【船橋市】第9回 船橋市認知症シンポジウム「一人で抱え込まない、助け合う社会へ」
来る12 月7日(土)、船橋市勤労市民センターで「第9回船橋市認知症シンポジウム」が開催される。
▲過去に開催したシンポジウムの様子
認知症を「自分事」として
考える機会に
高齢化とセットともいわれる認知症。
全国平均と比べ高齢化率が低いとされる船橋市においても、65歳以上人口に占める認知症高齢者数は年々増加している。
誰もが認知症になる可能性のある時代。
このシンポジウムは認知症に対する正しい知識の普及啓発と、認知症になっても安心して暮らせる地域を皆で作っていこうという前向きなメッセージが込められている。
前半は「家族のこころと介護の話」。
船橋市在住のイラストレーターで『母が若年性アルツハイマーになりました。』の著書もあるNiccoさん、生活クラブ風の村 高根台つどいの家副施設長・山口孝子さんによる基調講演が行われる。
後半は、日頃認知症の人やその家族と接する機会の多い団体の皆さんによるシンポジウム。
認知症の人と家族の会、介護支援専門員協議会、民生児童委員協議会、地域包括支援センターの代表者がシンポジストとして参加する。
▲基調講演を行うNiccoさん
一人で抱え込まず
地域資源を活用して
事務局を務める船橋市包括支援課の担当者は「いろいろな視点から話が聞けるので、必ず得るものがあるはず」と話す。
さらに、「今は本人と家族を支えるさまざまなサービスや取り組みがあります。そうした地域資源をうまく活用しながら助け合っていけば、認知症の人も住み慣れた地域で暮らせると知ってほしい」と力を込めた。
閉会後には医師、歯科医師、薬剤師、介護支援専門員らによる無料相談会も開催。
認知症対策は早めの相談が大事といわれる。
困り事や悩みのある人はもちろん、少しでも興味のある人は出掛けてみては。 (松)
【当日のスケジュール】
14:00 開会
14:10 基調講演
「家族のこころと介護の話」
15:30 シンポジウム
16:30 閉会
第9回 船橋市認知症シンポジウム
日時/12月7日(土)
午後2時~午後4時半
(開場午後1時半)
場所/船橋市勤労市民センター
(船橋市本町4-19-6)
料金/入場無料(定員320人)
※参加希望者は事務局までご連絡を
問い合わせ/047(436)2558
船橋在宅医療ひまわりネットワーク
認知症の人にやさしいまちづくり委員会事務局
(船橋市包括支援課内)