【千葉市若葉区】アクリル絵画アーティスト Ryotaさん、個展も開催中!

千葉市を拠点に活動するアーティストRyotaさん。

ハッとするような色使いと大胆な構図、独自の世界観を感じさせる作品を数多く生み出しています。

Ryotaさん(右)と母親の宮﨑重美さん
▲Ryotaさん(右)と母親の宮﨑重美さん

公開 2020/09/14

編集部 モティ

編集部 モティ

編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB

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不思議な魅力を持つ作品群

花や動物、架空の風景など、カラフルで独創的なタッチが特徴のRyotaさんの作品は、見る人を引き付ける魅力があります。

作画方法も独特。まずキャンバス一面に色を塗り、下描きなしで、筆を使って輪郭線を描いていくのだそう。

静物画など実物を見ながら描いた作品の他、頭の中のイメージを表現した作品も。

その一つが代表作「どこいくのシリーズ」です。

空想の乗り物に、さまざまな人や動物が乗り込み、どこかに向かうシーンを描いたもので、長年スケッチを描きためています。

絵筆を手にした小学生の頃から今日まで、「描きたいものが次々とあふれ出す」そうで、社会人となった現在は、週末の時間を利用して創作に励んでいます。

 

横幅1mを超える大作「どこいくの」
▲横幅1mを超える大作「どこいくの」

恩師との出会いで才能が開花

実は、Ryotaさんには発達障害があります。

けれども、「それで大変だった、困ったという経験はあまりなくて。

人との出会いに恵まれていたんだと思います」と母親の重美さんは話します。

ハイハイを始めたくらいから、台所に行ってはアルミ箔を丸めて遊ぶのが好きだったRyotaさん。

それなら指先を使う遊びを…と、粘土を与えてみたら大ハマり。

小学3年生から通い始めた、障害のある子ども向けのアトリエでも、毎日たくさんの粘土作品を作っていたそう。

そこで出会ったのが、恩師でもある油絵講師の齋藤みどりさんです。

作品を見た齋藤さんから、「絵を描いてみない?」と声を掛けられたことが、現在のアクリル絵画アーティストRyota誕生のきっかけでした。

齋藤さんに師事する中で、アクリル絵の具を手にすると、「カラフルで、自分らしい表現ができる」と本人も手応えを感じました。

描くのがどんどん楽しくなり、高校1年生で初の個展を開催。就職してからは、自宅近くにアトリエも構えました。

今年1月に、重美さんが西千葉駅近くに念願だったコミュニティカフェをオープンし、Ryotaさんのアトリエもこちらに移転。

土日をメインに活動しています。

「これからも、僕らしい絵を描き続けます」と意気込むRyotaさん。

9月27日(日)までの金・土・日は、同カフェで新作発表展も開催中です。

お気に入りの色は、青や紫、グリーン
▲お気に入りの色は、青や紫、グリーン

 
Ryotaさんのスケッチ
▲Ryotaさんのスケッチ

Ryotaアクリル画展

場所/西千葉アトリエカフェ ぴりーぶ(MAP

住所/千葉市中央区松波2-4-21ベルフォンテーヌ1階

開催期間/~9月27日(日)

開催時間/(金・日)午前10時~午後4時、(土)午前10時~午後2時30分

料金/観覧無料

問い合わせ/ 090-9843-1766 宮﨑

 

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