こどもフェスタ in とうかつ2019 ~五感で育つこどもたち~

「長期療養児童と家族支援とうかつネットワーク」主催のこのイベントは、行政、民間、医療、福祉などが協力し、2017年に初めて開かれ、今回で2回目の開催となる。

こどもフェスタハロウィン

過去のイベントの様子

公開 2019/10/16

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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五感を使って
子どもの成長を促す

「こどもフェスタ in とうかつ」は、人工呼吸器を使用したり、胃ろうや経鼻でペースト食を注入したりと、慢性疾病を抱える児童や医療的ケアが必要な子どもとその家族が、「地域の中でつながり、自分らしく暮らしていけるように」という思いが込められている。

そして、子どもたちが「見る・聴く・触れる・嗅ぐ・味わう」の五感を意識し、家族は子どもの成長を感じられるようなイベントを目指す。

イベントでは、バギーや医療機器をつけたままでも入場可能な「移動式プラネタリウム」や、触れ合うことで気持ち良さを感じてもらう「アロママッサージ」の体験、子どもでも使用できる福祉機器の展示や支援グッズの紹介。

福祉グッズの販売

ふくし機器展

 

さらに、栄養士が家族と同じメニューで注入できる手作りペースト食を紹介する「胃ろうのレシピ」などが企画されている。

胃ろうのレシピ紹介

胃ろうのレシピ紹介

 

また、医療的ケア児とそのきょうだいが一緒に楽しく遊べるプレースペースの用意も。

その他にも、家族の願いを書いたメッセージで作る「家族の夢ツリー」など盛りだくさんだ。

本人も家族も
きょうだいも楽しめる

2017年から始まり、今回で2回目の開催となるこのイベント。

子ども、家族、支援関係者などが一緒になり、体験したり語り合ったりできるイベントに前回参加した人たちからは、「本人もきょうだいも楽しめて良かった」との声が寄せられた。

子どもへの介護不安があり外出もなかなかできない家族のため、医師や看護師などもボランティアで見守る。

地域の家族同士で顔見知りになれ、情報交換や交流の場としても活用できそうだ。

会場の千葉県立松戸特別支援学校には駐車場も完備されている。 (あやめ)

 

こどもフェスタinとうかつ広告ポスター

 

こどもフェスタ in とうかつ2019

日時/10月27日(日)午後1時~午後4時

場所/千葉県立松戸特別支援学校
(松戸市栗ヶ沢784-17)
※要事前申し込み
※当日は外履きを入れるビニール袋とスリッパを持参のこと

問い合わせ・申し込み/047(703)7936
(メール)kodomofesta.tokatsu@gmail.com
こどもフェスタinとうかつ実行委員会事務局
富永・中山