【千葉市花見川区】保育園の選び方 先輩ママに聞きました!(花見川さくら学園保育園)
職場復帰したい、働きたいというワーママにとって重要な保育園選び。
平成31年度の入園申し込みに向け、情報収集を始めるママも多いのではないでしょうか。
「保活」なんていう言葉も生まれ、空き状況や待機児童数も気になるところですが、成長過程において重要な幼児期に、我が子が長い時間を過ごすことになる保育園。
子どものための保育園選びにおいて、大切なこととはなんなのでしょうか?
平成30年4月から長男(1歳)を千葉県千葉市花見川区の認可保育園「花見川さくら学園保育園」に通わせているママに、どのように保育園選びをしたのか、実際に通ってみてどうなのか、経験談を伺いました。
公開 2018/10/26
「保育園は、ただ預けるだけの場所ではない」
今回お話を伺ったのは、千葉県千葉市在住の石橋さんご一家。
平成30年4月入園で、長男の怜(れん)くん(1歳)が花見川さくら学園保育園に通っています。
ママの香恵子さんのお仕事はキャディーさん。
ご主人の克巳さんと同じゴルフ場で働いています。
当初は11月からの仕事復帰を予定しており、11月に入れる保育園もあったそうですが、第一希望のさくら学園保育園に入るために4月まで育休を延ばしたという香恵子さん。
なぜそこまでしてこの保育園を選んだのでしょうか。
――保育園選びは、どこをポイントにしていましたか?実際に見学したのは何件くらい?
はじめは職場を中心に考えて、職場からの近さ、通勤途中に送り迎えがしやすい場所で探しました。
そうすると選択肢は5件くらい。
その中で見学したのは花見川さくら学園保育園だけです。
2時間くらいかけて見学させてもらって、もうここに入りたいと気持ちが決まったので。
――2時間も! 決め手はなんだったのですか?
まず規模がちょうどいいなと思いました。
先生の目がしっかり行き届く規模感。
40年以上の歴史があるということと、認可保育園になったという点でも信頼できました。
何より実際に見学してみて、先生たちがとっても教育熱心で、
「ただ預けるだけの場所ではない」と感じたんですよね。
――「ただ預けるだけの場所ではない」…
はい、例えば子どもが靴を履く時、先生たちはすぐに手を貸すのではなくて、履けるまで待っていてくれるんですよ。
荷物も子どもたちが自分で持って運んだり。
あえて自力でやらせることで、自立を促してくれているんですよね。
あと、挨拶とかお辞儀、お返事なんかもすごくしっかりやってる。
――怜くんは保育園に入ってから何か変化がありましたか?
どんどんお兄ちゃんらしくなっています。
自分でできることがだいぶ増えて、コップも使えるようになりました。
上のクラスのお兄ちゃんたちがよく声をかけてくれるのも、刺激になってるんじゃないかな。
――日々成長が楽しみですね。先生たちは、どんな印象ですか?
明るいですね。よく笑う(笑)。
すごいなと思ったのが、担任の先生だけじゃなくて、他のクラスの先生もみんな子どもの名前を知ってるんですよ。
子どもの様子は連絡帳やメールでまめに報告してくれるし、働くママへの配慮もあって助かっています。
――入園してよかったなと思うことはありますか?
保育園から直接スイミングに通えたり、英会話や数遊び、リトミックや鉛筆の持ち方、朝のランニングや体育活動…いろんなことを教えてくれる環境があることですね。
ちゃんと園庭がある上に人工芝で、裸足で遊べるのもいいなと思います。
あと、毎月1冊絵本を提供してくれるところ。
親が選ぶとどうしても傾向が偏ったりすると思うので、視野が広がってありがたいです。
4月まで入園を待った甲斐がありました (笑)!
――ママにとっては制服やトイレトレーニングの有無、お昼寝布団の準備なども結構重要なポイントですよね。そのあたりはどうですか?
3歳から制服と体操服があるというのはポイントでした。
やっぱり制服を着ている姿を見てみたいですし、朝の準備が楽になるので。
朝は時間との戦いですからね(笑)。
トイレトレーニングは、これから徐々にやっていくと聞いています。
さくら学園保育園は使用済みオムツの持ち帰りなしなので本当に助かりますね。
1日仕事をした後に、家に帰ってからオムツの処理をするのは大変ですから…。
お昼寝はハンモック式のネットの上にお布団を敷いてくれる形で、お昼寝用の寝具としてはタオルケットと敷布団だけ用意しました。
――延長保育をすることはありますか?
先生からも子どもの生活リズムを大切にと言われているので、夫婦で協力して、お迎えの時間はなるべく遅くならないようにしています。
パパが迎えに行きたがるんですよ。子どもの様子をのぞきたいみたいで(笑)。
先生方もいつでも遠慮なく見に来てくださいと言ってくれています。
――最後に、これから怜くんにどんな保育園生活を送ってほしいですか?
季節ごとの行事が盛んなので、楽しんでほしいですね。
真剣勝負のお相撲大会や納涼祭り、進級式…私も楽しみです。
運動会には卒園生や地元の中学生も参加できると聞いています。
卒園生が保育園を訪ねてくることもあって、卒園してもご縁が続くといいなと思っています。
インタビュー中の怜くんにお友だちも興味津々。
怜くんが保育園生活を楽しんでいるのが伝わってきます。
――石橋さん、大変参考になる先輩ママの経験談、ありがとうございました!
お母さんだって一年生保育園を子育て情報を得る場所に
続いて、花見川さくら学園保育園園長の鈴木信吾さんにもお話を伺ってみました。
花見川さくら学園保育園は、創立40周年を迎えた平成29年に認可保育園となり、日本の四季を活かした体験学習を柱として、「知」「情」「体」を育む知的創造教育を実践しています。
――入園前に、保育園見学はした方がいいですか?
認可保育園の場合、見学は申し込みの必須条件ではありませんが、保育園の教育方針をよく理解した上で安心して入園するために、見学は入園申し込み前にした方がいいと思います。
うちの保育園だけじゃなく、ぜひ他の園も見学してほしいです。
大変だとは思うのですが、できれば第5希望くらいまで全部見ることをおすすめします。
「とにかく入れればどこでもいい」という考えになってしまうような空き状況問題も改善しなければなりませんが、やはりしっかり親御さんの考えやお子さんに合った保育園に希望を出してほしいですね。
タイミングによっては途中入園が可能な場合もあります。
うちは随時見学を受け付けていますので、お電話もしくはWebフォームからご連絡ください(※見学予約はコチラ)。
――具体的に、保育園見学で見るべきポイントはどこですか?
どんな保育士さんが働いているかが重要なポイントです。
保育は「人」。
保育士というのは、子どもと向き合って仕事を続けて初めて本当の保育士になるものです。
子どもたちから教えてもらうこともいっぱいあります。
園の保育理念や教育方針を理解し、子どもたちに伝えていく。
これはある程度長く働かないと難しいことなので、勤続何年の先生が勤めているかなど、保育士のキャリアはしっかり見極めてほしいと思います。
――なるほど…花見川さくら学園保育園では、どのように保育士さんを育てているのですか?
「どこの園でも通用する保育士に」と、育てようとしています。
そのためにも、コミュニケーションは大事にしています。
子どもたちに「仲良くしなさい」と言っているのだから、先生同士も仲良くなくちゃ(笑)。
20年近く勤めているベテラン保育士から若手までいますが、それぞれに保育に対する考え方があるので、お互いによく話し合って、改善点はどんどん提案して、自分たち自身でより良い職場をつくっていってもらうようにしています。
保育士の気持ちで子どもへの伝わり方は大きく違ってくるので、そういったところは先輩保育士がしっかり伝えていくことも重要です。
年度の終わりには子どもたちとの別れが寂しくなっちゃって、思い出の歌を練習しているだけで泣いちゃう先生もいます(笑)。
心がけているのは、「自分の子どもを預けたい」と思える保育園にしようということ。
実際、母子通園をしている職員もいます。
副園長の三浦紗織先生は勤続18年。
先生同士の信頼関係はバッチリ。
――花見川さくら学園保育園では、さまざまな行事や活動にも力を入れているようですね。
はい、輝ける場所ってその子によって異なるので、いろいろな経験をしてもらうために行事や活動があります。
やりたいことができるように、ちょっときっかけを与えてあげる。
例えば、体育活動によって思い通りに体を動かせるようになると、遊びの幅が広がります。
先生たちは、「子どもが何かできるようになった時に喜んでくれるお母さんの顔を見られるのがうれしい」と言ってますね。
行事の際は必ず映像を残すようにしていて、終わった後に子どもたちに見せます。
客観的に自分を見る経験って大事なんですよね。
映像でお母さんが拍手している姿を見たり、去年の様子を見て去年とは違っている自分を感じたり…子どもたちなりに気付くことがあるんです。
保育園では、家でできないことをさせてあげるべきだと考えています。
でも強制はしません。あくまで子どもの意思を大切にしています。
ただ年長さんに限っては、小学校の就学前準備として、30分間は座ってひとつのことに集中できるように練習しています。
――最後に、保育園を検討しているお母さんお父さん方にアドバイスをお願いします。
本当の意味で「母」、「父」になるには時間がかかるものです。
初めての子育てであれば、お母さんだって「一年生」。
もちろん何よりも子どものための保育園ですが、核家族化が進み、ご近所付き合いも希薄な場合が多い今、保育園は親が子育ての情報を得られる場所でもあります。
だから保育園では先生からの声がけだけではなく、お迎えに来たお母さん同士、あるいはおばあちゃんとの交流を通して、子育ての情報交換をされている様子もよく見かけます。
お母さんたちの子育て支援をするのも保育園の役割です。
ただ預ける場所としてではなく、親と一緒に子どもの成長を考えてくれる保育園を選んでほしいと思います。
花見川さくら学園保育園
新年度入園(平成31年4月)
途中入園(平成30年度中)
見学説明予約受付中
※見学時間/9:30~11:00
※1日1組、約1時間
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千葉市の認定こども園・保育園等入園・入園待ち状況一覧(最新)
◎入園の手続きは花見川区役所(※花見川区役所HP)へ
花見川区役所 保健福祉センターこども家庭課
(千葉市花見川区瑞穂1-1)
電話番号/043-275-6421
◎千葉市の保育料についてはコチラ
※千葉市の保育料の他、制服代・教材費などがかかります。
住所/千葉県千葉市花見川区花島町430-35
電話番号/043-250-4150
保育時間/月曜日~土曜日 7:00~18:00
延長保育/18:00~20:00
保育形態/複学式年齢別保育
駐車場/有