【千葉】かわいい手土産&お土産スイーツ以外でお探しの人はこちら

長期のお休みで、実家や義実家に帰省する際、われらが千葉の自慢の味を手土産にしたいもの。

でも甘いものが苦手、スイーツだと他の親戚とかぶりがち…などのお悩みをお持ちの方に向けて、おつまみやおかずにぴったりな一品や、ラッピングがかわいいお米、千葉のお酒…などなど「甘くない」手土産を厳選しました!


<目次>
 

・鈴木米店(船橋市) CUBO(キューボ)

・JAとうかつ中央(松戸市)あじさいねぎの加工品

・時田商店(市原市) 上総子栄丸(かずさこえまる) いろどりあさり

・IMADEYA千葉エキナカ店(千葉市中央区) 千葉のお酒

公開 2019/07/26(最終更新 2023/03/06)

編集部

編集部

千葉・埼玉県在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。明日が楽しくなる“千葉・埼玉情報”をお届けします!!

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鈴木米店(船橋市)

おいしいお米を、もっとたくさんの人に食べてもらいたい! そのためには女性に「欲しい」と思ってもらえるものを…との思いで開発されたのが鈴木米店の「CUBO」です。

 

「CUBO」1個(480円~)
※機械の都合により1銘柄2個から承ります

 

「CUBO」とは、鈴木米店で取り扱う最高級の一等米を店頭精米し、フレッシュな状態で2合ずつ真空パックしたもの。

コロンとした正方形のバッグにカラフルな掛け紙がかかり、まるでマカロンのような見た目がとってもキュート。

使い切りサイズで常温長期保存が可能なので、贈り物に人気だそうです。

手土産や贈答品としてよく出るのは、6個入りの「CUBO6」(キューボ6)。

写真は見本で「コシヒカリ」になっていますが、複数の銘柄を楽しむこともできます。

 

CUBO66個入り(2,880円~)※銘柄による

 

このかわいらしいパッケージを手掛けたのは、5年ほど前に実のおばあさまから鈴木米店を継いだ若き店主・リエさん。

女性らしいアイデアとお米マイスター・フードスペシャリスト・栄養士としての専門知識で、お米のおいしい食べ方、保存方法、栄養価の高い精米の仕方なども的確に教えてくれます。

 

「日本の気候が変わってきてしまったので、夏場はお米を冷蔵庫で保存するのがおすすめです。新鮮なうちに召し上がっていただきたいので、少量ずつ購入されると良いですよ」とリエさん。

 

リエさんのこだわりはお店づくりにも生きています。ボサノバが流れ、シャンデリアがきらめく店内はまるでコスメショップのよう。

おしゃれな空間なのに居心地が良く、リエさんとおしゃべりしながら、好みの銘柄を探すのも楽しそう。

 

もう少しカジュアルに、という方には手提げのクラフトバッグ入りのお米もおすすめ。

こちらは1kg、2kg、5kg10kgサイズがあり、キッチンに置いてもナチュラルでかわいい。

店頭ではご希望によりラベルデザインを変更することも可能です。

「手提げクラフトバッグ」(520円~)
※銘柄による。1kgと2kgは別途梱包費108円

 

左のラベルには、お米が玄米から精米されていく様子がかわいらしくデザインされています。

健康やダイエットのために玄米を食べる方も増えているので、玄米での販売ももちろん可能とのこと。

 

とはいえ、炊き方も難しそうだし、家族が苦手で…という方には「7分づき」という選択肢があります。

胚芽(へこんでいる部分)を残して精米されたお米のことで、見た目はほぼ白米。

炊き方も通常通りで良いのに、栄養価は白米より高いのだそう。これも店頭精米してくれる専門店ならではのサービスです。

 

鈴木米店の取り扱いは千葉県産の「コシヒカリ」や「ふさおとめ」はもちろん、岩手県の新品種米「金色の風」など話題の新銘柄なども。

1~2カ月に1回は新しい銘柄が入荷され、毎年8月末くらいからその年の新米も登場するそうです。

 

店舗周辺の船橋市、鎌ケ谷市のエリアでは5kgから無料で宅配も行っています(要問い合わせ)。

またオンラインショップ限定アイテムなども検討中だそう。おいしいお米をもっと気軽に味わったり、贈ったりしてみては。

 

〈購入できる場所〉

「鈴木米店」店頭

 

(※価格は全て税込み)

鈴木米店

場所/千葉県船橋市馬込西1-7-14

営業時間/10時~17時30分

定休日/日曜、祝日、第1・3木曜(8/11~8/15は休業)

P/7台 ※隣接するリフォーム店と共用

アクセス/

【電車】東武アーバンパークライン「馬込沢」駅から徒歩約7分

【バス】船橋駅・鎌ヶ谷大仏駅より新京成バス、西船橋駅よりちばレインボーバスにて「丸山道」で降車徒歩1分

【車】千葉県道59号市川印西線(木下街道)沿いマルエツ馬込沢店さん隣

電話番号/047-439-1250

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JAとうかつ中央(松戸)あじさいねぎの加工品

松戸市名産のひとつ「あじさいねぎ」は、松戸市の北部、JR常磐線北小金駅周辺で栽培されている葉ネギの一種です。

「あじさいねぎ」の名前の由来は、「味」がよく「彩(サイ・いろどり)」を添えるという意味と、あじさい寺とも呼ばれる松戸市・本土寺の近くで栽培されていることから。

 

「関東では、白ネギに比べて、あじさいねぎのような葉ネギはあまりなじみがありませんでした。

そこで、あじさいねぎの魅力を伝えるために、生産者さん(小金園芸品出荷協会)があじさいねぎを使った商品の開発を始めたんです」と話すのは、とうかつ中央農業協同組合の斎藤淑美さん。

 

その努力が実り、2014年に開催された、千葉県産農畜産物地域ブランド商品開発コンテスト「第1回アグリろっくin千葉~地域農業活性化プロジェクト~」で見事に優勝!

それを受けて、小金園芸品出荷協会とJAとうかつ中央、食品メーカーの3社共同で、本格的に商品化を目指すようになりました。

 

こうして誕生したのがこちらの3品です!

 

 

左から、あじさいねぎの醤油だれ、あじさいねぎの肉みそ、うま辛あじさいねぎ (各400円)

※すべて希望小売価格

(日持ち:未開封で240日※別途製品に記載)

 

手間がかからず、パッと食べられるもの…と考えた結果、このような「たれ」に行きついたそう。

辛党から絶大な支持を誇る「うま辛」は、ラーメンのトッピングやナムルの調味料として、「醤油だれ」は大豆製品と相性がいいので納豆やお豆腐に、甘めに仕上げた「肉みそ」はご飯との相性バツグン…とそれぞれ違った魅力があります。

 

「あじさいねぎ」のことをよく知る生産者が開発に携わったとあり、どの商品もネギそのもののおいしさが存分に感じられます。

 

カラフルなラベルもかわいいですよね!

3つセットで購入する場合は、写真のようなギフトBOXにも入れてもらえます。

(一部店舗はBOXの用意がない場合も)

 

また、我孫子市にキャンパスを構える川村学園女子大学とのコラボ商品も展開。

 

左・あじさいねぎの野菜ドレッシング(450円)、右・あじさいねぎのカレーそぼろ(380円)

※すべて希望小売価格

(日持ち:ドレッシングは未開封で180日、カレーそぼろは約1年※別途製品に記載)

 

味わいからパッケージデザインまで、学生と先生が中心になって開発しました。

 

「カレーそぼろは、2019年6月に発売されたばかりの新作。そのままご飯にかけてももちろんおいしいですが、チーズと和えて少しマイルドにしたり、クラッカーにのせておつまみにするのもおすすめの食べ方です」とのこと。

 

和風だしをきかせたドレッシングは、きざみネギがたっぷり入っていますが、ネギ臭さはゼロ。

優しい甘みでサラダの他、ソテーやカルパッチョなどのお料理のソースとしても使えます。

 

(JAとうかつ中央経済センターの一角が物販スペースになっています)

 

加えて、あじさいねぎを練り込んだ「あじさいねぎポークソーセージ」(600円税込)を、「まつど農産物直売所 まつぼっくり」等で販売。

餃子に似た味わいで焼いてもゆでても美味!とのことなので、こちらも要チェックです。

 

こうした加工品を通じて、「あじさいねぎ」の知名度もグングン向上中。

今ではイベントなどで直売を行うと、飛ぶように売れていくそうです!

 

<購入できる場所>

・JAとうかつ中央経済センター

・まつど農産物直売所 まつぼっくり(火曜8時~12時、土曜13時~16時)

・農産物直売所 ふなっこ畑(9時30分~18時、火曜定休)

・京葉道路京葉市川PA(下り) デイリーヤマザキ(24時間営業)

 

JAとうかつ中央経済センター

場所/千葉県松戸市馬橋1939₋1

営業時間/8時45分~17時

定休日/土日祝

駐車場/10台

アクセス/JR常磐線馬橋駅から徒歩10分

電話番号/047₋341₋5151

 

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時田商店(市原市) 上総子栄丸(かずさこえまる) いろどりあさり

うま味がぎゅーっと凝縮されたあさりをぜいたくに味わえるギフトセット。

白ごはんが無限に進む佃煮、お酒のおつまみに串焼、具だくさんの炊込みご飯、といろいろな魅力を楽しめます。

「いろどりあさり」

(上総煮80g・串焼あさり3串・あさり炊込みご飯の素100g/2,160円)

(日持ち:常温で製造日より150日 ※別途製品に記載)

 

「上総煮」は、一番ベーシックな佃煮。甘辛の味付けで、ほかほかのご飯にのせれば無限に食べ進んでしまいそう。おにぎりの具にしてもいいですね。

「串焼あさり」は一見小ぶりに見えますが、余分な水分が出てうま味が凝縮されたため。

袋のまま湯せんしたり、フライパンで少し焼き目を付けたりすると、より香ばしい。ビールにも日本酒にも焼酎にもピッタリです。

 

「炊込みご飯の素」は、調味液よりもあさりの量が圧倒的に多いのにビックリ。炊飯器から漂うあさりの香りにそそられます。季節の野菜を一緒に炊けば、それだけでごちそうです。

そんな、人気の3品をセットにした「いろどりあさり」は手土産や贈り物に喜ばれ、リピーターも多いと聞きます。

 

「子栄丸」とは、かつて市原の海で漁師を営んでいた、時田商店先代の船の名前だそう。

「大切な海の恵みを真心込めて届ける」という思いが今も受け継がれています。

現在は別の漁師さんから原料となる貝を仕入れていますが、年に1回現地を視察して、育ち具合を確認しているとのこと。

納得のできる品質でなければ、仕入れも、製造も中止してしまうというこだわり。

特に近年は蛤(はまぐり)の数が減り、価格も高騰していたため、約1年間、蛤の佃煮の生産を休止していたのですが、この度復活! 

幻の佃煮が数量限定で登場しています。

 

「若炊き蛤御佃煮」(120g 1,620円)

(日持ち:常温で製造日より150日 ※別途製品に記載)

 

佃煮の概念を変えてしまうほど、大粒で柔らかく、ふっくらと炊けたこの製品。

詳しい製法は企業秘密、とのことですが、約半世紀つぎ足しつぎ足しで先代より受け継いだ煮だれを使用し、蛤本来の甘みを生かしながら、うま味を存分に味わえる極上品に仕上げています。

スタッフの皆さんの「おいしいものを届けたい」という思いも、きっと一つのエッセンスになっているのでしょう。

 

そんな子栄丸ブランドは、製造工程での品質管理も徹底しています。

「自分が家族に出すもの」を基準に、砂や貝などが付着していないか確認し、1串ずつピンセットで取り除くという工程を8回経て、ようやくパック詰め。

工場のスタッフ8名総出で製造から出荷、発送まで行っています。

大量生産はできないけれど、スタッフの皆さんが真心込めて作る製品に対してのクレームは、ここ10年以上ないそうです。

 

全製品、常温保存・常温配送が可能なのは、佃煮という昔ながらの加工・保存方法はもちろん、しっかり加熱殺菌しているから。

しかも常温配送だと、配送料が抑えられるのと、受け取り時間を気にしないですむのもうれしい。

これも贈り物に喜ばれる理由の一つです。

 

(時田商店のスタッフの皆さん。工場の前で)

 

工場直売所でお買い求めの場合は、事前に電話で問い合わせを。作りたてを用意してくださるそうです。

また、土・日・祝日などは館山自動車道 市原SA上りや、千葉県内外の催事、お祭り、イベントなどにも出店し、焼きたてあつあつの「串焼はまぐり」を販売しています。

詳細はHPでご確認ください。

 

 

〈購入できる場所〉

イトーヨーカドーアリオ市原店(銘店コーナー)(食品販売コーナー)

館山自動車道 市原SA(上り)

袖ヶ浦市農畜産物直売所「ゆりの里」

渚の駅たてやま1F「海のマルシェたてやま」

株式会社古川商店

道の駅 あずの里いちはら

オンラインショップ  

 

(※価格は全て税込み)

有限会社 時田商店

場所/千葉県市原市椎津161

電話番号0436-61-1864

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IMADEYA千葉エキナカ店(千葉市中央区) 千葉のお酒

「IMADEYA」は日本酒や焼酎、ワインを中心に、こだわりのお酒を厳選して取り扱う、いわばお酒のセレクトショップ。

1962年、千葉県で地域密着型の酒屋としてスタートし、現在では本店(千葉市中央区)と千葉エキナカ店(千葉ぺリエ内)の他、都内にも店舗を構えます。

オーナー自ら酒蔵を訪ね歩くなど、味はもちろん、作り手の思いも大切にするIMADEYAに、手土産におすすめな千葉のお酒を教えていただきました。

 

ご協力いただいたのは、IMADEYA千葉エキナカ店・店長の飯田雄真さん。

「はじめにご紹介するのは、飯沼本家さんとコラボしたこちらの商品です」

 

甲子(きのえね) 純米吟醸 別誂

コレクションラベル 1,728円

 

「甲子」で有名な酒々井の酒蔵「飯沼本家」のIMADEYA限定ラベルです。

従来の「甲子」はやや辛口な味わいですが、こちらはフルーティーな香りと甘みが特徴。

 

「飲み口は、バナナやリンゴを連想させるフルーティーさで白ワインのような味わい。食前酒として飲んだり、軽めのおつまみと一緒に楽しむのもおすすめですよ」(飯田さん)

 

洋酒を思わせるおしゃれなラベルは、IMADEYAのロゴを作成したデザイナーが手掛けました。

ココでしか買えないオリジナル品は、県外の人にはもちろん、同じ千葉県民にプレゼントしても喜ばれそう!

 

続いて、「千葉の日本酒でしたら、成田にある酒蔵『鍋店(なべだな)』の品もイチオシです」と飯田さん。

 

大吟醸 不動 山田錦40%精米 

3,348円

 

日本酒を造る際には、圧搾機などで「もろみ」をぎゅっと搾ることが多いのですが、こちらは「吊るし搾り」と呼ばれる手法を採用。

さらしに「もろみ」を包んで上から吊るし、ポタポタと垂らして液体を抽出します。

 

雑味が少なく、上品な味わいに仕上がりますが、その分時間も手間もかかる「吊るし搾り」のお酒は、5000円前後と高価格帯のものがほとんど。

そんな中、この価格で購入できる「不動」は絶対買い!の一品だそう。

 

「丁寧に造ったお酒を自宅でも気軽に飲んでほしいという思いから、鍋店さんのお酒は全体的にコストパフォーマンスが高いんです。

今回ご紹介した『不動』は、吊るし搾りならではのクリアな味わいでスルスルと飲めます。

大吟醸はお米特有の華やかな香りがするのですが、中にはこの香りが苦手という人も。その点こちらは香りにクセがないので、日本酒を飲みなれていない方にも気に入ってもらえると思います」(飯田さん)。

 

 

最後に挙げていただいたのは、なんと千葉県八街市で栽培されたぶどうを使ったワイン。

 

VENT VIN VINEYARD(ヴァン・ヴァン・ヴィンヤード) 

2,916円

 

八街でワイン向けのぶどうを栽培する山本博幸さんの「マスカット・ベーリーA」を使用。

八街にぶどう農家さんがあるとは意外でした!

 

実は山本さん、ご自身では施設を持っていないので、毎年近隣の醸造場を借りてワインを造っています。

なので「VENT VIN VINEYARD」のラベル裏に書かれる醸造場はその年によって変わるそう。

 

「春先にその年の新酒が出て、晩秋から年末には売り切れてしまう隠れ人気商品です。

使われている『マスカット・ベーリーA』は日本固有の品種で、一般的に少し甘ったるい風味があり、好き嫌いが分かれる味。

でも、山本さんが育てた『マスカット・ベーリーA』は、その甘みが穏やかで落ち着いた味がするんですよね。八街という土地のあの『土』と『風』を感じさせる、そんなワインなんです」(飯田さん)

 

ラベルに描かれた「8」は「八街」の8と、「∞(無限大)」を表現しています。

ぶどう栽培のイメージがない八街で、これからもぶどう作りに挑戦し続けたい…という山本さんの決意が込められています。

 

ちなみに、「VENT VIN VINEYARD」はフランス語で「風、ワイン、ワイン畑」という意味。

今年からシャルドネ種を使った白ワインも登場したとのことで、飯田さんも今後の展開を楽しみにしているそうです。

 

<購入できる場所>

・IMADEYA各店(店舗一覧

オンラインショップ

※一部商品は価格が異なる場合があります。

 

IMADEYA千葉エキナカ店では、常時500~600種を取り扱い。

バースペースを併設していて、その時期おすすめのお酒を楽しむこともできます。

さまざまなお酒に出合えるIMADEYAは、「興味はあるけど何を選んでいいのか分からない」という初心者にもぴったりです。

 

(※価格はすべて税込み)

IMADEYA千葉エキナカ店

場所/千葉県千葉市中央区新千葉1₋1₋1 ペリエJR千葉エキナカ3F S314

営業時間/10時~23時

定休日/なし

P/131台(千葉ぺリエ駐車場

アクセス/JR千葉駅 改札内 中央改札を通ってすぐ右

電話番号/043₋306₋2133

 

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