【三郷市】全日本きもの装いコンテスト・きものフェスティバル/関東大会
世界の目が日本に注がれる2020 年。
日本の伝統文化の「きもの」にも、あらためて注目したい。
4月に東京で開催される世界大会を前に、全国7 地区で実施される地区大会の最後を飾る関東大会が、三郷で開かれる。
▲世界大会で「全日本きもの装いの女王」が選ばれる
学校対抗や外国人
子供の部など全6部
公益社団法人全日本きものコンサルタント協会が主催し、今年で47年目。
関東大会の埼玉県開催は8年ぶり、今回で349会場目を数える。
コンテストは、鏡を見ずに、舞台上でいかに手際よく美しく装うかを競うもの。
ミスの華やかな「振袖の部」、ミセス第一礼装の「留袖の部」、個性を表現し近年人気の「カジュアルの部」の他、中・高・大学生対象の「学校対抗の部」は、1校3人のチームで出場し、総合点で競い合う。
さらに日本人顔負けの「外国人の部」、かわいらしい「子供の部」も。
この関東大会から選ばれた代表者が、4月に東京で行われる世界大会に出場する。
▲子供の部
今に生きる装道の
心華やかな舞台は必見
「きものは心で着るもの。装道は、華道や茶道、武道と同様、道を究める精神文化です」と話すのは、装道礼法きもの学院・埼玉県認可連盟委員長の駒井ゆき子さん。
「しごく、しつける、襟を正すなど、きものにまつわる言葉、精神は今に生きています。コンテストも、装い、立ち居振る舞い、言葉遣いなど六つの項目で審査されます。皆さんも客席で一緒に『審査』を楽しんでください。美しい和装で舞台が埋め尽くされる様は必見ですよ」
声楽家が歌う童謡と
ファッションショーも
コンテストの後は、きものフェスティバルもお楽しみ。
帯結びで四季の花を造形した「花結びファンタジー」、メロディーにのせて着装する「装道舞」、普段着感覚のきもの「ワッソーベジーズ」のファッションショーを予定。
また、会場ロビーには「人形のまち岩槻」産の七段飾りのひな人形を展示。
「花結び」で飾られる桜と橘も注目だ。 (信太)
留袖の部
全日本きもの装いコンテスト
きものフェスティバル
日時/2月9日(日)
午前11時30分開場正午開演
(午後4時終了予定)
場所/三郷市文化会館
(早稲田5-4-1)
料金/1,500円
問い合わせ・チケット購入/
048(957)3811
090(9298)6038
駒井礼法きもの学院 駒井