【船橋】老舗海苔屋さん「船福」のおにぎりが絶品!

コロナによる自粛生活が徐々に解禁されていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

自粛期間が明けたとはいえ、未だにテイクアウトの需要があるのではないでしょうか?

今回は、テイクアウトにぴったりな絶品おにぎりを販売する海苔屋さんを取材しました。

会長の篠田さんにご協力いただき、千葉県にまつわる海苔の歴史を伺うこともできました。

 

昭和27年創業
「船福」は船橋の老舗海苔屋さん

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船福は昭和27年創業、老舗の海苔屋さんです。

船橋駅から徒歩5分。

迷うことなくすぐに着きました。

「おにぎり」という大きなのぼりが目印です。

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入り口付近にはたぬきさんが待ち構えています。

縁起が良さそうですね。

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それでは中に入ってみましょう。

お店に入るやいなや、スタッフの皆さんと会長の篠田さんが快く出迎えてくれました!

海苔屋さんは高級なイメージがあり、少々身構えていましたが朗らかな雰囲気で取材を始めることができました。

私も一安心です。

ふぅっ。

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早速、会長の篠田さんが千葉県の海苔の歴史を話してくれました。

船福は昭和27年創業。

歴史は現会長の篠田好造さんの父の代から始まったといいます。

ですが、その歴史はもっと昔に遡ります。

会長の篠田さんの祖父は船橋の漁師だったことにお店のルーツがあります。

祖父のお名前は篠田福松さん。

お名前の「福」と船橋の「船」から文字を取り、屋号が「船福」になりました。

大正10年のことになります。

お父様の代から法人化し、海苔屋さんになりました。

ちょうどその頃は戦後。

昭和20〜30年代に、船橋をはじめとする、葛西、浦安、行徳など、千葉県で海苔の養殖が始まりました。

年月が経つにつれて、葛西と浦安は埋立地になり、今ではそのあたりでは船橋と行徳が海苔の養殖を継続しています。

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▲篠田会長が千葉県の養殖地域を説明してくれました。

海苔の養殖は、もともとは東京都の大森が本場だとか。

ですが、発祥地の大森が埋立地になったことから、千葉県にも海苔の養殖文化が伝わったそうです。

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千葉県の海苔は全国でわずか1~2%!希少価値あり!

船福の小売店で取り扱っている自社製品はすべて千葉県産の海苔ですが、実はこれ、すごいことなんです。

なぜなら千葉県産の海苔はとても貴重だから。

「全国で約70億枚とれますが、千葉県ではわずか1億枚程度しかとれないんです」と篠田さん。

さらに、近年は温暖化の影響で全国的に収穫量が下がっているそうです。

つまり、千葉県産の海苔は全国でわずか1〜2%!

いかに千葉県産の海苔が貴重なのかが分かりますよね。

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そんな貴重な千葉県産の海苔を船福で手に入れることができます。

店内にはずらりと数多くの海苔が陳列されており、その種類は実に豊富。

手頃な価格で手に入るものもあれば、贈答品としてぴったりな最高級の海苔もあります。

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▲簡単な手土産として

 

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▲日常に取り入れたい高品質な海苔

 

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▲高級感溢れる最高品質の海苔

 

実際に私もこちらの海苔をいただきました。

「船橋産 極上焼海苔 1袋(5枚入り)」(税込1,080円)です。

つまり、1枚約200円の最高級な焼き海苔!

こんな贅沢な海苔は、一体どんな味なのでしょうか・・・?

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 袋を開けた瞬間、磯の芳醇な香りに驚きました。

ふわっと海の情景が脳裏をかけめぐります。

「千葉は磯の香りと味わいが特徴的。千葉の海苔はプロの目からみると定評があるんですよ。刻んでも揉み海苔にしてもいいし、そのまま食べてもおいしいです」と篠田さんが教えてくれました。

まさにその通り。

素材そのものを堪能できる海苔でした。

口に入れるとさらに香りと味わいが広がり、柔らかい舌触りが芳醇な磯の風味とよく合います。

これはそのまま食べても十分美味しかったです。

今までは海苔を味わうという発想がなかったのですが、船福の海苔をいただいてからは概念が変わりました。

あくまでも脇役だった海苔が、今では主役級の食材に思えます。

皆さんも、ぜひ一度船福の海苔を味わってみてはいかがでしょうか?

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売り切れ続出!
海苔のおいしさがたまらない絶品おにぎり

はい、ついにやってきました!

おにぎりのご紹介!

船福のおにぎりが人気だと知り、取材先に選んだくらいなので、ぜひとも皆さんには船福のおにぎりを知っていただきたいです。

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船福のおにぎりは、すべて船橋と行徳の海苔を使用。

お米が見えないくらい全体をたっぷりの海苔で覆っています。

海苔が主役のおにぎりと言っても過言ではありません。

鮭や昆布、おかかや梅など各種具材は市内の食材屋さんで仕入れています。

※たらことツナマヨ以外

 

お米にもきちんとこだわりが。

毎朝ガスで炊いているというごはんは、千葉県の「ふさこがね」というブランド米を使用しています。

船橋と行徳の海苔と相性が良く、たっぷりの海苔を巻きつけるとしっとりとして馴染みが良いです。

お米には油のコーティングが施されていないので、ラップをして冷凍をすれば次の日も美味しくいただけます。

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種類は「おかか」「昆布」「葉唐辛子」「ツナマヨ」「唐辛子みそ」「梅」「焼きたらこ」「鮭」「塩」の9種類。

なんと塩むすびは税込80円、それ以外はすべて税込100円という財布にやさしい価格!

海苔も具もお米も、何から何までこだわり尽くされたおにぎりが、この価格で手に入るというのは驚きです。

これは人気になるのも分かります。

「海苔屋さんは高級で入りにくいイメージがありますが、できるだけ多くの人に地元の海苔の美味しさを広めたくて。だからおにぎりを始めたんです」と篠田さんは朗らかな笑顔で語ってくれました。

消費税が上がっても値段は変えず、ずっとこの安い値段で売り続けているようです。

より多くの人に千葉県の海苔を知ってもらいたい、という熱い情熱が伝わってきますね。

平成17年9月に販売開始したおにぎりが、今では1日に200〜300個も売れる人気商品になりました。

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だいたい10:00ごろに販売を開始し、14:00ごろに売り切れることが多いようです。

午前中が狙いめですね!

決まった販売時間はなく、売り切れたら終了だそうなのでご注意を。

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【おまけ】船福がお茶屋さんでもある理由って?

船福は海苔屋さんですが、実はお茶屋さんでもあります。

今回は海苔をメインに紹介しましたが、お店の入り口付近には静岡産のお茶が数多く陳列されています。

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海苔屋さんである船福がお茶も取り扱っている理由は、お茶と海苔の相性がいいからだそう。

海苔とお茶は収穫時期が異なります。

海苔は11〜3月の冬場にとれて、お茶は4〜 10月の夏場にとれます。

旬の時期が重ならないので、同じお店で販売しやすいのです。

また、いくつか共通点も。

どちらも湿気を嫌い、極端な乾燥と光を避ける管理を徹底しなければいけません。

さらに、お互いの匂いが移っても問題ないそうです。

船福以外にもお茶を取り扱っている海苔屋さんは全国でも多いといいます。

すごい!!と驚く私に、「昔の人の知恵だよ」と篠田さんは笑って話してくれました。

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久しぶりの取材と執筆を終えて
〜ライターあとがき〜

皆さん、お久しぶりです。

ちいき新聞webで記事を書くのは実に2カ月ぶり。

そして、コロナウイルスによる自粛期間が明けてから1番最初の取材が、船福さんの取材でした。

久しぶりの取材と執筆を終えて、体中をみなぎるような達成感に満たされています。

千葉県には素敵なお店やスポットが数多くあります。

今回取材した船福さんも、そのひとつ。

やはり私は自分が見て味わって感じたことを大切にして、皆さんに文章と写真を通して魅力を伝えていきたいと再認識しました。

こうして私の記事を読んでくださっている皆さんのおかげで、私は今もライターであり続けられます。

これからも千葉県の素敵なお店やスポットを心を込めて紹介していきますので、ライターの梶原よんりをどうぞよろしくお願いします。

最後に、取材に多大なるご協力をいただいた船福さんと会長の篠田さんには心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました!!

 

船福本店

営業時間/9:30~18:00

定休日/毎週水曜日(年末を除く)、1/1〜1/3

電話番号/047-425-2729

住所/千葉県船橋市本町6-21-1

アクセス/京成本線、JR「船橋駅」から徒歩5分

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この記事を書いた人

梶原 よんり

梶原 よんり

大学卒業後、旅行会社の広報部に就職するもライターの夢を追いかけるために退職。現在は雑誌や新聞など各種媒体で執筆中。2019ポートクイーン千葉としても活動している。 ★instagram★ https://21/www.instagram.com/yonri.kajiwara/

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