【生活習慣】東大生100人に聞いた 気になる!小学校時代のライフスタイルアンケート

あーあ。うちの子はなんで全然勉強しないんだろう~。

自分から勉強してくれれば塾とか行かせなくてもいいのになぁ。

なんて考えているそこのママたち!!

 

頭がいい人たちって小学生の頃どんな生活をおくっていたのか気になりませんか?

そこで、行ってきました! 東京大学赤門前へ。

実は昨年の冬にも東大赤門前へ行ってきたばかり。

そのときは習い事の調査をしてきました。

公開 2018/09/12

TAEKO

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生まれも育ちも千葉県です。わけあって富士山に登ろうと思ってます。 赤ちゃんの写真とめかぶにはまっています。

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今回は、第二弾ということで、東大生(東大院生、卒業生含む)100人の皆さまに、小学校時代の生活習慣についてアンケートをとってきました♪

ぜひ、参考にしてみてください!


<目次>
 

Q1. 自宅で学習するとき、勉強はどこでしていましたか?

Q2.テレビや動画は毎日見ていましたか?

Q3.朝食は毎日食べていましたか?

★ 夏休みの宿題は計画的に進めていましたか?★

Q1. 自宅で学習するとき、勉強はどこでしていましたか?

1.リビング 2.子ども部屋 3.その他

 

リビング学習が良いとよく耳にしますが、東大生の74%がリビング学習だったという結果に。

効果があるのかないのか、半信半疑でいたリビング学習。やはり効果がありそうです。

家庭教育アドバイザーとして活躍されながら自身も2児のママというイトウ京さんにリビング学習のメリットなどをうかがいました。

 

イトウ京さん
家庭教育アドバイザー、心理カウンセラー他
上智大学文学部教育学科卒、元塾講師 
小2娘、年長息子の2児の母
お子さまのやる気アップは母親次第!個別コンサル受付中

 

 

―――――リビング学習が良いとよく聞きますがどんなところが良いとお考えですか?

 

生活の流れの中に、自然に学習習慣が定着します。

リラックスした雰囲気が集中につながることもありますね。

また、子ども部屋を作って立派な机を置かなくても、ダイニングテーブルなどで学習することで、省スペースになる点もいいですね。

 

――――――最大のメリットは何だと思いますか?

 

我が子に「宿題やりなさい!」と言った後、自室にこもって何をしているかわからないのは親にとってストレスですよね。リビング学習に定着すれば親も子もストレスフリーになれることが最大のメリットだと思います。

親がストレスを感じることが子どもにはいちばん良くないですからね。

 

―――――逆にデメリットはありますか?

 

教科書や学用品の収納スペースを考える必要があるというところですね。夕食の時間に、いったん学習が打ち切られてしまうのも子どもにとってはデメリットですね。

ですので、学習の途中になってしまったら、「ここの問題が終わったらご飯にしよう」などと声かけをして、待っていてあげられるといいですね。

 

――――リビングで学習することで、他の家族の音や気配が気になるお子さんもいると思いますが、リビング学習をさせるコツみたいなものがあったら教えてください。

 

まずは「勉強は静かな環境でするべき」という考えを捨ててください。むしろリビングのようなリラックスできる環境の方が集中できるということが脳科学でも証明されています。ただし、テレビやゲーム、マンガなど子どもが気になるものは少し離れたスペースか別室にあると良いですね。

 

――――ちなみに2児のママである京さんのお子さんはリビング学習ですか?

 

はいそうです。我が家は場所をとる学習机は買いませんでした。
リビングの円卓でおやつ⇒宿題という流れが定着しています。

皆さん驚かれるんですが、私が言わなくても自主的に取り組んでいます。その間に安心して夕食を作ったり洗濯物をたたんだりしています。忙しいママこそリビング学習が定着すると楽なんですよ。

リビング学習で、リラックスした雰囲気の中、“楽しいこと”として勉強できるようになるといいですね♪

 

 

それでは、東大生の皆さんの1日の平均勉強時間はどのくらいだったのでしょう?

結果は、1時間未満という人が58人と最も多く、1~2時間が14人、2時間以上が28人でした。

 

2時間以上やっていましたという人が多いのかと思いきや、1時間未満が多数をしめています。2時間以上と答えた人たちはほとんど中学受験の経験者で、塾の宿題などをやっていたと回答してくれました。

また、1時間未満の人たちの中には、全くやってなかったですという人もちらほら。ちょっと安心(笑)。

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Q2.テレビや動画は毎日見ていましたか?

1.毎日見ていた 2.たまに見ていた 3.全く見ていない

毎日見ていたが大多数! なんだか普通(笑)。子どもが、毎日毎日動画を見ていて心配になって「動画(テレビ)ばっかり見てないで勉強して!」なんて怒っちゃったりしてませんか? 

東大生のママってどうやって子育てしていたんでしょうか? 子育て方法が気になります。

この春、東大に現役合格したというお子さんをお持ちのママに子育て法を聞いてみました。

「あまり子どもは叱らないようにして育てました。ただ甘やかすのとは違うんです…考えさせるという感じです」とのことです!

 

前述の家庭教育アドバイザーのイトウ京さんも次のように話します。

 

東大へ多数の合格者を出している最難関中高一貫校に行った時に感じたのですが、みんな「勉強」が「ゲーム」=「楽しくて仕方ない感覚のもの」なんです。
いつでもどこでも『学び』を携帯しているんです。

「勉強」=「やらなくてはいけない面倒な事」として我が子に押し付けていませんか?
勉強以外でも、何でもいいのですが好きな事に没頭できる子は受験にも強いです。やる気スイッチさえ入ればぐーんと後伸びすると感じています。

 

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Q3.朝食は毎日食べていましたか?

1.毎日食べていた 2.時々食べていた 3.食べていなかった

こちらの結果は、以前「ちいき新聞」で実施した一般読者への朝食に関するアンケートでもほぼ変わらない結果(毎日食べていると答えた人が全体の83%、時々が13%、食べないと答えた人が4%)でした。 

※「ちいき新聞」とは千葉・埼玉・茨城の一部で発行しているフリーペーパーです。
アンケート結果は2016年6月13日~7月4日に「ちいき新聞」コミュニティーサイト「チイコミ!」で読者1006人に実施したもの。掲載はちいき新聞(津田沼エリア)2016年7月29日号

 

周知の事実ですが「朝食は食べたほうがいい!」ですよね…。

東大生の90%近くの人が毎日食べていたということです。食欲がなくてもきちんと朝食を食べさせてから送り出したいところ。

おすすめの朝食や効果などを管理栄養士の本江光佐さんにお話しをうかがいました。

 

本江光佐さん(ラボママ)
※ラボママとは「ちいき新聞」読者コミュニティー「ちいきラボ」に登録するママのこと。

10歳、6歳、2歳の3児の母。管理栄養士として、メタボの保健指導や幼稚園給食に携わりながら子育て真っ盛り中!

 

―――――朝食をとることの最大のメリットは?

 

頭も体も、目覚めます。脳や身体中に、エネルギーが行きわたり、活動モードへと切り替えてくれます。体温を上げ、免疫機能も高まりますよ。

 

 

―――――朝食におすすめな、より効率の良いエネルギー源を教えてください。

 

ポイントは、炭水化物とビタミンです!

ご飯やパン、麺などの炭水化物は午前中のエネルギー源として必要です。

そこに、体の機能を高めるビタミンも一緒にとれると、体をより快適に動かせるスイッチを入れられますよ。

 

 

―――――どうしても朝は苦手という方には、こんな食べ方を試してみては?というようなレシピやアイデアがあれば教えてください。

 

果物や、スムージーなどで糖分とビタミンをチャージしてもいいですね。

お子さんだったら食べやすい大きさのおにぎりに、フルーツの入ったヨーグルトなんかが食べやすくていいですよ。

 

―――――起きて何分以内に、どのくらい時間をかけて食べるとより効果がありますか?

 

特に夏場は、起きたらすぐに水分摂取をするのがおすすめです。

朝食に限らず、早食いは消化不良や血糖値の急上昇の心配もあります。ですので、ゆっくりと朝食時間を取り、よく噛んで食べるのがベストです! 

 

―――――最後に、本江さん自身が朝食で心がけていることはなんですか。

 

ご飯はパンに比べて腹持ちがいいので、週に6日は「ご飯の朝ごはん」にしています。

おにぎりや卵かけご飯、海苔巻きなどお箸を使わなくても簡単に食べられるような朝食が多いです。

2歳になる息子も、小さなおにぎりですと、手でつまんで食べてくれます。なかなか朝食でゆっくりとした時間を取るのは難しいと思いますが皆さんも試してみてください。

 

ついついバタバタになりがちですが、食欲がなくても簡単でも、子どもも自分もきちんと朝食をとりたいですね。

 

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ここからは番外編!!
こうだったらいいのにな~という思いでアンケートをとってみました!

★ 夏休みの宿題は計画的に進めていましたか?★

1.夏休みのはじめのうちに終わらせる 2.1カ月かけて計画的に終わらせる 3.ぎりぎりまでやっていた、もしくは“やらない”

とあるテレビ番組で夏休みの宿題は計画的にやる子どもよりもぎりぎりまで残っている子どものほうが将来優秀になると言っていましたが、果たして本当なのでしょうか?そうだったらいいのにな~と思います。

だって、わが家の子どもたちはもちろん私も8月31日まで残していましたから…。できてなくても、立派な大人になると信じたい!!

 

結果は…。

もっとぎりぎりまでやっていた人がいてほしかった(笑)ですが、半数以上がぎりぎりまでやっていたという結果です。

中には、夏休みに入る前に宿題を全て終わらせてたなんていう東大生もいましたよ~。

「夏休みに入る前に、なんの宿題が出るか分からないですよね?」と聞いてみたのですが、
予想できるでしょ!」とのことでした!! 

確かに毎年同じような宿題がでますよね~。

 

計算ドリルと漢字ドリルは、授業中みんなが1回やってる間に夏休み用に2回やってしまうんだそうです……。計画的以上ですね。こちらの東大生、おかげで楽しい夏休みが過ごせると笑っていらっしゃいました。さ、さすがです。

 

 

それならば、お片づけはどうでしょう?得意だったのでしょうか??

博士とか頭が良さそうな印象の職業の人たち、、、机の上が汚いイメージありませんか!?
そして、わが家の子ども達の部屋…散らかってます!毎日イライラさせられています。なんでこんなにだらしないの~って思うのですが、

きっと頭がいい人は、お片づけが苦手なのよね~と思いたい。

 

結果は、小学生の頃お片づけが苦手だったと答えたのは、68人。得意だったと答えたのは32人でした。

よし!!!

って、冷静に考えると、部屋は片付いてたほうがいいですけどね(笑)。

 

 

というわけで、以上が東大生100人小学校時代の生活習慣アンケートでした。

何かの参考!?になればうれしいです!

 

今回は真夏に赤門前でアンケート。

現役東大生の皆さん(100人満たなかった分は、卒業生、院生にも聞かせていただきました)、暑い中丁寧に答えてくれました。

変わり者しかいない?みたいなイメージもあったりもしますが、答えてくださった皆さんとてもいい方たちばかりでした! この場を借りてありがとうございました!

 

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