『映画 おかあさんといっしょはじめての大冒険』全国上映中! 声の出演・関根麻里さんも絶賛
未就学児を育てるママの心強い味方といえばEテレの人気番組「おかあさんといっしょ」。
この秋、うたのお兄さんやお姉さん、体操のお兄さんやお姉さんがスクリーンに登場する『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』 が上映されているのをご存知ですか?
小さい子どもでも楽しめる仕掛けがいっぱいで、「映画館デビュー」にはうってつけの本作。
今回、ママになってから初となる声優に挑戦した関根麻里さんに、映画の魅力や見どころについて、子育てについてお聞きしました!
公開 2018/09/21
編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へアニメ「ガラピコぷ~」イオ役 関根麻里さんに聞く! 映画館デビューのススメ
―初めに『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』で声の出演の話を聞いたときのお気持ちは?
率直に「うれしい!」ですね!
娘も私も大好きな「おかあさんといっしょ」の映画に関われるなんて…と気合いが入ると同時にプレッシャーも感じました。
今回は、人形劇「ガラピコぷ~」のアニメ版で映画オリジナルのキャラクター・イオを演じさせていただきましたが、アメリカ留学時代からの大親友が「ガラピコぷ~」に美術スタッフとして携わっていたことがあったんです。
こういうかたちで友人と一緒に仕事ができたことも感激でした。
あとは、町でポスターを見かけた娘のお友だちが「(娘さんの名前)ちゃんのママだ!」って言ってくれて。
普段、メイクをしていなかったり髪も結んでいるので「あ、その写真が私って分かってくれた!」ってちょっとホッとしましたね(笑)。
―大好きな「おかあさんといっしょ」の映画にママが出るなんて娘さんも大喜びですね。
初日に娘と豊洲の映画館に行ったのですが、もれなく“じいじ”(※編集部注:関根勤さん)がついてきて、じいじと一緒に観てきました。
娘は何事も観察するタイプなので、声をだすような参加型のシーンでは、じーっとお客様のことを見ていて。
私とじいじは積極的に参加して大声をだしていました。
映画館にはわりと渋い声が響いてたかと思います(笑)。
娘はイオちゃんがママの声だと気づいていなかったようでした。
でも、これは声優としては成功だったと思います!
―収録時に印象的だったことはありますか?
自分の収録の前に声優さんたちの収録現場を見学させてもらいました。
和気あいあいとしていて、アドリブも自由に飛び交って…すごく雰囲気がよかったんです。
それを見ていたら、「私も参加できるんだ」というわくわくした気持ちと「しっかりやらなきゃ!」というドキドキした気持ちの両方が湧いてきたのを覚えています。
―共演しただいすけお兄さんはどんな方でしたか?
アフレコの収録は別だったので、試写会での舞台あいさつが初対面でした。
実は、私とだいすけお兄さんは同じ雑誌で連載をしていて、よく私のページの隣にだいすけお兄さんのコーナーが掲載されているんです。
だからページ越しにいつも会っている気がしていて、ずっと親近感はありました。
初めてごあいさつしたときもお互いに「やっと実物に会えましたね~」なんて言って(笑)。
(2018年8月21日に都内で行われた試写イベントの模様)
実際にお会いしてみた感想は、優しくてさわやか!
私もだいすけお兄さん時代の「おかあさんといっしょ」を拝見していたのですが、本当に思っていた印象そのままの素敵な方でした。
―麻里さんから見た『映画 おかあさんといっしょ』の魅力は?
この映画は、いつもおうちのテレビで見ているゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが登場するので、映画館といういつもと違う環境でも、お子さんが落ち着いて見られるんじゃないかと思います。
館内の照明も少し明るめだったり、音量も控えめだったり小さい子どもでも楽しめる工夫がされているし、ストーリー内でも「声を出してOK」なタイミングがあるし…。
子どもの映画館デビューにはとにかくピッタリ!
だから、映画館はまだちょっと大変かも…と迷っているママがいたら、ピクニックや公園に行くような感覚で気軽に出掛けてもらいたいです。
―麻里さんは、もうすぐ3歳になる娘さんと普段からよく映画館に行かれるそうですね。
娘の映画館デビューは生後半年くらいかな。ちょっと早いですよね(笑)。
赤ちゃんと一緒に入れる上映会に思い切って連れて行ってみたのですが、ちょうど寝てくれてゆっくり見られました!
そのとき館内にたくさんの子連れママがいるのを見て、当たり前ですが子育てをしてるのは自分ひとりじゃないんだって感じたんです。
子育ては大変なことも多いけど、こんなに仲間がいるんだなってすごく心強く思えて。
この映画も観に来てくれたママたちにとって、そんな機会になれたらいいですね。
2回目の映画館は娘が1歳半のとき。
実写版の『美女と野獣』を本人が見に行きたい!って言い出したんです。
飽きないかな、怖がらないかな…と心配だったので、予告編を見せながら「本当に見たいの?」と何度も意思確認。
どうしてもダメなら途中で出ればいいか…と腹をくくって出掛けましたが、案外大人しく座ってきちんと見られました。
それ以来、娘は映画館が大好きで「えいがいこう!」ってよく誘われます(笑)。
―『映画 おかあさんといっしょ』 をきっかけに、娘さんのように映画が好きなお子さんが増えたら素敵ですね!
最後に、子育てで大切にしていることを教えてください。
以前「3歳までは叱るのではなく、『気持ちを切り替えさせる』ことが大事」という話を聞いたことがあって。
命にかかわるような危ないこと以外はなるべく叱らないようには心掛けています。
うちの娘は慎重派というか、物事をじっくり観察するタイプ。
例えば、初めて出掛けた場所で遊具などを見ても、まずは静かに様子をうかがう。
で、だんだん慣れてくるとすべり台を滑ったり…という感じで。
私はどちらかというと、初めての場所でもどこでも楽しそうなものがあったら「キャーッ!」ってはしゃいで走り出しちゃうタイプだったので、そういった意味では正反対の性格ですね(笑)。
そんな娘なので、なおさら私があれこれ指示を出すのもよくないのかなって。
お風呂になかなか入らないとか、寒い日にコートを着てくれない、晴れているのに長靴を履きたがる…など「困ったなあ」というシーンは日々ありますが、無理強いをするのではなく、そういうときも「気持ちの切り替え」を意識しています。
「お風呂でこのおもちゃで遊ぼうよ!」って楽しく誘ったり、実際に外に出て「こんなに晴れてるのに、長靴を履く必要あるかなあ?」と問い掛けたり…。
もちろんそれでうまくいくことの方が少ないので、「うまくいったらラッキー」くらいの気持ちで過ごしています。
それに余裕がないときは私も一緒になって「ヤダー」ってゴロゴロしちゃうことも(笑)。
娘の出産時、産院の助産師さんから「育児は『育自(いくじ)』でもある」という素敵な言葉をかけていただいたんです。
子どもがゼロ歳ならママもゼロ歳。
初めから完璧にできるわけがないんだから、子どもと一緒に成長していけばいいんですよね!
―ありがとうございました!
関根麻里(せきね・まり)さん
10月22日生まれ、東京都出身。
アメリカのエマーソン大学を卒業後、芸能界デビュー。
2015年に出産し、一女児の母として育児をしながらも、バラエティ、情報番組、雑誌の連載、CM出演など多方面に活躍するマルチタレントとして活動中。
『映画 おかあさんといっしょ』とは
子育て期間中にお世話にならない人はいないと言っても過言ではない、Eテレ「おかあさんといっしょ」が初の映画化!
1児のパパである映画プロデューサーの「子どもたちが楽しめる映画を作りたい!」という思いをきっかけに実現したそうです。
映画は、お兄さんとお姉さんたちが外に飛び出していろんな事にチャレンジする実写のストーリーと、「ガラピコぷ~」が大冒険を繰り広げるアニメパートと盛りだくさん!
さらに歌も踊りも満載で子どもたちが飽きずに楽しめます。
横山だいすけさん、関根麻里さん、満島真之介さんら ゲスト出演陣も豪華!
また、実写ストーリーでは「ゲストのお兄さん」として俳優の満島真之介さんが出演。
アニメ「ガラピコぷ~」では1児のママである関根麻里さんと、11代目うたのお兄さんを務めた横山だいすけさんが声優に挑戦しています。
満島真之介さんは上京後に学童保育で働いていたほど子どもが大好きで、「おかあさんといっしょ」のうたのお兄さんになることが、夢だったそうです。
映画版ではキレッキレの「ブンバ・ボーン!」を披露してくれていますよ!
アニメ「ガラピコぷ~」は、おなじみのチョロミー、ムームー、ガラピコたちがしずく星を飛び出し、「ツムリ星」で大冒険するというストーリー。
関根麻里さんが声を演じるツムリ族のお姫さま・イオとチョロミーたちが出会い、冒険が始まります。
だいすけお兄さんは、そのイオの親友だったロボット・ゴムリ役。
いつものだいすけお兄さんのイメージとは異なる、少し影のあるキャラクターを声だけで見事に演じていて、その芸達者ぶりに改めて感心すること間違いなしですよ~!
<キャスト>
出演:花田ゆういちろう 小野あつこ 小林よしひさ 上原りさ・満島真之介・チョロミー ムームー ガラピコ スキッパー
声の出演:吉田仁美 冨田泰代 川島得愛 西川貴教 横山だいすけ・関根麻里
<上映時間>
70分
<入場者プレゼント>
小学生以下のお子さんを対象に「はじめてのあそびノート」をプレゼント!
(※数に限りがあります)
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