千葉市動物公園では7月21日から、チーター7頭とブチハイエナ1頭の一般公開を開始しました。
チーターはオスがチェコから3頭と、メスがフランスとノルウェーから各2頭、ブチハイエナはシンガポールからメス1頭がやってきました!
新たな人気者になりそうな予感。
お披露目当日の様子をまずは動画でどうぞ!
公開 2020/08/18(最終更新 2022/03/08)
ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へ種の保存事業の中心地を千葉市に
チーターとブチハイエナの展示場が新たにオープンした背景には、集客力向上のための「千葉市動物公園リスタート構想」があります。
市が世界動物園水族館協会(WAZA)に申し入れ、新しい血統の複数ペアから継続的な繁殖をさせようと、世界に今や7000頭ほどしかいない、絶滅危惧種のチーターの無償提供を受けました。
今後は繁殖させて多くの子孫をつくり、日本各地・世界各国に提供することを目的としています。
7月21日に行われた記念式典では、チーターなどを提供した各国の大使館関係者なども出席。式典終了後は、一般客にも展示場が開放されました。
皆が見守る中、いよいよチーターのお披露目。
登場したオスの三兄弟が少し緊張した様子で場内をゆっくり歩いたり寝転んだりする姿に、来場者たちから「かわいい!」「すごい!」と歓声が!
一緒に公開が始まったブチハイエナは、実はチーターと敵対関係にあるんです。
住まいは隣り合わせになっているので、ときどき両者が目を合わせて緊張感が走る瞬間があるかも…とのことなので、お楽しみに(?)。
野生に近い環境で観察できるのもこのゾーンの見どころといえそうです。
ハイエナというと、他の動物の獲物を横取りするなど悪いイメージがありますが、本当は狩猟能力が高く、よく見るとかわいらしい顔つきで、水浴びが大好き。
今後はオスとメスを1頭ずつ購入し、繁殖を目指すとのこと。
快速! チーターラン完成
今回は展示場内に、周囲140m(直線60m)の「チーターラン」が作られました。
秋ごろには地上最速の動物・チーターが、疑似餌を追い掛け全力で疾走する姿が見られる予定ということで、こちらも待ち遠しいですね。
また、園内の「森のレストラン」では、「チーター チキンカレー」と「BUCHIチョコチップシェイク」も新登場!
若いチーターやブチハイエナはしぐさがとても魅力的。
その姿を目の前に見られるのはとてもワクワクする体験です。
動物園では4年前に完成したライオン舎に加え、今回のチーターとブチハイエナ、年度末に展示開始を予定しているシマウマ、ヤマアラシなどの展示エリアを「平原ゾーン」とし、より一層楽しんでもらおうと計画しています。
千葉市動物公園
住所/千葉市若葉区源町280
営業時間/午前9時30分~午後4時30分(入園は午後4時まで)
定休日/水曜(祝日の場合翌日)および年末年始(12月29日~1月1日)
料金/大人700円、中学生以下無料
電話番号/ 043-252-1111
HP/https://www.city.chiba.jp/zoo/
※園内の混雑状況により密を避けるため、入場制限を実施する場合あり。詳しくはHPでご確認ください