩を振って完成。

焦げやすいので、ちょっと早いかな位がちょうどいいです。

紹介したのはシンプルに塩味ですが、お好みで粉チーズや青のりなどを振ってもおいしいですよ。

一枚食べたら止まらなくなります。

水分の拭き取りが面倒ですが、揚げながら横で拭いていると意外と苦痛に感じません。

スナック感覚で、ポリポリ食べられます。

おいしくて栄養満点♪ ニンジンのおやつ

ニンジンをふんだんに使用したケーキです。

娘はこのケーキが大好き!

おやつはもちろん、朝ごはんにもおすすめです。

免疫力を高める効果があるニンジン。

風邪が流行する今、積極的に摂りたい食材です。

鉄分豊富のプルーンも入れてみました。

●ニンジンたっぷりカップケーキ

 

《材料》作りやすい分量
ニンジン …… 180g
卵 …… 2個(Lサイズ)
三温糖または上白糖 ……100g
サラダ油 …… 150g
 ▲薄力粉 …… 170g
 ▲シナモンパウダー …… 5g
 ▲ベーキングパウダー …… 5g
 ▲重曹 …… 2g
ドライプルーン …… 適量

 

※オーブンを160℃に余熱しておく。
※▲を合わせてふるっておく。

(1) ニンジンは皮をむき、すりおろす。

(2) ボウルに卵と砂糖を入れ、湯煎にかけ混ぜながら人肌程度まで温める。

(3)湯煎からはずし、もったりするまで混ぜる。
その後、油を加え再度よく混ぜる。

(4) (3)に(1)を加え、ゴムベラでぐるりと混ぜる。

(5) (4)に、ふるっておいた▲を少しずつ3回に分けて入れ、その都度ゴムベラでさっくり混ぜる。練らないように注意。

(6) カップケーキ型にグラシンケースを入れ、少しの生地→プルーン一粒→生地八分目までを繰り返し、すべてのグラシンケースに生地をセットする。

(7) オーブンを150℃に下げ、25分焼く。

焼き上がり、中心に竹串を刺し何もつかなければ完成。

シナモンたっぷりがおすすめ!プルーンはなくても平気です。

もしシナモンが苦手なら、シナモンの代わりにバニラオイルを、(3)の工程に入る前に数滴加えてください。

子どもの好き嫌い長~い目で見て

ニンジンケーキは、小さいころよく母が作ってくれていたケーキでした。

料理に入っているニンジンは嫌なのに、このケーキは本当に好きで誕生日ケーキはこれにしてとせがむ位の大好物。

成長するにつれて、『ケーキのニンジンも食べられるから、きっと他のニンジンも食べられるはず』とだんだん思うようになり、徐々に食べられるようになりました。

今では完全に克服!むしろ好きです。

このニンジンケーキが無ければ、もしかしたら私はまだにんじん嫌いだったかもしれません。

そう考えると、母に感謝の限りです。

アレンジしたひとつでも食べてくれたら、満点。

もちろん料理をした自分もガッツポーズ!

実体験からいうと、どんな形であれ食べられたということが自信になり克服に繋がります。

やはり長~い長~い目で見ないといけない。

親としては焦りますがね…。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。