人気料理研究家リュウジさんが伝授! 料理を「ラク」にするコツ

毎日3回やってくる食事の時間…。

食事は大切ということは分かっているけど、仕事や育児で疲れていると、どうしてもがんばれないときもある! 

料理が楽しく、そして少しラクになるコツを話題の料理研究家リュウジさんに聞きました。

 

 

\YouTubeチャンネル チャンネル登録数75万人(※)超え!/

料理研究家 リュウジさん

料理研究家のリュウジさん

(※)チャンネル登録者数は2020年6月17日時点のもの

■profile

千葉県千葉市出身。料理研究家、株式会社バズレシピ代表取締役。「今日食べたいものを今日作る」をコンセプトに、SNSで身近な材料で手早く作れるレシピを日夜投稿。食材の組み合わせや調理法などオリジナリティーあふれるレシピの数々に著名人をはじめ、幅広い世代に圧倒的な支持を集める。WEB媒体や雑誌へのレシピ寄稿、TV出演など、活躍の場を広げている。近著『失敗ゼロ! 秒で作れる奇跡のウマさ! 1人分のレンジ飯革命』(KADOKAWA)も好評発売中。

 

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▼YouTubeチャンネル

料理研究家リュウジのバズレシピ

 

料理あるあるその1
毎日の食事作りがとにかく苦痛

→料理を作るときの「マインド」を変える!

僕は料理を作るのが好きなので、実はこれまで「面倒だな」と思ったことはないんです。おいしくて簡単なレシピを開発したい、という思いが強いから、僕の料理の動機は、探求心とか研究心にも近いんです。

とはいっても、家族のために食事を用意しなくてはならない方が、それを負担に感じる気持ちは分かります。

だって、「人のため」に何かするって大変なことですよ。つい見返りを求めちゃう。「おいしい」って言葉がほしくなるし、無反応だと悲しくなります。

だから、いっそのこと「自分のために」料理を作ればいいんです。自分が食べたいものを、自分のために作る。「食べたければみんなも食べていいよ」って、そのくらいの気持ちで料理に向き合ってみてください。

料理は愛情ってよく言いますよね。これは本当で、愛情を込めて作ると確かにおいしく仕上がります。でもその愛情を込める対象は、人ではなく自分でいいんですよ。 

料理あるあるその2
食事作りのしわ寄せが自分ばかりに(泣)

→料理が大変なら家族みんなで分担しよう!

4月からの緊急事態宣言を受けて、普段は学校や会社にいる家族が家にいる時間が増えました。

だからといって、家事の負担は減らないし、むしろ多くなっていますよね。

日本ではまだまだ、家事のメイン担当は女性というケースが多いと思いますが、僕はこれに疑問を持っています。特に食事については、家族それぞれが食べたいものを、自分で作れるようになった方がハッピーなんじゃないかな。

 

経験のない人にとって、料理ってめちゃめちゃハードルが高いイメージかもしれませんが、僕がSNSやYouTubeでアップしているレシピには、包丁を使わないものや電子レンジだけで調理が完了するものなどがたくさんあります。

料理をしたことがない男性や、小学校高学年のお子さんが料理デビューするにはぴったり。

 

家族に協力してほしい、という方がいたらまずは僕のレシピを勧めてみてはどうでしょうか? 

 

おすすめレシピはコレ! 「レンジネギ塩やきそば」 

 

【作り方】

(1) 長ネギ1/2本をキッチンバサミで細かく輪切りにする。豚バラ肉80gもキッチンバサミで食べやすく切る。

(2)(1)を耐熱皿に入れ、白だし大さじ1と1/3、酒大さじ1を振り、上に焼きそば麺150gをのせて600Wの電子レンジで4分30秒温める。

(3)箸で混ぜ、黒コショウを多めに振る。皿に盛り、好みでラー油、炒りごま、黒コショウ、塩を掛けて完成。

料理あるあるその3
何も献立が思い浮かばない!

→オールマイティーな調味料で発想の転換を

僕の場合、冷蔵庫にある食材からレシピを考えることが多いです。

調味料の中でもよく使うのは白だし、ペースト状の中華万能調味料、コンソメの3つ。

 

これがあれば、和洋中の味付けが楽しめるんです。

同じ食材を使っても、それぞれを使い分けることで、和風、洋風、中華風と味わいが変わります。煮物、炒め物、スープ…となんでも使えるので、キッチンにはいつも置いてありますね。

あと調味料ではないですが、ツナやコンビーフ、イワシなどの缶詰も常備しています。肉や魚がないときでもたんぱく質が補えるし、味のアクセントにもなりますよ。

 

また、逆に同じ味付けで、食材を変える…というのも一案です。

僕は毎日違うものを作りたいタイプなので、基本的に一度作った料理はリピートしないのですが、一つのレシピが確立すると食材を変えて、あれこれ試してみます。

例えば鶏の唐揚げ。最高においしいレシピが完成したら、次は豚肉、次は野菜…と作ってみるのですが、同じ味付けでも組み合わせる素材を変えるだけで、全く別の料理になるんですよ!

 

リュウジさんから読者へエール!

料理人って、毎日同じものを、同じクオリティで作るのが大切なんです。

すごいなと思うし、もちろんリスペクトもしていますが、僕はできれば毎日違うものを作りたい。レストランの厨房も経験しましたが、このままでは料理が嫌いになってしまう…と思い、今の料理研究家という道を選びました。

 

料理研究家って台所に立つ人に寄り添う存在だと思っています。

キッチンは孤独な場所。誰にも相談できないし、一人であれこれやらなきゃいけない。そんな人に、「こうしたらもっとおいしくなるよ」とか「こうしたら簡単にできるよ」ということを、伝え続けるのが役割だと思っています。

おいしさはもちろん、作りやすさや保存方法など、ライフスタイルそのものを提案して、一人でも多くの人に料理を楽しいと感じてもらえたらうれしいですね。

 

 

リュウジさん著『レンジ飯革命』

▲リュウジさんの近著『失敗ゼロ! 秒で作れる奇跡のウマさ! 1人分のレンジ飯革命』(KADOKAWA刊)でも簡単レシピをふんだんに紹介。

 

日本の家庭料理って世界的にみてもすごくレベルが高い。和食はもちろん、洋食も中華も、エスニックだって食卓に並びますよね。

海外でホームステイをした経験がありますが、こんなにバリエーション豊かな食事が楽しめる国ってあまりないんじゃないかな。でもこの、いろいろな料理が作れて当たり前みたいな風潮が、食事作りのプレッシャーになっているのかも。

 

できたてのおいしいごはんを家族で囲む、というのはもちろんすてきなこと。

ですが、それで誰かが我慢して家庭内がギスギスするなら(笑)、毎食頑張って作る必要なんてないと思うんです。総菜をテイクアウトしてもいいし、コンビニでおのおのが好きなごはんを買ってもいい。

 

固定概念にとらわれず、家族みんなが幸せになれる方法を探ってみてください!

 

この記事を書いた人

編集部 テラモト

編集部 テラモト

WEB編集者。千葉市生まれ、千葉市在住のアラフォー。編集プロダクションなどを経て「ちいき新聞」編集部へ。甘いものとパンと漫画が大好き。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。

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