【千葉市】外壁チェックをドローンで!? 自宅を上空から撮影して安心リフォーム!
こちらのドローン、家の屋根や外壁をチェックするために使われています。
それだけ聞いても、あまりよく分からないという人がほとんどではないでしょうか。
なぜ、ドローンでチェックするのか、どんなメリットがあるのか、そもそも外壁チェックって必要なのか…「そろそろ外壁点検したほうがいいのかな」と思っているけど、タイミングや方法が分からない人に、ドローンでの外壁チェックを推奨している建築会社「㈱パインテック」の松坂光幸さんにお話をうかがいました。
公開 2018/07/13
ドローンチェックのメリットは?自然災害なら火災保険で修理できるって本当?
㈱パインテック 代表取締役 松坂光幸さん
―――――ドローンで外壁チェックをするメリットは何ですか?
お客さまと一緒に普段は見ることのない屋根の上などをモニターで確認できるところが一番のメリットです。
屋根など高い位置の確認は、ドローンを使用しない場合、はしごを使ってチェックすることになりますが、お客さまがはしごを上るのは危ないです。
ドローンの場合だと、上空からの映像を、細かいところまでクリアに見ることができ、自分の目で確認できるので安心です。
―――――自宅を上から見る機会ってなかなかないと思うので、一度見ておいて、記録に残しておけるというのもいいですね。
○○年○月にドローンを飛ばして、屋根の状態がこうだったという記録画が残ります。
上から自分の家をみることがないので、皆さん「すごい!」って単純に喜ばれますよ。
画像の鮮明さにも驚かれることが多いです。
隅々まで細かく見る場合や、大きい建物の場合は、足場を組んで点検することになります。
そうなると、足場代(※)がかかってきてしまうのでコストの面でもお得です。
※平均的な広さの一戸建て(約30坪)でも10万円近くかかります。
―――――はしご点検の場合、業者の人が上で何をやっているか分からないっていう不安もありますよね。
万が一、壊れていないのに壊れていたと言われたりしてもその場で確認できないですが、ドローン点検の場合はそういう心配がないので、安心感がありますね。
もちろん、操縦の資格(一般社団法人ドローン操縦士協会 ドローン操縦士回転翼3級認定)も持っています。航空法にふれるので、こういった場所では飛ばしてはいけないなどの教習を受けています。
と書かれた許可証とともに、ドローンを飛ばす前には近隣の方にごあいさつをして許可をとっていますので、そういった面でも安心してください。
―――――ドローン点検後の流れを教えてください。
ドローンで撮影したものをプリントアウトして、点検の報告書とともにお渡ししています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、自然災害の場合(強風など)は、火災保険の範囲内で外壁修理できることが多いです。火災保険を使っても保険料が上がることはありません。
火災保険がある程度下りるという想定で、写真と見積もり費用と必要な資料をお出しして、お客さまに保険会社さんと直接やり取りしてもらいます。
実際、今までドローン点検をしたお客さまの約8割の方(※)が、火災保険を利用して修理されていらっしゃいます。
※平成29年4月~平成30年3月までに点検した60件中50件(自社調べ)
―――――強風などの破損の場合、火災保険で修理できることを知りませんでした。「数年前の大雪のときに屋根の一部が破損したけど放置しています」、「強風で雨どいにヒビが入ったのをそのままにしています」なんていう方は、さかのぼって請求することもできますか?
3年前までのものでしたら請求できる可能性は高いです。3年経過していても場合によっては、保険が下りるケースもあるので、まずはご相談ください。
昨今の自然災害で、雨どいが割れたり、はずれたりすることも多いです。
水が想定しているところにちゃんと流れないので、そこから水漏れの騒音がしたり、水はけが悪くなったりしてしまいます。
火災保険は、風の被害、ひょうの被害、雪の被害、落雷などの自然災害で補償されます。お客さまが加入している保険の種類によっても異なりますが、一度点検することをおすすめします。
正直なところ、火災保険の補償内で修理できなかったら修理しませんという方もいらっしゃいますが、雪の被害なのか、風の被害なのか…いろいろな案件を見てきているので、お客さまともお話しして、それをもとに保険会社さんに提出する資料作成のお手伝いをします。
「2年前の突風で…」なんていう記憶がある人はぜひおっしゃってください。
―――――ドローンで点検をしたけれど、何も修理する必要がなかった場合、費用はかかりますか?
ドローン点検後、修繕箇所が見つからなければ、それがいちばん良いですよね。
ドローン点検は、修繕することを想定して行いますが、中には、何も修理する必要がないというお客さまももちろんいらっしゃいます。
その場合は費用もいただきません。あくまで無料で点検します。
ただし、単純に点検業務ということでしたら30,000円(税込)で報告書をお作りして、画像と共にお渡ししています。
点検に対してのお金はかかりませんが、報告書だけの場合はお金をいただくということです。
基本的には、保険会社さんと連携をとりながら、必要な資料を提出して、工事はこちらでやらせていただくことが前提です。
点検だけして、コンサル料をいただいた後は、好きな業者で直してくださいと言ったりすることはありません。
―――――築年数どのくらいのタイミングで点検を行うのがいいですか?
皆さん、家を建ててから10年くらいすると、「そろそろ点検したほうがいいな」って思い始めるのではないでしょうか。実際に、築10年のお家にお住まいの方が点検すると修繕箇所が見つかるケースは多いです。
また、環境(日当たりが良すぎる・悪すぎる、風通しが良い・悪い、じめじめしているなど)にもよりますが、平均10~15年くらいで塗装を行う必要がでてきます。
保険での修理のタイミングとあわせて塗装を行うことで、(足場の費用は保険で組み、うまくその足場を利用して塗装をすれば)塗装時の足場費用が節約されるというメリットもあります。
―――――もし塗装・メンテナンスをしないで何年も経過してしまったらどうなりますか?
一般的な外壁はサイディングというものを使っているのですが、サイディングとサイディングの間に、やわらかい素材でできたコーキングという雨が入らないよう隙間をうめているものがあります。そのコーキング部分に亀裂が入って、水が浸入してしまい雨漏りの原因になるということもあります。
屋根の場合も同じです。瓦屋根は大丈夫ですが、スレート屋根という屋根は、熱などにより劣化して変形してしまったりもします。
―――――やはり、定期的にメンテナンスをしていくのが重要なんですね。
そうですね。高い費用をかける必要はないと思っています。それよりは、定期的にメンテナンスをするようアドバイスしています。
また、塗装にしても修繕にしても、職人さんの技が最も重要だと考えます。
塗装、工事、リフォームなど、それぞれの得意分野があるので、「塗装だったらここ!リフォームだったらここ!」といった具合に、それぞれの分野でいちばん得意な業者さん、長く付き合いのある信頼して任せられるところに依頼しています。
内装のリフォームなどもオールマイティーに対応しています。一度お取引させていただいたら、リフォーム後のフォローもしますので、何かあったらご連絡ください。すぐにうかがいますよ。
ドローン点検、どこまで見られるの?
ここまでで、ドローン点検のメリットや、火災保険で外壁修理ができる可能性があることなどが分かってきました。ドローンを使って撮影するとどのくらい鮮明に撮影できるのか気になるところ。実際の画像をもとに、どのように点検していくのかを見てみましょう!
①上空に飛ばしたドローンが屋根の汚れを確認。想像していたよりも汚れていると言って驚かれる方が多いそう
②特に気になる箇所は、近くに寄って、より鮮明に撮影なんていうことも。いろいろな角度から撮影します
③お客さまと一緒に、モニターを見ながら操作しチェックしていきます。修繕・塗装の必要な場合は、お見積もりや資料作成
④修理や塗装の有無が確定したら、豊富な経験を持つプロフェッショナルな専門業者が丁寧に仕上げます。塗装前と比べてこの通りです!!
外壁修理・外壁塗装後の画像も見ることができるので、ビフォーアフターが分かってより安心できますね。
出身が千葉市若葉区という松坂さん。「地元ですので、いい加減なことできません」と笑います。
住宅・不動産に関することなら、なんでも相談にのってくれるとのことで、なんと、やしの木の販売もしているんだとか。
建売業者さんの土地や建物の雰囲気作りとして販売を始めたのですが、一度植えれば、水はけがいい場所なら長持ちするという「やしの木」は、個人宅でも要望があれば植えこみも行っているそう。
お庭のイメージを伝えれば、庭作りのお手伝いもしてくれます。団地などの集合住宅の組合の方も利用できるそう。
このように、注文住宅・リフォーム、リノベーション・エクステリア工事など住まいのことならなんでもサポートしてくれる「㈱パインテック」。
さまざまなニーズに応えてくれるので、そろそろ外壁のメンテナンスをと考えている方、お気軽に相談してみてはいかがでしょう。
ドローンを身近で見ること自体そこまで普及していないので、単純にドローンを飛ばして自宅を上から見てみたいなんていう方でもご連絡くださいとのこと。
修繕箇所が何もなければラッキー、修繕箇所が見つかってもより安く安心して丁寧に修繕してもらえればお得ですよね。上からお家を見てみませんか?
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