千葉のおいしいモーニング4選ホテルオークラ東京ベイの朝食ブッフェ他

毎朝、バタバタと過ごしていませんか? 一日の始まりがこれではダメだと思いつつも朝の準備に追われる日々。私の朝食、人に見せられるものじゃありません…。

 

たまには、朝から素敵なご飯を食べたい! そうしたら、その日一日いいことがあるはず!!

そこで、千葉のおいしい朝ごはんを食べに行ってきました。いいことがありますように~!!


<目次>
 

・ホテルオークラ東京ベイ 「レストランフォンタナ」& 「カフェレストランテラス」朝食ブッフェ(舞浜)

・野菜たっぷりのワンコインモーニング 「ごはんcaféぷくぷく」(おゆみ野)

・朝にピッタリ!ヘルシー志向のパン 「Bakery&Cafeつむぎ」(ユーカリが丘)

・遅く起きた朝は… ベーグル専門店「1room」(西千葉)

・《番外編》山梨へ卵かけご飯を食べに行く贅沢!「 ほったらかし温泉」

 

公開 2018/10/30(最終更新 2022/04/26)

編集部

編集部

千葉・埼玉県在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。明日が楽しくなる“千葉・埼玉情報”をお届けします!!

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ホテルオークラ東京ベイ 「レストランフォンタナ」& 「カフェレストランテラス」朝食ブッフェ(舞浜)

まずご紹介するのは、「朝食がおいしいホテル」として名高い、舞浜のホテルオークラ東京ベイ。

こちらではブッフェ、和定食、プレミアム(コース仕立て)とさまざまなスタイルの朝食が楽しめます。

特に「レストランフォンタナ」と「カフェレストランテラス」で食べられる朝食ブッフェは2013年、2015年~2018年にトリップアドバイザー®の「朝食のおいしいホテル」トップ20入り、楽天トラベル主催の「朝ごはんフェスティバル®」では2013年に「ビュッフェ部門」で全国1位に、さらに2016年にフレンチトースト、2018年にオムライスがそれぞれ千葉県1位を受賞するなど、高く評価されています。

 

お客さまの中には、「朝食がおいしいからホテルオークラ東京ベイに泊まりたい!」という旅行者もいるのだとか。

もちろん宿泊客以外でも利用OKなので、たまにはリッチな朝ごはんが食べたい!というときにオススメです。

 

常時70~80品が並ぶ朝食ブッフェ。

人気はオークラ伝統の味が食べ放題の「フレンチトースト」とシェフが目の前で仕上げてくれる「オムレツ&オムライス」です。

 

まずは、ふわふわの食感と口どけのよさが人気のオークラの看板メニュー・フレンチトーストをご紹介。

卵液をひたひたに吸わせたパンをレストラン フォンタナの北山シェフがブッフェ会場で焼き上げてくれました。

甘い香りがフライパンから立ちのぼり、食欲が刺激されます。

1枚1枚ふんわりと膨らんでおいしそう!

「できました!」と北山シェフ。

 

いただいてみると口に入れた瞬間ほろほろっととろけて、幸せいっぱいな気持ちに!

そのおいしさの秘密は下ごしらえにあるそうです。

カットしたパンを丸1日冷蔵庫に入れ乾燥させ、卵・牛乳・シロップから作る卵液にさらに1日たっぷりと浸します。

ちなみにとろけるような食感を重視してバケットではなくトースト用のパンを使用するのもコツなのだとか。

 

そのままでもおいしいのですが、カナダ産メープルシロップ ゴールデンをはじめ、ホイップクリームやチョコレートソースの他、自家製ブルーベリージャム、フルーツピューレ、ドライフルーツ、アーモンドスライスなど大充実のトッピングで味の変化を楽しんでも◎。

何枚でもお代わりしたくなっちゃいますね。

一番おいしい「できたて」を食べてほしいと、焼き上がるとシェフが鐘を鳴らして教えてくれますので、みなさんお聞き逃しなく!

 

続いて紹介するのはオムレツ&オムライス。

フレンチ歴30年以上のベテラン・境シェフの華麗な手さばきをご覧ください。

あっという間に出来上がり! 

美しい!!

オムレツは、プレーン、チーズ、コーン、オニオンの4種から選べます。一番人気はチーズオムレツですが、迷ったときは、全部もOK!要望があればお気軽にお声がけください、とのこと。

 

一方、オムライスは宮城県産の米をチキンブイヨンとバターで炊いた極上のチキンライスをとろとろの卵で包みます。

どちらもその場でオーダーを受けて作りますが、1皿30~40秒の早さで完成!

多いときで230食、少ないときでも150食を毎日作るという境シェフ。

失敗することはないんですか?という愚問に「私、失敗しないんで」とユーモラスに返してくれました!

この他、自分で乾麺を茹でて好みのトッピングでいただくフォー、7~8種が常時並ぶホテルベーカリーのパン、大人にも子どもにも大人気のカレー、季節の野菜が並ぶサラダバーなど気になるメニューがいっぱい。

ブッフェの予約はできないのですが、宿泊客の多くが近隣のテーマパークに出掛ける前に利用するので、平日で比較的遅い時間の9時30分前後がねらい目。

ただし天候によっても変わるので、混雑状況が知りたい人は前日にお問い合わせください…とのことでした!

 

 

ホテルオークラ東京ベイ

場所/千葉県浦安市舞浜1-8

営業時間(朝食ブッフェ)/7時~10時 (LO)
※営業時間は予告なく変更する場合があります。

料金(朝食ブッフェ)/大人 ¥ 3,200 小人(4歳~12歳) ¥ 1,550
<2019年元旦の朝食料金>大人 ¥ 4,150 小人(4歳~12歳) ¥ 2,400
(※すべて税サ込み)

定休日/なし 
※状況により朝食営業をお休みする場合があります。

アクセス/ディズニーリゾートライン ベイサイド・ステーションから徒歩またはシャトルバスで約3分

駐車場/230台(レストラン利用で3時間まで無料、以降30分ごとに270円)

電話番号/047-355-3333(代表)

※食物アレルギー表示について

ホテルオークラ東京ベイの朝食ブッフェは、下記の品目を使用している料理に原材料を明記しておりますので、アレルギーをお持ちの方でも安心してお召し上がりいただけます。

・アレルギー特定原材料7品目(小麦・そば・卵・乳・落花生・エビ・カニ)

・アレルギー特定原材料に準ずる20品目(アワビ・イカ・イクラ・サケ・サバ・オレンジ・キウイ・くるみ・もも・りんご・バナナ・大豆・松茸・山芋・牛肉・豚肉・鶏肉・ゼラチン・カシューナッツ・ごま)

プレートに日本語、英語、ピクトグラムで表記しています。

 

野菜たっぷりのワンコインモーニング ごはんcaféぷくぷく(おゆみ野)

2017年11月にオープンしたごはんカフェ。

自家栽培のものを中心に野菜をふんだんに使った、栄養バランスばっちりの定食メニューが評判です。

元看護師で小学生の男の子のママである竹中さんが1人で切り盛りしています。

もともと一度にたくさんの料理を作るのが好きだったという竹中さん。でも家族全員が少食なので、いつかはカフェをやりたい!と思っていたそうです。

店名の「ぷくぷく」は、お子さんが小さい頃によく読んでいたという絵本『きんぎょがにげた』からヒントを得て、魚を連想させる覚えやすい名前…ということで考案。

焼鳥屋さんだった店舗をご自身でペイントするなど工夫して内装を完成させたそうです。

赤を基調としたポップな雰囲気の店内は、前述の『きんぎょがにげた』の世界に入り込んだみたい…と個人的に思いました!

これまではランチとお弁当販売のみでしたが、2018年2月より、モーニングもスタート。

モーニングメニューは2種類あり、どちらももちろん野菜たっぷり!

ワンコインと手ごろな価格も魅力です。

モーニングパンケーキ(500円)。

ふわふわのパンケーキが3枚にサラダとキッシュ、ドリンクがセットに。

ドリンクは全メニューから選べますが、「ホットドリンクバー」をチョイスするとコーヒー、紅茶、ウーロン茶がお代わり自由で楽しめておトクですよ。キッシュはランチでも人気の品です。

 

中華風卵粥(500円)。

これからの季節にうれしいあったかお粥にサラダと小鉢付き、パンケーキと同様にドリンクもセットになります。

小鉢の内容は日替わりでこの日は自家製かぼちゃの煮物でした。

 

また、モーニングの時間帯にはスイーツの注文も可能。

秋から冬にかけては、焼き芋にアイスクリームをトッピングした「おいものはこぶね(紅はるか)」(350円)や「大学いもアイス添え」(300円)などが楽しめます。

家事を終えてゆっくり朝食を食べにくる主婦の方、小さいお子さんと来店して朝ごはんをシェアして楽しむママも多いそうです。

 

(※価格はすべて税込み)

 

ごはんcafé ぷくぷく

場所/千葉県千葉市緑区おゆみ野中央4-23-13-101

営業時間/9時~14時30分(LO14時)

※モーニングは9時~11時

定休日/水・日

駐車場/なし

アクセス/京成線おゆみ野駅から徒歩15分

電話番号/090-6758-3385

 

朝にピッタリ!ヘルシー志向のパン Bakery&Cafeつむぎ(ユーカリが丘)

全粒粉やライ麦を使用したパンが豊富にそろうベーカリー。

現オーナー・竹谷さんのお父さまである前オーナーは、製粉業界で40年間働き、定年したあとパン店をオープン。「小麦博士」と呼ばれ、パンに関する著書も記しました。

パンに使用する全粒粉は、お父さまも開発に携わったという製粉機を用いて店内で挽いています。

一般的な全粒粉特有のえぐみやふすま臭を抑え、配合の高い全粒粉のパンもおいしく提供。

 

そんなお父さまからパン作りの理論や技術を学び、2018年1月より竹谷さんがお店を引き継ぎました。

また、カフェやレストランで料理を勉強した奥さまと結婚されたのを機に2017年9月にお店の2階をカフェとしてオープン。

壁を塗ったり、窓の格子を自作したり…とご夫婦でDIYして作り上げた空間は、オシャレで落ち着いた雰囲気です。

こちらのカフェでは朝8時から焼き立てのパンや軽食が楽しめます。

イチオシは、「ミネストローネセット」(980円)。

全粒粉のものを中心にスープに合う4種のパン、ドリンクに加えて、一口大にカットした人気のパン4種も付くので食べ応えアリ!

お店自慢のパンでおなかいっぱいになりたい!という人はぜひ~。

 

もうひとつオススメなのが食パンの代わりにレーズン食パンを使った「レーズンフレンチ」(900円)。

一晩卵液に浸したレーズン食パンを弱火でじっくり丁寧に火を通し、外側をカリカリ、中をふわふわに焼き上げた品。

サラダやカリカリベーコンも添えられています。

 

お店に並ぶパンはドリンクを一緒にオーダーすればカフェスペースで味わうこともできます。

なかでも「全粒粉カレーパン」(160円)は、全粒粉のパン生地に2種ブレンドのカレーがたっぷり。ノンフライなので朝にもピッタリです。

また、「たまごサラダ」(360円)をはじめとするサンドイッチ類にもファン多し!

 

(※価格はすべて税別)

 

Bakery&Cafeつむぎ

場所/千葉県佐倉市ユーカリが丘2-2-7

営業時間/8時~18時 ※カフェは~15時(LO)

定休日/月、火

駐車場/4台

アクセス/山万ユーカリが丘線公園駅から徒歩1分

電話番号/043-377-3752

 

遅く起きた朝は… ベーグル専門店「1room」(西千葉)

2018年4月にオープンしたばかりというベーグル専門店「1room」。

JR稲毛駅と西千葉駅のちょうど間くらいに位置し、閑静な住宅街にあります。

近所に幼稚園や小学校、中学校があるので、お客さんの多くはご近所のママさんたちですが、インスタグラムがきっかけで、遠く神奈川県から2時間かけて買いに来た方もいらっしゃるんだとか。

 

取材の日も、市原市から買いに来たというお客さんに出会いました。

「ここのベーグルを買うためにわざわざ来ました。そこまでしてでも食べたくなるベーグルです!!」と、笑顔で話してくれました。

そう言われて私も注文!

ベーグルDOG(スモーク、チーズ、レモンの3種類 各種380円)をチョイス。

 

ソーセージがボリューミーで、これ一つでおなかいっぱいになります。

ベーグルというと、ちょっと硬いずっしり感を想像すると思いますが、1roomのベーグルは、軟らかくてとても食べやすい! けど、モチモチ感はしっかりとあります。

 

ベーグルのずっしり感が苦手な人にも好評で、わざわざ遠くから買いにくるというのも納得です。

 

 

そんな人気店ですが、お店は、木・金・土曜日のみのオープン。

「レア感から来てくれるんですかね~」と笑う店主の伊藤さんは、オーダーで“ものづくり”もしています。日曜日は近所のイベントに参加し、残りの日を“ものづくり”にあてているそう。

 

「8月はまるまる休みました。エアコンがないので(笑)。そうしたら、7月の終わりと9月の初めにお客さんがたくさん来てくれて…。休んだ8月にたまっていた“ものづくり”の仕事を片付けられたし良かったです。

以前は、千葉駅から徒歩5分のところでお店をやっていたのですが、家賃が高かったので、“稼がなきゃ”っていうガツガツした感じが嫌でやめました。今は、いいペースです(笑)」

 

そんな伊藤さんが内装を全て手掛けたという店内は本当におしゃれ!!

元々老夫婦が住んでいたという築60年の一軒家を借り受け、10カ月掛けて改装したとのこと。大家さんから「取り壊そうとしていた物件なので、何をしてもいい」と言われたのがこの場所にお店を出す決め手になったんだとか。

 

 

ベーグルの種類は、季節もの(秋はマロン系)を入れ替えたりしながら、定番のものを含め10種類以上用意しています。

冷凍すれば、1カ月くらいは、日持ちするので、手土産にも良さそうです。

 

レンジで20~30秒温めればOKなので、持ち帰って次の日の朝食にも。

人気のショコラベーグル(写真上 260円)、伊藤さんおすすめのマロンクリームチーズベーグル(写真左下 280円)、定番のくるみベーグル(写真右下 230円)

 

ベーグル注文で、コーヒーやソフトドリンクなどの飲み物が50円引きになります。

冬はスープメニューも考えてるとのこと。あったかいスープとベーグル、想像しただけで幸せになりますね~。

お店のオープンは11時。遅く起きた朝は、わざわざ出かけて、モーニングしてみてはいかがですか?

 

「店主はやる気ないんですけどね~(笑)」と伊藤さんは言いますが、そのギャップがたまんないです!

 

(※価格は全て税込み)

 

1room

場所/千葉県千葉市稲毛区穴川1-8-43

アクセス/JR西千葉駅・JR稲毛駅から徒歩15分くらい

営業時間/11時~19時

定休日/日~水曜

駐車場/1台 ※近隣にコインパーキングあり

インスタグラムはコチラ

 

 

《番外編》山梨へ卵かけご飯を食べに行く贅沢! ほったらかし温泉

千葉県からわざわざ山梨に! しかも朝ごはんを食べに行くという贅沢~。

 

 

日の出の1時間前からオープンするという「ほったらかし温泉」。それならばと、深夜に千葉を出発して、4時前に到着。まだ、辺りは真っ暗でしたが、駐車場には車がちらほら。

 

きれいな星空を堪能しつつ、待つこと数十分…。

あたりが白みはじめます。

空の色が、紫がかったり、ピンク色に染まったりと、分毎に変化していき、ずっと見ていたくなる景色が広がります。お天気がよければ富士山を望むこともできるそうです(残念ながらこの日は見られませんでした)。

 

美しい景色を見ながら、入る温泉は格別です。お湯は、刺激が少なくぬるめなので長く入っていられました。

ついつい長湯になり、おなかがすいたところで…

オススメの朝ごはん登場です!

 

 

ほったらかし温泉には、「気まぐれ屋」という山小屋のような食事処があり、日の出頃からなくなり次第終了するという朝ごはんメニュー「卵かけご飯」が食べられます。

メニューは、この「卵かけご飯」の1種類のみです。

お味噌汁と、納豆と、たくあんが付いて500円(お味噌汁の中身は日によって変わるとのこと)。

 

おいしい自然の空気に包まれているからなのか? きれいな景色を見ながら食べるからなのか?

ただの卵かけご飯が特別おいしく感じます!!

 

魚沼産コシヒカリを使用した炊き立てのご飯、シンプルですが、わざわざ食べに行く価値ありです!!

 

ほったらかし温泉

場所/山梨県山梨市矢坪1669-18

定休日/無し

時間/日の出1時間前~22時(最終受付21時半)

料金/入浴料 大人800円 小人(0歳~小6)400円