今も昔もたくさんの参拝客でにぎわう成田山新勝寺。年間約1,000万人の参拝客が訪れる有名なスポットです。JR線・京成線「成田駅」から成田山新勝寺まで、ゆっくり歩いて15分ほど。表参道には、土産物屋、うなぎ店、せんべい屋、酒屋、ソフトクリームなど、たくさんのお店が両側に並びます。さっと片手で食べられる、表参道のおすすめ食べ歩きグルメをご紹介します。

公開 2023/11/28(最終更新 2024/04/02)

編集部

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千葉・埼玉県在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。明日が楽しくなる“千葉・埼玉情報”をお届けします!!

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1.【今川焼】金時の甘太郎焼

成田山食べ歩きグルメ「金時の甘太郎焼」
金時の甘太郎焼の外観

観光客にはもちろん、地元の方からも絶大な人気を誇る有名店。朝9時のオープンから焼き始めると、「持ち帰り5個、すぐ食べる用を2個」と、注文していくお客さまの流れが止まりません。外国人観光客の姿も多く見られました。

成田山食べ歩きグルメ「金時の甘太郎焼」
あずきあんと白あんの2種類

甘く香ばしい匂いにつられてつい食べたくなってしまう甘太郎焼は、あずきあんと白あんの2種類。材料は全て国産を使用し、北海道産の豆から毎朝手作業で作り上げるあんは、煮方にもこだわりがあります。代々受け継がれてきた自慢の味です。

成田山食べ歩きグルメ「金時の甘太郎焼」
熱々をいただきます!

食べ歩きにもぴったりの大きさ。持ち帰りもできますので、成田観光のお土産にもおすすめです。注文すると、お店の方が「すぐ食べますか?」と聞いてくれます。ぜひ、焼きたての熱々を頬張ってみてください。

金時の甘太郎焼
住所/千葉県成田市花崎町525
アクセス/JR・京成「成田駅」より徒歩5分
電話番号/0476-22-0823
営業時間/9時から売り切れまで
定休日/年中無休

2.【せんべい】林田のおせんべい

成田山食べ歩きグルメ「林田のおせんべい」
林田のおせんべいの店舗外観

表参道を歩いていると、この「串せん」を手にしている人をよく見かけます。若い女の子から外国人観光客まで…なんでしょう? おせんべいに串が付いているだけで、なんだかすごく魅惑的に見えます。そして目撃してしまいました。店頭でおせんべいたちをみたらしの入ったつぼにザブンとくぐらせる瞬間を! これはスルーできません。

成田山食べ歩きグルメ「林田のおせんべい」
左:しょうゆ(100円)/右:みたらし(150円)

「林田のおせんべい」はその名の通りせんべいの専門店。店内に並ぶさまざまな種類のせんべいの中から、みたらしには「福耳柿餅」、しょうゆには「ひび焼」が使われています。「福耳柿餅」は青のりのうず巻き模様があり、まさに福耳の形! 縁起が良い感じがしますね。

サクッと柔らかめの食感でほんのり甘く、女性や子ども、ご年配の方に特に人気があるそうです。

成田山食べ歩きグルメ「林田のおせんべい」
成田山の串せん林田のおせんべい

こちらは「ひび焼き」を使った「しょうゆ」。表面に細かなひび割れを入れることによって、そこに醤油がたまって少し濃いめのお味になるのだとか。

パリポリ小気味良い音を立てながら歩くと、足取りも軽くなります。手が汚れないのもありがたいです。袋入りでも販売していますので、お土産にもおすすめです。

林田のおせんべい
住所/千葉県成田市幸町490
アクセス/JR・京成「成田駅」より徒歩15分
営業時間/9:00~17:00
定休日/月曜
ホームページ/https://www.kaiun-senbei.com/
Instagram/@kaiunsenbei 

3.【モンブラン団子】成田参道 房の駅

成田山食べ歩きグルメ「成田参道 房の駅」
成田参道 房の駅

千葉県内各地に展開する「房の駅」は、千葉の名産品やお土産などが購入できるお店です。成田参道 房の駅では、店内にカフェを併設しており、おいしいパンやランチなどが楽しめます。参道散策の一息にもおすすめです!

成田参道 房の駅のおすすめ食べ歩きグルメがこちら。

成田山食べ歩きグルメ「成田参道 房の駅」
大きな栗の樹の下でモンブラン団子(864円 ※持ち帰り価格)

生モンブラン団子シリーズの新商品「大きな栗の樹の下でモンブラン団子」です。大粒の渋皮栗と渋皮のままペースト状にしたマロンクリームをたっぷり堪能できます。

成田山食べ歩きグルメ「成田参道 房の駅」
妖精のお芋 モンブラン団子(702円 ※持ち帰り価格)

一番人気の商品は、「妖精のお芋 モンブラン団子」です。自家製のさつまいもクリームとさつまいもの甘露煮などを使用しています。さつまいものクリームがたっぷりでボリューミーです。

成田参道 房の駅では他にも、自家製コーヒークリームたっぷりの「マックスコーヒーシュークリーム」など、食べ歩きにぴったりなグルメやスイーツがあります。

成田参道 房の駅
住所/千葉県成田市上町546-3
アクセス/JR・京成「成田駅」から徒歩8分
電話番号/0476-85-4823
営業時間/8:30~20:00
定休日/なし
駐車場/有料コインパーキングあり
ホームページ/https://fusanoeki.fusa.co.jp/narita/
Instagram/@naritasandoufusanoeki

4.【酒まんじゅう】鍋屋源五右衛門 成田門前店

成田山食べ歩きグルメ「鍋屋源五右衛門 成田門前店」
鍋屋源五右衛門 成田門前店の外観

成田山新勝寺の総門前にある「鍋屋源五右衛門」成田門前店。種類豊富な日本酒を試飲することができます。また、手焼き煎餅の「雷神堂 成田門前店」を併設しており、焼きたての手焼き煎餅を食べながら成田の街を散策できます。

おすすめの食べ歩きグルメがこちら。

成田山食べ歩きグルメ「鍋屋源五右衛門 成田門前店」
酒まんじゅう

蒸したて熱々の酒まんじゅうは、寒い冬の時期ならではの食べ歩きグルメ。口に含んだ時にあんこの甘みと酒粕の香りが広がります。

成田山食べ歩きグルメ「鍋屋源五右衛門 成田門前店」
評判の甘酒

成田で評判の蔵元特製の甘酒もおすすめ。冬はホット甘酒、夏は冷やし甘酒・フローズン甘酒が用意されています。酒粕の豊かな風味を楽しんでみてはいかがでしょう。

鍋屋源五右衛門成田門前店
住所/千葉県成田市本町338
アクセス/JR・京成「成田駅」より徒歩20分
営業時間/9:00~17:00
定休日/水曜
※営業時間・定休日は予告なく変更となる場合があります
ホームページ/https://www.nabedana.co.jp/index.php

5.【うなぎぱん】下田康生堂 ぱん茶屋

成田山といえばうなぎ。せっかく成田に来たら、うな重食べたいですよね。でも、うなぎ屋さんは行列が絶えません。「並んでいる時間がない…」「ちょっと予算的に…」という方、諦めないで!

食べ歩きにもおすすめのグルメ「うなぎぱん」があります。

成田山食べ歩きグルメ「下田康生堂 ぱん茶屋」
うなぎぱん

しっかり厚みのあるうなぎがぎっしり。中には、秘伝のたれを使用したうなぎのかば焼き、成田名物の瓜の鉄砲漬けと山椒が入っています。

今、「うなぎとパンなんて合うの~?」と思いましたか? それが意外と合います。なぜなら以前はうなぎ屋さんだった「ぱん茶屋」さんが、工夫と計算を重ねた逸品だから。

成田山食べ歩きグルメ「下田康生堂 ぱん茶屋」
うなぎぱん 691円

他にも、あんバターやイチゴジャムバターなどのスイーツ系から、タマゴサラダ、ポテトサラダなどの惣菜系まで、コッペぱんメニューの種類が豊富。注文してから具材を挟んでくれますよ。

「どれにしようかな~」なんてお店の方とお話しするのも楽しい、昔ながらの雰囲気にほっこりするお店です。午後には売り切れてしまうことが多いのでお早めに!

下田康生堂 ぱん茶屋
住所/千葉県成田市上町551
アクセス/JR・京成「成田駅」より徒歩6分
営業時間/10時~18時(カフェ17時LO)
定休日/火曜日
電話番号/0476-22-0396

6.【まぜよ~かん】なごみの米屋總本店

成田山食べ歩きグルメ「なごみの米屋總本店」
1899年創業 なごみの米屋總本店の外観

「なごみの米屋」は成田山新勝寺の精進料理の甘味だった「栗羹(くりかん)」にヒントを得て「栗羊羹」を創製し、成田山参詣土産として販売したことに始まります。現在では、千葉土産としておすすめの「ぴーなっつ最中」をはじめ、千葉の素材や季節の素材を使った和菓子が人気のお店です。

ここでしか味わえない食べ歩きグルメがこちら。

成田山食べ歩きグルメ「なごみの米屋總本店」
まぜよ~かん(ミルク・抹茶)

まぜよ~かんは、ストローで水ようかんを崩しながら飲むドリンクです。水ようかんの崩れやすさやのど越しなどにもこだわっているのだそう! 千葉県産牛乳(ミルク)または宇治抹茶の2種類から選べます。

水ようかんは北海道産小豆と、すっきりとした甘さの大粒の白ざらめ糖に、不動の名水を使用しています。和菓子離れが続き、特に若い世代の人に「羊羹」を知ってもらいたいという思いから、「手軽に食べられる、飲む水ようかん」が誕生しました。

なごみの米屋總本店
住所/千葉県成田市上町500
アクセス/JR・京成「成田駅」より徒歩約10分
営業時間/8:00~18:00
定休日/無休
ホームページ/https://nagomi-yoneya.co.jp/

 

7.【ジェラート】成田ごま福堂

ごま専門店「成田ごま福堂」は、日本胡麻協会の認定を受けた「セサミマイスター」が真心を込めて仕上げる「杵つき金ごま」が人気のお店。食べ歩きにおすすめのごまコロッケやジェラートをはじめ、調味料や菓子など約50種以上のごま商品を扱っています。

成田山食べ歩きグルメ「成田ごま福堂」
成田ごま福堂の外観

ごま専門店「成田ごま福堂」のおすすめジェラートがこちら。

成田山食べ歩きグルメ「成田ごま福堂」
金ごまミルク(ジェラート)518円

金ごまミルクです。金ごまペーストと、煎りごまをたっぷり練り込み仕上げたジェラートです。ごまソムリエ監修の金ごまを使用しています。原料であるトルコ産の金ごまは「ごまのロマネコンティ」と呼ばれアーモンドのような香りとピーナツのような甘みが特徴です。仕上げには、1番人気の杵つき金ごまをトッピングしています。

成田ごま福堂
住所/千葉県成田市仲町390番地
アクセス/JR・京成線「成田駅」より徒歩10分
営業時間/9:30~17:00(冬季変動有)
定休日/なし

8. 【鉄砲漬け】お土産におすすめ!川村佐平治商店

「川村佐平治商店」は江戸時代中期創業の老舗。千葉県産の瓜を使用した昔ながらの鉄砲漬けを一つ一つ手作りで製造しています。成田山のお不動さまにあやかって「鉄砲不動漬」として販売しています。成田山観光のお土産におすすめです。

成田山お土産におすすめ「川村佐平治商店」
「鉄砲不動漬」瓜 中辛 1本入り(650円)

「鉄砲漬け」とは、くりぬいた瓜の中に、しその葉で巻いた青唐辛子を詰めた漬物。瓜を砲筒、青とうがらしを弾に見立てたことからその名が付いたのだそうです。青唐辛子の他にも、山ごぼうを詰めたものなど、お店ごとに秘伝の味を守っています。

成田山お土産におすすめ「川村佐平治商店」
ご飯のお供に

ご飯のお供にも、晩酌のお供にもぴったりです! 中辛、うす味などさまざまな種類があるので、ぜひ好みのものを見つけてみてください。

川村佐平治商店
住所/千葉県成田市仲町381
アクセス/JR・京成線「成田駅」より徒歩11分
電話番号/0476-22-0156
営業時間/9:00~17:00
定休日/月曜(祝日の場合は翌日定休、1・2・5月を除く)
 ホームページ/https://www.saheiji.jp/