千葉県のおいしい餃子をお取り寄せして、おうちで餃子パーティーを楽しみたい! と、何気ない一言から始まったこの企画。
「やっぱりビールには餃子だよね」という人もいれば、「餃子は子どもの大好物」という人も。
おいしい餃子を自宅で楽しみたい理由は人それぞれ。今回、おうちで食べられる千葉県の絶品餃子を紹介します。
※価格は全て税込
…とその前に!
この記事で紹介している5種類の餃子の魅力を存分にお伝えするべく、5日間連続「餃子で晩酌」生活に挑戦しました。お店の方に教えてもらった焼き方のコツも紹介します。
動画を見たら、あなたも餃子が食べたくなるはず!
公開 2020/09/29(最終更新 2024/01/11)
目次
【千葉市若葉区】餃子の並商は職人技による「密封」がポイント!
千葉市若葉区の県道64号沿いにある「餃子の並商」は、ちいき新聞読者やスタッフの間でもファンが多いお店(「定期的にご近所さんと並商餃子パーティーをする」というスタッフも!)。
ラーメン店としても十分な人気がありながら、2019年10月に店名を「並木商事GRANDE」から「餃子の並商」に変えたことからも、餃子に対するこだわりと自信がうかがえます。
平日には600個、土日だと1,000個近く売れるという餃子は、店主の並木 章二さんがほぼ一人で手作りしています。職人技が詰まった「握り」と「焼き」は、なかなか他のスタッフさんには真似できないのだそう。特に重要なのが、しっかり密封すること。焼く際に水分が中に入らないため、餡の味がブレないのです。
【口コミ】並商の餃子をテイクアウトして食べてみた
並商の餃子は、焼いた状態でも冷凍でもテイクアウト可能です。今回は並木さんが焼いてくれた焼き餃子と、冷凍餃子の両方をいただきました。
皮は厚めでモチッとしていますが、焼き面はパリッ。一口食べれば口いっぱいに広がる旨みに驚きます。まずは何も付けずに餃子そのものの味わいを堪能していただきたい!
味は季節によって微妙に調整しているそうです。しっかり食べ応えのある大きさといい、お肉と野菜の比率といい、すべてが計算し尽くされているように感じるバランスの良さ。
お肉と野菜の「黄金比」と隠し味があるそうなのですが、これについては「企業秘密」とのこと。「関東近郊の餃子はかなり食べ歩いた」という並木さんがたどり着いた、ベストな形です。
並商の冷凍餃子の焼き方のコツは?
・沸騰したお湯を餃子が半分浸かる高さまで入れ、ふたをして火力MAXで3分ほど蒸す
・餃子が解凍できたらフライパンに残っているお湯をすべて捨て、フライパンを再び火にかけてお湯を完全に蒸発させてから油を入れる
・まずはお店で渡してくれる焼き方通り「並商流」でやってみて、次からは「最高にうまい自分流」を探すべし!
餃子の並商のテイクアウト情報
お車の方は、餃子を焼いている間駐車場で待っていればOK。焼き上がったら車まで持ってきてくれます。焼餃子の場合は、事前の電話注文がおすすめです。
「餃子は焼きたてが一番」と語る並木さん。すぐに食べられない場合は、冷凍餃子をテイクアウトしましょう。冷凍餃子にはお得な18個入り(1,080円)もあります。
お店で人気の「秘伝ではない旨い辛味噌」もテイクアウト可能(30円)。タレと辛味噌で味の変化を楽しむのもいいですね。もちろん店内でも食べられるので、ラーメンなどと一緒にいただくのもおすすめですよ!
メニュー
【焼餃子】 5個 400円
【冷凍餃子】 5個400円、18個1,080円
餃子の並商
住所/千葉県千葉市若葉区若松町531-200
営業時間/11:30~15:00(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
※土日祝日は11:30~21:00の通し営業
定休日/木曜日
お問い合わせ/ 043-304-2106
駐車場/21台
Twitter/@namigon2
【野田市】ホワイト餃子は野菜たっぷりの手作り餃子
千葉県の餃子といえば、野田市に本店があるホワイト餃子。1つずつ丁寧に手作りしているホワイト餃子は、コロンとした形が何ともいえず、焼き色も一般的な餃子とはちょっと違う。「野田市民のソウルフード」とも呼ばれています。
【口コミ】ホワイト餃子をテイクアウトして食べてみた
ホワイト餃子は冷凍の状態でテイクアウト。包み紙に書かれている調理方法の通り、たっぷりの油で焼きました。食べてみると、一口目はサクッとした食感で、中は熱々。噛みしめると皮のもちもち感と野菜の食感を楽しめて、食べ応えがありました。
餃子は独自に開発した皮と具を使用して作られています。写真ではおいなりさんのような大きさに見えるかもしれませんが、実物はやや小ぶりで女性でもたくさん食べられます。どの世代にも食べやすく、子どもからお年寄りまで好評です。
餃子が丸い形をしている理由は、「どこから食べても皮と具のバランスが良くなるように」と、野田本店の水谷さん。毎日自ら試食をして、改善を重ねているそうです。
ホワイト餃子の焼き方のコツは?
熱湯でゆでるように調理したあと、餃子がもぐるぐらいのたっぷりの油で焼くこと
ホワイト餃子のテイクアウト情報
ホワイト餃子は開店時間と同時に売り切れてしまう人気ぶり。予約ができないため、9時前の来店がおすすめです。筆者も15分くらい前に到着しましたが、すでに行列があり、販売も開始していました。
餃子は冷凍のため、遠方の方はクーラーBOXを用意しましょう(店内でも販売あり)。また、お店からクール便(冷凍)で発送することも可能です。
野田本店は、以前はネット販売を行っていましたが、あまりの人気で生産が追い付かず、現在は終了しているそうです。ネット販売の今後の再開は未定とのこと。ネット販売をご希望の方は、各支店を利用しましょう(ネット販売の取り扱い、条件、送料等は店舗ごとに異なりますので、詳細は各店舗にお問合せを)。
店内での飲食時間は平日のみ、17時~19時です。この時間帯に限り、お持ち帰り用の「焼餃子」も販売しています(別途容器代がかかります)。
メニュー
【生餃子(ラー油付)】
※冷凍、お持ち帰りのみ
2人前16個入 650円
3人前24個入 960円
【焼餃子】
※平日17時~19時のみ販売
2人前16個入 960円
ホワイト餃子 野田本店
住所/千葉県野田市中野台278番地
営業時間/生餃子9:00~売り切れ次第終了(店内飲食は平日17時~19時)
定休日/水曜日
お問い合わせ/ 04-7124-2424
駐車場/店舗前に4台ほど(裏側に広い駐車スペースあり)
HP/https://www.white-gyouza.co.jp/
■支店の店舗一覧はコチラから
【市川市】素朴なパッケージ&味もグッドな元祖オクタン餃子
パッケージに描かれたキャラクターが何とも愛らしく、つい手に取りたくなる元祖オクタン餃子。さかのぼること38年前、長年ラーメン店を営んでいた先代社長が、そこで提供していた餃子が好評だったため「専門店を作ろう」と、現在の場所に一号店をオープンしたのがはじまりです。
オクタン餃子が購入できるのは、市川市曽谷にある製造所兼直売所の他、県内外の一部スーパーなど。加えて、2018年にオープンした「道の駅 いちかわ」でも販売しています。こちらでは約1600ある取り扱いアイテムの中でも、オープン以来ずっと売上No1を誇る不動の人気商品。もはや市川名物といえるでしょう!
【口コミ】元祖オクタン餃子をテイクアウトして食べてみた
元祖オクタン餃子のレシピは、先代社長が中国の職人から伝授された製法を基に、おいしさを追求して考案。
肉や野菜など食材はすべて国産にこだわり、自身が吟味して「おいしい」と思ったものだけを使用しているそうです。
実際に食べてみると、野菜がやや粗めにカットしてあり、シャキシャキとした食感が楽しめました。野菜に対してお肉は少なめであっさりとしているので、毎日食べても飽きないおいしさ。さらに豚肉は毎朝ブロックから挽いているとのこと。やや粗挽きにしてあるので、量は少なくともしっかりお肉の味が感じられるのもポイントです。
餡は香辛料がしっかり利いた、少しスパイシーな味わい。けれども、辛い物が苦手なわが家の子どもたちも、パクパク食べていたのにびっくり! 何もつけずにそのままでも、ごはんがすすむ餃子です。
元祖オクタン餃子の焼き方のコツは?
仕上げにごま油を垂らして蓋をし、そのまま3~4分火にかけると皮がパリッと仕上がっておすすめです。
元祖オクタン餃子のテイクアウト情報
作りたてを急速冷凍しているので、自宅でできたての味が堪能できる元祖オクタン餃子。直売所と製造所が同じ建物にあるため、製品ストックが十分にされています。思い立った時にすぐに購入できるのがうれしいですね!
購入時には保冷袋に入れてくれ、1時間程度の距離なら安心して持ち帰れます。元祖オクタン餃子のキャラクターが描かれた段ボールに入れての全国配送にも対応。親戚や知人へのギフトとして活用している常連さんもいるそう。
公式サイトでは、オンライン販売も行っています。
また、元祖オクタン餃子の店舗では、焼き餃子の他、鴨肉を使用した水餃子も販売しており、冬場は水餃子の売上が焼き餃子を上回ることも。水餃子とセットになった特製スープも好評で、スープのみでも100円で販売しているとのことです!
メニュー
※お持ち帰りのみ
【焼き餃子】20個入 530円
【水餃子】15個入(特製スープ付) 550円
元祖オクタン餃子
住所/千葉県市川市曽谷8-20-1424
営業時間/9時~18時
定休日/日曜日・祝日
電話番号/ 047-375-2800
駐車場/店舗前に5台ほど
HP/http://okutan-gyoza.com/file/about.html
【柏市】ブランド豚「柏幻霜ポーク」を一頭買い! ぎょうざやさん
知る人ぞ知る餃子専門店、その名も「ぎょうざやさん」。お店は柏市の大塚町商店街にあります。元は中華料理店で、流山市の平和台で長年愛されていましたが、現在の場所に移転した際に餃子とチャーハンのテイクアウト専門店になりました。
餃子の味は、店主の川嶌 秀元さんがお父様から受け継いだもの。「父の餃子を残したい」という思いから、お父様が経営されていた中華料理店を継いだそうです。
なんと、豚肉は柏市のブランド豚「柏幻霜ポーク」を贅沢に使用。一頭買いし、餃子用のひき肉とチャーハンに入れる焼き豚を作っています。「柏幻霜ポーク」は、牛肉のようにきめ細やかなサシ(霜)が入るのが特徴の上質な豚肉。
これがなんともジューシーな味わいを生み出しています。ブランド豚を使用した餃子が10個330円(生)とは驚きです!
【口コミ】ぎょうざやさんの餃子をテイクアウトして食べてみた
ぎょうざやさんでは、「生ぎょうざ」か「焼ぎょうざ」をテイクアウトできます。手作りで保存料は使用していないので、生餃子は早めに焼いていただきましょう。
一つひとつがやや小ぶりで食べやすく、柏幻霜ポークの脂がしつこくないので、何個でもパクパクいけちゃいます!自家製の皮はもっちり食感でした。
ちなみに、ぎょうざやさんはチャーハンの量がとんでもないことでも有名。
度肝を抜かれるビジュアルです。
大盛りは中華料理店時代の名残。
流山の前には柏の荒工山(あらくやま)団地に店を構えており、近くの日本体育大学柏高の学生さんが多く訪れていたこともあって、「安くてうまいものをお腹いっぱい食べてほしい」と思ううちに、いつの間にか普通盛りが大盛りサイズになっていたそうです(笑)。
チャーハンは川嶌さんの優しさが詰まった利益度外視のメニュー。
ぜひ餃子&チャーハンセットで楽しんでください。
ぎょうざやさんの焼き方のコツは?
・水の量はコップ半分よりちょっと多めくらい(入れ過ぎ注意!)。餃子に付いている粉を洗い流すようなイメージでかける
・火加減は最初から最後まで中火で
・仕上げにごま油をひと回しし、ふたをして蒸す
ぎょうざやさんのテイクアウト情報
ぎょうざやさんの営業は売り切れ次第終了。実は筆者が初めて訪問した時は、平日の夕方でしたが既に売り切れていて餃子にありつけず!(涙)
平日は18時頃、土日は16時頃には売り切れてしまうことが多いようです。確実に購入するには電話予約を。
ただし、出られない場合もあるため、開店前に電話するのがおすすめです。
生ぎょうざはまとめ買いも可能で、40個以上からお得な割引があります。
水餃子やスープ餃子にしてもおいしいそうですよ!
メニュー
※お持ち帰りのみ
【生ぎょうざ】10個 330円
※40個から割引有り
【焼ぎょうざ】10個 350円
【チャーハン】半チャーハン260円、S(小盛り)450円、M(普通盛り)500円、L(大盛り)600円、LL(超大盛り)700円
ぎょうざやさん
住所/千葉県柏市大塚町9-1
営業時間/11:00~売り切れ次第終了
定休日/月曜日
お問い合わせ/ 04-7163-8077
駐車場/大塚町商店街奥にある駐車場の「商店会」と書いてあるところを利用できます
【千葉市花見川区】プロも認める味わい ぎょうざのたかはし
1991年に全国の中華料理店やラーメン店などへ餃子を卸す、業者専門のメーカーとして開業した株式会社商和(※開業当時は有限会社丸和)。皮の厚みや餡の味わいなど、卸先となる各店の要望に合わせて、いくつものレシピを開発し、これまで1000を超える店舗に提供してきました。
より多くの人にこの自慢の味を楽しんでもらおうと、2013年に工場に併設した直売所「ぎょうざのたはかし」をオープン。ここでは、国産材料にこだわった「ぎょうざのたはかし」オリジナル商品を中心に、形が不ぞろいなものなどを詰め合わせたお得な「訳あり品」などが購入できます。一度食べたらヤミツキになる味わいとお手頃価格で、お客さんの87%がリピーターという人気ぶりです。
【口コミ】餃子のたかはしをテイクアウトして食べてみた
直売所で購入できる「ぎょうざのたかはし」のロゴ入り商品は、定番が8種類。どの品も野菜や肉は全て国産を使用。皮で餡を包んだ後に、一晩掛けてじっくりと熟成しながら冷凍します。そうすることで、肉や野菜のうまみが引き立つ、ジューシーな餃子になるのだそう。
写真の肉っこ餃子は、ぎょうざのたかはしで購入できる他の餃子よりもやや皮が厚く、もちもちとした食感で食べ応えがあるのが特徴。野菜に対して肉が6割と、肉のうまみがたっぷりと感じられる一品です。脂がしつこくないので後味も良く、あと一個、もう一個と箸が止まりませんでした!
その他、肉や野菜はもちろん、調味料や調味料の原料まで国産にこだわり抜いた「宝餃子」、高知県産のショウガが香る「しょうが餃子」、マイルドな辛みがクセになる「辛くて旨い餃子」と個性豊かなラインナップです。
ぎょうざのたかはしの焼き方のコツは?
ゆで餃子としても美味しく食べられる餃子なので、焼くときもまずは6分目あたりまで水を注ぎ、約4分ゆで、その後水気を切って、仕上げに油をかけて焼き色を付けます。
ぎょうざのたかはしのテイクアウト情報
ぎょうざのたかはしの直売所が最も混み合うのは16時以降。会社帰りのサラリーマンも多く立ち寄るそうですよ。
ですが、商品によっては、午前中でも売り切れてしまうものがあるのであしからず。また、60個入りで1080円とリーズナブルな「訳あり品」は、日によっては店頭に並ばないこともあるのでご注意ください。
オンライン販売も行っていますが、「肉っこ餃子」と「べじっこ餃子」は、直売所だとお得な価格で購入できますよ。
直売所では、保冷剤(30円)、クーラーボックス(378円)、クーラーバッグ(162円)の販売もあるので、万が一保冷バッグを忘れた!というときでも安心です。
メニュー
※お持ち帰りのみ
【肉っこ餃子】30個入 740円
※オンライン販売 960円
【べじっこ餃子】30個入 740円
※オンライン販売 960円
【しそっこ餃子】30個入 1,110円
【スープ餃子】30個入 960円
【薄皮肉餃子】30個入 960円
【宝餃子】30個入 1,440円
【辛くて旨い餃子】30個入 1,200円
【しょうが餃子】30個入 1,000円
ぎょうざのたかはし
住所/千葉県千葉市花見川区大日町1469
営業時間/10時~18時
定休日/土曜日、日曜日(※祝日は営業)
※第2、第4土曜日は10時~15時営業
電話番号/ 043-250-2525
駐車場/店舗前に4台
HP/https://2525gyouza.com/